滝川 菜の花畑
もうシーズンも終わりそうな雰囲気なので、今年も滝川まで菜の花畑を観に行って来た。雪解けが早かっただけあって、菜の花の開花もかなり早いようだった。滝川市の開花状況を見ると、見頃は5/10-25で、たきかわ菜の花まつりも前倒しで18日にやるらしかった。
朝、札幌が晴れていたので期待していたのだけど、滝川に近づくにつれ雲が多くなって来た。道の駅に9時に着いて、そこから自転車を降ろして辺りを散策した。去年も通った道は、車なら何てことのない上り坂だけど、自転車だと結構長くきつく感じた。
暑くなったのでカッパを脱いでいると、通りの向こうの菜の花畑をネコが歩いていくのが見えた。そっとネコぼけを見てからちょっとネコが気になりだしたので、そっと様子を眺めていた。
向こうも気付いたようで、こちらの気配を廃屋の陰からうかがっているようだった。
その後、ネコは木の陰に移ったけれど、ネコが隠れていることに気付かずに近づいて来たおばちゃんを警戒しながらじっとしていた。おばちゃんがいなくなってからネコがいる方の菜の花畑へ近づいていくと、ネコは菜の花畑に走って行った。
道路をしばらく登って、高速道路の手前で左折して進むと、見覚えのあるカーブが正面に見えた。去年は小屋の周りに菜の花が咲いていた畑は、今は何も植えられていなかった。連作を避けているのだと思うけど、今年も期待していたので残念。
自転車は予想以上に疲れるので、仕方がなくネコがいた菜の花畑の裏へぐるっと回って行った。畑のそばを菜の花と暑寒別岳を眺めながら歩いていると、不意に背後で気配を感じて振り返ると、さっきのネコが側溝に降りて逃げていくところだった。
せっかく再会したので追いかけてみたけど、今度も菜の花畑に飛び込んで消えてしまった。
暑寒別岳の方は曇っているけど、雪はしっかり残っているようでまだ白い。
まだ5分咲きの菜の花畑は上から見下ろした方がきれいなようだ。
隣の区画の菜の花畑に向けてカメラを構えていると、足下をのっそりとネコが通っていった。さっき会ったネコとは違うようだった。
農家の庭先を小鳥が走って行った。
何となく空を見上げたら、頭の上に輪っかがかかっていた。でも、死んだわけじゃなかった。輪っかは薄い虹色だった。
菜の花畑を見ると、また別のネコが歩いていた。よくネコに会う日だ。
道路の脇で動いている小さいものは小鳥だった。
国道を渡って反対側にも行ってみた。踏み切りを越えずに線路の手前で道を折れて歩いていると、道端の土手にはヒメオドリコソウと白い花が絨毯のように咲いていた。
待ち合わせの時間より少し早く道の駅に戻った。それから合鴨丼を食べる。
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