サンタクロースはキョーサン主義者
月曜日にシアターキノへ「ぜんぶ、フィデルのせい」を観に行った。モーニングショーと思って朝行ったけど、月曜日はカップルサービスデーだったので200円得した。
映画は思った以上にテンポがよくて、全然退屈することがなかった。主人公のアンナが以前教わった「キョーサン主義者はアカい服を来たヒゲ男だ」という話を、弟のフランソワが聞いて「それはサンタクロースだ」というように答えたシーンがあった。確かに、その言葉から子供がイメージするのはサンタクロースだろう。
けれども、サンタクロースは貧富に関係なく平等にプレゼントを配るという話だったはずだ。実はしっかりキョーサン主義者だった。同じくキリストもキョーサン主義者なわけで、出発点が合理性か信仰かの違いだけのような気がする。
アンナがデモに連れて行かれた場面で、メーデーのデモに連れて行かれたのを思い出した。もちろん、機動隊が出てくるようなものじゃなくて、山車や仮装のようなものもある楽しい労働者の祭典だったけど。
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