あやめヶ原
愛冠岬からいったん市街地に戻ってから、霧多布の方へ車を走らせてしばらく林の中を進むと、左手に駐車場の入口が見えて来た。駐車場には、さっき愛冠岬にもいた中高年カメラ軍団のバスが停まっていた。
普段は馬が放牧されているらしいけど、この日は全然見あたらなかった。アヤメは三分咲きだったけれど、アヤメがだんだん霧に溶け込んで行くところが幻想的だった。
柵の側には、アヤメとは対照的に毒々しい派手な色の花が咲いていた。エゾスカシユリという名前も印象的で覚えやすい。
鳴き声のする方に目を凝らすと、霧の中で小鳥が留まっていた。
アヤメの側をよく見ると、スミレも咲いていた。
あやめヶ原でゆっくりしすぎて遅くなったので、慌てて霧多布湿原へ向かった。
![]() | ![]() | 新北海道の花
著者:梅沢 俊 |
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