佐々木 匠 写真展
知人の知人が写真展を開いているらしいので、札幌市写真ライブラリーまで行った。待ち合わせの時間より早く写真展の会場に着いてしまったので、ざっと観るつもりが3回も観ることになってしまった。
最初観て、あまりいい写真だとは感じなかった。「人の暮らしの情景」という割には、写真から人の暮らしが伝わって来ない。函館の写真はまるで観光に行ったときに撮ったかのように、天気がいまいちでパッとしない。構図も退屈だったり。栗山で撮った蝶の写真の中に割といいと思うものが1枚あったけれど、蝶や花の名前も分からないそうで、被写体への思いが伝わって来ない。洞爺湖の写真は忙しい中通っていい条件を狙って撮影したらしいけれど、こちらもパッとしない感じだ。最近はウェブ上にいい写真がごろごろ転がっているので、物足りなく感じた。とはいえ、入場無料だしまあよし。
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コメント
蝶や花の名前も分からないそうで、被写体への思いが伝わって来ない。…名前も知らない美しい花に出会った時にそれを汲み取る感性が無いってことですね。カテゴライズされた中で自分に都合の良い物しか愛でないのは感受性の欠如の他、器の大きさも関係してると思います。
写実的に描かれた花を観て、何か分かるから良いと思うのと、その作品自身が持つ魅力とは別の事だと理解した方が良いと思います。
投稿: | 2011年5月17日 (火) 08時17分
>名無しさん
名前も知らない美しい花に自分が出会ったら
その花について知りたくなりますし
作品を展示するなら名前くらいは分かる範囲で調べます。
だから、ただ撮って終わりの撮影者からは
作品への思い入れが感じられなかったというだけです。
要は好みがちがうわけで
彼の作品は他の人の作品とは異なり
そのちがいを超えて感性に訴えかける作品が少なく
唯一少しはいいと思った作品だったから
わざわざ気をつかって撮影者に質問してみたのに
期待はずれの残念な解説だったというだけです。
作品自体の魅力ばかりか
撮影者にも魅力を感じなかったので
こんな身内向けの写真展へは
もう二度と来たいと思いませんでした。
当時は、金さえあれば写真展は誰でもできる
って知りませんでした。
旅行スナップは友だちのだけで十分です。
むしろ友だちの方が作品自体も魅力的ですし。
自己満足はどうぞ勝手にやってください。
書き込んだのが本人、知人、他の誰かは知りませんが
感受性の欠如やら器の大きさがどうだとか
中学生みたいなことを書き込まないでください。
削除されないだけありがたいと思え。
投稿: H本 | 2011年5月19日 (木) 00時54分