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留寿都温泉

尻別岳から戻って道道と国道との交差点を曲がるときに、警視庁の見慣れない特殊車両とすれ違った。多摩ナンバーのその車がいったい何をするための車なのかはさっぱり見当がつかない。警察官もわざわざこんなところまで連れて来られて大変だろう。まあ、イラクに連れて行かれる自衛官よりはいいだろうけど。

留寿都の市街地を少し過ぎると、留寿都温泉の小さな看板が右側に見える。温泉の建物の周りは畑なので、場所は分かりやすい。冬に羊蹄山を滑った後に来た時はたまたま定休日で入れなかったので、入るのは今度が初めてだった。

駐車場は5、6台くらいのスペースしかない。小さな玄関から中に入って受付で入浴料を支払う。エンサヤさんが安さに驚いていた。鍵付きのロッカーもあるので、貴重品はここへ預けた。

浴室に入ると石けんやシャンプーはなかったので、ちゃんと石けんを持って来て正解だった。その浴室はかなり立派できれいだった。昼時で天気も悪いせいか、一人しか先客がいない。小さな湯船と洗い場だけれど、この日はゆったり使えた。冷えた身体にはお湯がぬるめだったけど、ゆっくり浸かるとしっかり身体が温まった。昼飯を食べた後なのか、自分たちが入ってから地元の人らしい客が続々と訪れて来た。みんなちゃんと風呂の道具を持って来ているようだ。

浴室から出て来て焦った。ロッカーの鍵を持たずに、椅子に置き忘れていたのに気付いた。着替えてから恐る恐るロッカーを開くと、財布も携帯電話も元通りでホッとした。留寿都の人たちははいい人だ。

温泉を出てから、いつも「営業中」の看板が目印の喜茂別にある中華料理の店へ向かった。けれども、残念なことに店の戸には「臨時休業」の張り紙があった。この間通りすぎた時は営業していたのに、どうしてこの日に限って休みなんだろう。仕方がないのでかたくりへ。S木くんによると、前より美味くなったそうだ。今回初めてかに玉定食を食べたので、美味くなったかどうかは分からなかったけれど、いつもながらボリュームは十分だ。

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