08/2/17 ルスツ
昨晩、露天風呂に入っているときは雪は止んでいて、翌日は天気が良くなると思っていた。けれども、朝ちらちら降っていた雪は、朝食を食べ終わった頃から強くなり、車には5 cmほど雪が積もっていた。家に戻ってファットスキーとボードを持って来ようかどうか、滑った後は悩んでいたけれど、温泉に入ったら面倒になって、結局、Dogenのまま。雪がこんなに降っているのに、今日もつまらないんじゃないかとテンションが下がる。
いまいちなテンションを上げるべくiPodのプレイリストを切り替えると、しばらくしてCapsuleのLucky Loveが流れているときにIttyとT花が反応を示した。温泉で見たバラエティ番組のBGMで使われていたCowboy Bebopの曲に気付くあたりも、さすがにT花だと感心したばかりなのに。T花がPerfumeや秋葉系の話をしているうちに中山峠を越えたけれど、雪は相変わらず降りしきっている。
コンビニでチケットを買う予定だったけれど、喜茂別のセイコーマートには売っていないようだったので、結局、留寿都のローソンまで行ってしまった。けれど、その途中でスキー・ボードのレンタルショップを見つけたので、そこでsotoはボードを借りて、チケットもそこで割引券をもらおうということになった。
自分もファットスキーを借りようと言ったのは半分冗談のつもりだったけれど、勢いで借りてしまった。どんな板があるのかを店員に尋ねると、料金が高いゴールドの太い板、続いてシルバー、ブロンズと安くなるけれど、最初からファットスキーにしか興味がないので、一番太い板はどれなのか聞いてみた。すると、出て来たのはTeneighty Gunで、Gotamaより細いじゃないか!逆ベントの板がないのか聞いてみると、やっぱり置いていないらしい。それでもDogenで滑るよりは遥かにマシなので、5,000円でGunの182 cmを借りる。隣でsotoがボードのレンタル料を支払っているのを見てショックを受けた。ブロンズの板とブーツで3,600円。ガーン。これは何が何でも元を取るしかない。
イーストの駐車場に車を停めて、すぐにチケットを買いゴンドラへ。そこで、ルスツのゴンドラにファットスキーが立てられないのを思い出した。仕方なく中積み。加森よ……。
イースト山頂からイゾラへ移動するためにまずはGunで整地滑走。Gotamaよりは滑りやすいけれど、Sethの方が滑りやすい気がした。いきなりボコボコのアクロスBを大回りしたけれど、さすがにGunは安定していた。
何本かイゾラで滑るともう我慢出来なくなって、リフト乗り場で合流することにして、パウダーを滑りに行った。今日も基礎スキートレーニングのおかげで、パウダー大回りが気持ちいい。先シーズンとは明らかに違う感触。あまりの気持ちよさにIttyもセットバックさせて誘ったら、案の定トラバースでハマってしまった。自分では2、3本滑っただけで、元は取った気分だった。Gunは軽くて、パウダーではGotamaと同じような滑り心地だった。
昨日の今日で、sotoもIttyもさすがに疲れて来たようなので、15時にはイーストへ戻ることにした。もちろん、自分の身体にもかなり疲労が溜まっていた。お帰りコースは向かい風の吹雪で寒過ぎ。
慌てて車の所まで行って荷物を始末して、急いでレンタルショップまで板を返しに行った。すでに時間は16時。空港へ行く途中で飯を食う時間がないかもしれない。とりあえず千歳空港へ向けて出発した。
途中、きのこ王国の看板が目に入ったので、きのこ汁で軽く腹ごしらえをした。意外に千歳空港は遠く、T花の大好きなチョコレイト・ディスコを聴きながら走って、着いたのはもう18時だったような気がする。道路も結構混んでいたので、運転が眠かった。空港で荷物を下ろし、来シーズンも合宿を実施することを約束して二人と別れた。
タイトル未定(DVD付)
アーティスト:Perfume |
腹も減ったので、急いで札幌へ帰ってスープカレーを食べることにしたけれど、行きつけの店が臨時休業中。仕方ないので、マジックスパイスに行く。先シーズンの合宿では、T花とGotyと一緒に寄った。店に入って注文してから、他にも日曜の夜にやってそうな店があることに気付いた。失敗。まあ、札幌のスープカレーの定番ではあるし、sotoも初めてだったので悪くはなかっただろう。ただ、スープカレーを食べたかったのに、マジックスパイスはあまりカレーっぽくなかったので、かえってスープカレーが食べたくなってしまった。
マジックスパイス スープカレーの素 |
ロッヂに帰っても風呂がないというsotoの希望で、桑園まで温泉に入りに行くことになった。いい加減疲れていて、温泉まで急いでいると、赤信号でゆっくり停車しようとしたところに、いきなり反対車線から前にタクシーが飛び出て来た。ブレーキを踏んでも滑って止まらない。ABSでもタクシーを交わす隙間がない。仕方がないので道路脇の雪山へ車の左から突っ込ませて、派手に雪を舞い上がらせながらも、タクシーの1 m手前でなんとか停車。タクシーの方を見ると、窓ガラス越しに運ちゃんが手で謝る仕草をしながら、どうするかと思っていたら、そのまま逃げて行った。
とりあえず自分たちが無事だったのと、疲れていて早く温泉に行きたいのとでタクシーを見逃してやった。けれども、sotoが車の外に出てバンパーが歪んでいるのを確認したので、タクシーを捕まえて直させれば良かったかも。もともと壊れてはいたんだけど。とはいえ、この運ちゃんのせいで、今後は礼儀を知らないタクシーは許さない。
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