アップコンバートがいい
DIGAのアップコンバートが予想以上にいいので驚いた。
東芝のRD-X4でBS海外ドキュメンタリーをDVD Videoに焼いたものは、当然、SD画質で、しかもレターボックスになっている。RD-X4をハイビジョン液晶テレビにD端子で接続してそのDVDを再生すると、普通のテレビで見ていたときよりもノイズが目立って、とても見れたものじゃない。
ところが、DMR-XW300で再生すると、SD映像をHD映像にアップコンバートする機能のおかげで、ノイズがほとんど目立たなくなる。この機能はかなり強力で、テレビの画面サイズを変更してレターボックスの上下を切って拡大表示させても、十分きれいに見える。アップコンバートは市販のDVD Videoにも有効で、実際、DVD VideoがSD画質だということをこれまで忘れていたほどだ。
マニアでもなければ、BDなんてなくてもアップコンバートで十分だ。DVD Videoが消滅してBDに完全に移行するなら別だが、当面はBDは全く必要ないと再認識した。一時は東芝からHD DVD事業から撤退するというメールが送られて来てビックリしたけど、再生機能がちゃんとしてれば、別にHD画質で録画する必要もないと気付いた。結局、新製品を次から次へと消費者に売りつけたいメーカーに踊らされているだけだった。
ちなみに、MacBookを液晶テレビにDVI端子で接続して、ブログに載せてる320x240 pixelの動画をフルスクリーン表示してもそれほど見づらくはなかった。アップルからは「解像度を上げろ」と何度か催促されたけれど、ココログフリーの制約もあるので、大目に見てもらおう。まあ、さっさとPodcastの登録を解除すればいいだけの話なんだが。
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