ふぁんくらぶに入会
ファンクラブといっても、名誉会長のではない。ナキウサギふぁんくらぶというちゃんとした団体。
札幌コンベンションセンターで昨日から市民サミット2008が開催されていて、そのセッションのひとつとして写真展示「温暖化と開発に追われるナキウサギ〜氷河期の生き残り」
というのが午後からやっていたので、チラッとのぞいてきた。
写真を期待していたので、想像以上に狭いブースに驚いた。写真も10枚くらいしかない。写真を観終わってからちょっと説明を聞いた。パネルと話を簡単にまとめると、ナキウサギの保護を目指して天然記念物に指定させようとしているが、そうなると開発しづらくなるので、天然記念物の条件は満たしているにもかかわらず行政も含めた利権団体が邪魔をしている。最近、特に問題となっているのは、国有林の皆伐で、環境アセスメントが全く行われずに実施されているということだ。周辺のガレ場に棲むナキウサギが孤立して絶滅の危機にさらされているらしい。
ただ、ちょっと良からぬことを考えてしまった。木がなくなったら、そこって滑れるんじゃない?
せっかくふぁんくらぶに入会したのだから、今年こそこの目でナキウサギを見てみたい。鳴き声は聞こえるんだけど、ちゃんと探す時間の余裕がなければ無理だろうな。
前にしたかもしれないけど、一応署名しておいた。
北海道 リスとナキウサギの季節 (写真集 佐野高太郎の視点)
著者:佐野 高太郎 |
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