そっとネコぼけ
ちょっと前のしんぶんに動物写真家 岩合光昭のコラムが載っていたので、公認ホームページへ行ってみたら、新しい写真集発売のニュースが載ってた。表紙の写真は会員の投票で決めたらしいのだけど、特別ネコ好きじゃない自分でも「これはっ」と思う写真だった。裏表紙の昼寝も気持ちよさそう。「ネコに金星」の表紙で飛んでるネコもいい。
そっとネコぼけ
著者:岩合 光昭 |
ネコに金星―ニッポンの猫写真集
著者:岩合 光昭 |
実はいままで岩合氏がこんなにネコを撮る写真家だったとは知らなかった。その岩合氏は、3/29から北海道の知床へ来ているそうだ。温暖化で早まったヒグマの春の目覚めを撮りに来たとのこと。前十勝岳に行ったときには、ねこやなぎやま日記にクマの足跡があるって書いてあったと聞いても信じられなかったけれど、どうやら温暖化はヒグマの生態にも大きな影響を与えているようだ。
岩合氏が出演する番組が3/30に放送されるのを知らず、見逃してしまったのは残念だ。「山からシカ等が出て市の『有害動物を駆除します』という放送を聞くとき」、つらいそうだ。
動物は山が開発され、すめなくなったから出てくるんです。人間は動物が何を食べるのかよく見て、森をどうしたら育てられるのか考えなければならない。ちゃんとした森があれば、動物は「有害」ではない。
北海道はエゾシカが増えていろいろと被害が出ているという。エゾシカが増えた理由の一つとして、人間がエゾシカの天敵だったエゾオオカミを絶滅させてしまったことは有名だ。動物は食べ、食べられる関係があるということを意識することが大事なんだろう。
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