新見温泉
目国内岳を登ったらさすがに汗もかいたので、新見温泉に初めて行ってみた。
新見峠からくねくね曲がる細い道路を下りて行くと、道路が広くなったところで右手に温泉の建物が現れた。早速中へ入ると、女中さんがスリッパを出してくれて、入浴料500円を支払った。風呂は内湯と露天風呂が別のようで、野天風呂と書いていて混浴らしかった。野天風呂には洗い場がなさそうなので、素直にまずは内湯の方へ向かった。
温泉のお湯は濁りもなくきれいだった。温度は少し高めだろうか。ゆっくり浸かるには熱いので、ある程度身体が温まったら、身体を拭いていったん服を来てから野天風呂へ行った。
野天風呂に人の気配がしたけれど、さすがに女性はいないだろうと思っていたら、中年夫婦が入っていた。水着やバスタオルを使うなとは書いているけれど、備え付けの湯浴み着があるので、変に気を遣う必要はなかった。野天風呂と言っても、普通の露天風呂のようにしか見えなかった。
風呂から出て、受付の横に飾ってあった昔の写真を見ると、新見温泉は大正元年創業のとても古い温泉らしかった。昔の野天風呂は船が浮いているほどデカかったみたいで驚いた。温泉から出て来たS木くんは、「冬はここをベースに……」とかって、もう滑る気満々だった。
帰りも北回りで帰ろうと、下りて来た山道を登って行く途中、またおばさんに出会った。なんと、新見峠まで歩いて登ったようだ。中高年は元気だと思い知らされる一日だった。
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