何となく分かった気がするノッキング
新車購入から5、6年は全く問題なかったのに、1,500-2,000 rpmでエンジンがカリカリと音を立てるノッキングが発生していた。ノッキングが起きると、アクセルペダルを踏み込んでも回転数が上がらないので、トルクが出ずに加速しない。それでもアクセルペダルを踏み続けていると、少しずつ回転数が上がって行き、2,000 rpmを越えたあたりでいきなりノッキングが消えて回転数が一気に上がる。当然、急加速することになるので、運転していてもとても不快だった。
もっと高回転でクラッチを繋げばいいという話を聞いてからは、ローで回転数が3,000 rpmを越えるまで引っ張ってから、2,000 rpmに落ちる前にクラッチを繋ぐようにしていた。ところが、ノッキングはしないものの、燃費が悪いったらしょうがない。エコドライビングしたいのに、ガソリン食いまくりだった。
クラッチを繋ぐタイミングを変えてみたりと試行錯誤の末に何となく分かったのは、どうやら回転数が低い方がノッキングが起きづらいようだということだった。一般的にノッキングは低回転でクラッチを繋ぐと起こるらしいけれど、どうも逆のようだ。シフトアップをのんびりやって、回転数がアイドリング状態まで下がってからクラッチを繋ぐと、なぜか知らないがノッキングが起こらなくなった。
別に急加速が必要なほど追い越しはしないし、結果的にエコドライビングに近づくから、これでいいんだろう。故障していたノッキングセンサーを車検で交換しても全く改善されなかった問題が、こんな方法で回避できるというのは意外だけど。とはいえ、根本的な問題の解決にはなっていないので、山の中で車が止まらないことを祈ろう。
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