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08/1/12 ニセコモイワ

みんないろいろと都合が合わなくて、結局S木くんと二人きりでニセコモイワに行って来た。ニセコモイワに行くのは今回が初めてだった。

6:30にまだ薄暗い札幌を出発すると、進む方向の空をはどんより黒い雲が覆っている。中山峠を越えると吹雪。山の向こう側は天気が全く違った。ニセコモイワには8:30には到着した。コースが分からないので、はじめはスキー場内を滑ることにして、ザックを車においてセンターロッジへ入った。割引券を見つけられなかったので、通常料金で一日券を買ってしまった。貴重な600円が……。

とにかく、風も強くて寒かった。滑る準備が終わって9時から動き出したクワッドにいきなり乗って上まで行ったけれど、着く頃には手足の指先が冷たくなってしまった。ひげを剃るのを忘れたのでネックウォーマーをしていたけれど、今日の天候には必需品だった。

コースが分からないので、午前中はぶらぶら滑った。みんな結構滑っていてボコボコだったけれど、そこそこ面白かった。けれども、さすがにノートラックの斜面が滑りたくなって来たので、尾根の向こう側へ回ると、先行者はいたけれどまずまずの斜面を滑り降りた。トラバースのトレースはちゃんと付いていたので、テイネと同じように樹林の中を走り抜けてリフトに戻った。これを数回繰り返しているうちに、寒くて手足がしんどくなってきたので、レストランに行って昼食をとった。

クラック
場所によってはクラックも入っているので要注意。

昼食をとっていると、青空も出て来て、ときおりゲレンデを太陽が明るく照らすようになった。俄然やる気が出て来たので、休憩も程々にして車からザックを持って来てクワッドに乗り込んだ。

アンヌプリ
クワッドを降りるとアンヌプリのお出迎え。

スキーを履いたまま登り、適当な場所で沢の上に出ると、いい斜面が残っていた。弱層テストをして判断が分かれたので、安全な方を選んで樹林のそばを滑った。このとき、アンヌプリのピークも見えていて、陽射しもあるのでとても気持ちよく滑れた。小さい尾根上はほどよい積雪で浮力が得られて楽しかった。せっかくニセコモイワに来たので、次には見返坂を眺めながら滑った。ここがかなり気持ちよかったので、次の1本をラストにすることにして、尾根のさらに向こうを滑ることにした。

アンヌプリをバックに
アンヌプリが隠れる前に慌てて撮ったらやっぱり失敗したのでトリミング。

ここまで来ると、さすがに移動も大変なので、まだトレースの入っていない場所が残っている。浮力を感じて滑るのが楽しい。傾斜が急になる手前から、尾根を巻いてトラバースして帰路につく。途中、ベストな斜面があったけれど、危なそうだったのでスルーした。最終的に沢に降りることになったけれど、トレースに従って進むとアンヌプリスキー場への分岐を過ぎ、しばらくしてちゃんとリフト乗り場の裏に出ることが出来た。

雪庇
雪庇
見返坂は雪庇が発達してるのでデンジャラス。

初めてのニセコモイワにしては、あちこち滑れて楽しかった。コースも地形も分かったので、次はもっと楽しめそうだ。とはいえ、ゲートから外に出ると完全な冬山なので、いい加減な気持ちでいると痛い目に遭いそうだ。帰りのトラバースも気を抜くと木にぶつかりそうだ。途中、川に落ちそうになって怖かったし。とりあえず、修理したGotamaは問題なく滑った。

今日はアンヌプリとヒラフのゲートは閉じられていたようだ。ニセコモイワに来ていてよかった。

リフト券を見せると500円で入浴出来るらしいので、甘露の森に行った。豪華な建物で、浴室の入り口まで自動ドアだった。露天風呂もあったけれど、今日は寒過ぎて、お湯に入っていると強風でまつげが凍り付いた。髪の毛もガチガチ。

まだ、時間が早かったので、夕食は札幌まで帰ってからにした。家の側にあるかつ徳に初めて行ってみると、赤井川サラダポーク豚のとんかつは肉が厚くて思いのほか美味かった。かつ伴よりずっと美味かった。

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