08/1/4 羊蹄山
正月休みに1回はどこか山へ行きたいと思っていたので、羊蹄山に行って来た。
5時にO宅を暗い中出発して、吹雪の中山峠を越えて、真狩の墓地には7時前に到着。その頃には辺りも明るくなって来たけれど、さすがに時間が早かったのか他に車はなくて一番乗りだった。
ダラダラと準備をして、7:40に登頂開始。林道には前日までのトレースが残っていて、新雪は5 cmほど。トレースを進んで砂防ダムに着いて少し休憩。
ここからちょっと迷って、隣の尾根(神社ノ沢コース)を登ることになった。こっちにもトレースがあるので、途中までは使わせてもらった。登っていると、時々青空から陽射しが現れて、風で冷えた体が温められる。西風が強いので、尾根の東側に回って風を凌ぎながら登った。1000 mくらいまで登り、クリスマスツリーが見える辺りで沢を越えて隣の尾根に復帰した。嬉しい悲鳴というか、期待以上に雪が深くてラッセルがしんどい。先シーズンはありがたかったな。
何度か滑った見覚えのある斜面に出たので、そこからひたすら高度を上げる。吹雪がひどくなって来たので、1300 mまで登ってそこから滑ることにした。時間はちょうど12時。
滑る斜面は吹きだまりになっていて、弱層テストをするのに掘ったら、アイスバーンの層まで80 cmくらいの積雪があった。インチキシャベルテストでは15 cmくらいに肘。ハンドテストでは20 cmに肘。さらに30 cm下に肩。Oも同じ層だけど、どちらも手首だった。個人差だろうか。斜度もないし、ブッシュもあるのでそのまま滑った。
今回デジイチを持って来たので、前半ビデオカメラで、後半デジイチにした。どっちにしても、このクソ寒い中撮影なんてするもんじゃなかった。指先ばかりか、体まで冷えきった。フリースの胸ポケットに入れておいた替えのバッテリーもすぐに使えなくなってしまった。こんな日にデジイチは無理だと思った。
雪質は風のせいかとても重い。吹きだまってないところはアイスバーンに底付きして滑りにくい。残念ながら、快適とは言えないパウダーだった。
オープンな斜面を滑り終えて、薮の中を下山して行くと、また迷ってしまった。細い尾根に出てしまい、沢をいくつか越えて、最初登るはずだった尾根(墓地ノ沢コース)にようやくたどりついた。そこからはトレースをたどって林道を抜け、車まで戻った。14:30になっていた。
その後、寒いので真狩温泉に行って暖まった。
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コメント
Oは何で滑ってるの?まさかベガ?
うますぎる。
投稿: soto | 2008年1月 5日 (土) 14時45分
この滑りを見て、ベガを履いているとは誰も思わないだろうね。ベガで1級とったらカッチョイイと思わない?
投稿: H本 | 2008年1月 5日 (土) 16時53分
まじでベガなの!?すげーすごすぎる。
三段山のビデオ見てOが一番上手いと思ってしまったぞ。一番沈んでるからそう見えるのかな?
投稿: soto | 2008年1月 6日 (日) 01時31分
見えた通りなんじゃない?少なくとも、一番気持ち良さそうだ。
投稿: H本 | 2008年1月 6日 (日) 22時46分
>H本
デジ一とビデオでいい絵を撮ってくれてありがとう。撮影では指も体も凍りついたけど、とても記念になるね。ベガで1級なら、不整地(こぶ)をどうにかすればいけるんじゃないかな。テクニカル以上は…ちょっと無理かな…。
>soto
久しぶり!ベガもまだ結構イケてるでしょ。上から4番目の座ってる写真には、懐かしきジルブレッタ300が写ってる。どちらも、2000年の無意根ツアーに参加するために買い揃えたもの。正直ファット+ディアミールが喉から手が出るくらいほしいけれど、もうしばらくはこれで辛抱するよ。来月やっちが来るみたいだけど、また一緒に滑ろう。今年もヨロシク!
投稿: O | 2008年1月 7日 (月) 11時05分
Oにはファット+ジルブレッタ300に挑戦して欲しいけど。
投稿: H本 | 2008年1月 8日 (火) 23時07分