国産クラスター爆弾
今朝のNHKニュース(5月19日 6時36分)で、クラスター爆弾の国際的な規制を目指す動きについての報道があった。一部引用。
ところで、自衛隊は4種類のクラスター爆弾を保有しています。このうち航空自衛隊は、小型の爆弾をおよそ200個内蔵し、戦闘機から発射するタイプのものを1種類保有しています。また、陸上自衛隊の保有するものは3種類で、数十個の小型の爆弾を内蔵し専用の車両から発射するりゅう弾と、対戦車ヘリコプターから発射するロケット弾、さらに車両から発射するロケット弾があります。これらのクラスター爆弾は、アメリカと政府間調達をしたものと、国産のものがあり、すでに調達は終わっていますが、保有している数については能力にかかわるとして公表されていません。クラスター爆弾の保有について、防衛省は、日本の海岸の広い範囲に敵が上陸し、通常の爆弾では対応できないような事態にすばやく対処するために必要だとしています。
自衛隊がクラスター爆弾を持っているのは知っていたけれど、まさか国産クラスター爆弾があるとは思わなかった。さすがは「モノづくり大国」ニッポン。金になるなら何でも作るんだなぁ。非核三原則をなくしたら、間違いなく原爆作るだろうね。原料は日本中に余ってるし。六ヶ所村で、もうこっそり作ってたりして。
日本政府は、これまで人道上の懸念と安全保障上の必要性とのバランスをとる必要があり、信頼性や正確性の低いクラスター爆弾については開発や生産を禁止すべきだとしながらも、全面禁止については慎重な立場をとっています。
人道上だなんだと言ったところで、戦争になったらそんなもんは意味がなくなるんだからバカバカしい。敵は人じゃない。全面禁止にしない時点で、しっかり使う気があるのが見え見えだ。
まあ、せっかく国産でがんばっているのだから、農業の二の舞にならないように、兵器の自給率はどんどん上げてもらおう。そうしたら地産地消だ。
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