08/1/6 旭岳
はじめは十勝連峰のどこかへ行こうと思ってたけど、Oが行けなくなったので、以前からY口さんも行きたいらしいと聞いていた旭岳に、Y口さん、S木くんと3人で滑りに行った。
下道を通ってロープウェイの始発に間に合うようにと思い、がんばって5時に札幌を出発。真っ暗な国道を走っていると、右手の地平線近くに、赤くて細長い月が浮かんでいた。空を見上げると、ちらちらと星が瞬いているのが見える。曇ってはいないようだった。6時を過ぎると段々と空が白んで来て、月が浮かんでいる方向から薄らと山陰が現れて来た。旭川市街に入る頃には、ぼんやりと朝焼けが見えた。天気予報に反して陽射しがあるかもしれない。天気が良さそうなのでテンションが上がる。
札幌と比べて旭川の積雪が多いことに驚きながら旭岳へ車を走らせた。途中の道路は期待したほど雪が多くないので心配になったけれども、そこは高山。旭岳温泉に停まっている車には10 cmほどの新雪が積もっていた。旭川に入る前に道路を間違えて少し遠回りしたけれど、ロープウェイ乗り場には予定よりも早く着いた。駐車場には8:10で2番目だった。建物が開く8:30まで車の中で朝食をとっていると、青空が出て陽が射して来た。
今回はシールを持たず、奥へ行かない予定なので、1日券で滑ることにした。始発に乗って姿見駅で降りると、しんしんと雪が降っていて視界も良くない。埋もれきらないハイマツを頼りに滑るけれども、一面真っ白で酔いそうになる。一段目を降りるまでは視界が悪かった。それでも、雪質はさすが旭岳。他ではなかなか味わえない軽さの「フェザースノー」だった。いいルートを選びさえすれば、雪が軽いので腰までのパウダーを楽しめる。センター100 mmオーバーのファットスキーでも腰まで沈んだ。
残念ながら陽が射したのは朝だけだったけれど、代わりに雪が一日中しんしんと降り続けるので、雪面に入ったトラックは数時間でリセットされた。午後になると、ほとんどどこを滑ってもフェイスショットだった。滑るポイントを知っていれば、もっと楽しめるのだろうけど、撮影もしながらだらだらと滑り、結局ロープウェイには6回?しか乗れなかった。15:20発のガラガラのロープウェイに乗って滑り降りる頃には、辺りは薄暗くなって来て気温もグッと下がったので、ラストをじっくり楽しむ余裕もなく急いで降りた。
S木くんは秘密兵器第2弾のSDR-S200でどんどん撮影してくれる。
ビデオも写真も撮ったけれど、やっぱり視界がいい時に撮りたい。滑りだって。結局、ラストの前に車にカメラを置いてから滑った。樹林に隠れずに長い距離をビデオで撮影できなかった。平日ならともかく、競争率の高い旭岳は撮影向きじゃないかもしれない。
スキーの後始末が終わったら、急いで白樺荘に行って温泉に入った。露天風呂で飯をどこで食べるか相談していると、リニューアルしたという近くの「なんとか荘」のレストランを、旭岳温泉に泊まっているらしい他のお客さんに勧められた。けれど、札幌に帰んなきゃいけないので、結局いつも通り「かつ伴」に行った。店員が訊くのでつい勢いでご飯大盛りにしたら、最後に山盛りのキャベツがつらかった。メンバーカードまでもらったので、また帰てしまいそう。
旭川もかなりの雪だったけれど、いったん途切れた雪が札幌に入ってまた強く降り始めた。家に着いたときも札幌は吹雪いていた。帰り道でナビをしてくれたS木くんの指示を聞かなくて、道を間違えてまた遠回り。着いたのは22時過ぎ。やっぱり旭岳は遠かった。
翌日、右膝をひねっていることに気付いた。木に引っかかって転んだ時にやったようだ。
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コメント
6日に行ったんですか。
5日、丁度滑り終わった後にかなり雪が降ってきたから
翌日はいいだろうなぁと思ってましたがやはり。
視界が悪かったのは残念ですけどそれでも楽しめた
みたいですね。自分は旭岳にハマりそうです。
投稿: N田 | 2008年1月 7日 (月) 21時40分
実は、6日も温泉に入っている時にかなり降っていて、S木くんが職場放棄して泊まって行くか迷っていたほど。旭岳の白い粉には中毒性があるね。
投稿: H本 | 2008年1月 8日 (火) 00時53分