愛冠岬
6月の最後の週末には、霧多布湿原の原生花園を見に行って来た。
朝6時半に札幌を出発して、日勝峠を越えるまではかなりスムーズに走った。少しは早く着けるかと思って、十勝池田から本別まで高速道路を走る。片側対面通行なのに、遅い車の後ろを走っていると路肩に出て避けてくれるので、仕方なく追い越すことになる。不思議な道東ルールだ。どう考えても危ないと思うのだけど。必要のない高速道路を造ると、変なルールが生まれるものだ。
本別で高速道路を出ると、ナビの間違った誘導でしばらく逆走していた。自分で地図を見て運転した方がよかった。少し走って国道を折れると、岡女堂の建物があった。ここで豆を買う。
岡女堂の正面の山には、建設中の高速道路の橋脚がそびえ立っていた。何がなんでも釧路まで繋げたいらしい。
本別から白糠を通り、厚岸まで向かった。わざわざ霧多布まで来て湿原しか行かないのはもったいないので、愛冠岬にも寄ることにした。
途中、石が敷かれた広い場所に昆布を干しているのが道路から見えた。磯の匂いも漂っている。
愛冠岬へは駐車場から500mくらい歩く。途中、大きな鳴き声が林の中から聞こえて来るので、じっと耳を澄ませて鳴き声が聞こえて来る方を見ていると、アカゲラがいるのに気付いた。
さらに岬の方へ進んで行くと、遊歩道から少し離れたところまでエゾシカが来ていた。駐車場への道路脇にもエゾシカがいたので驚きはしないけれど、人や車をほとんど怖がっていないのはどうかと思う。
天気がよくないので、岬から見た海の景色は何だか物悲しい。
岸壁に張り付くように紫色のキクバクワガタが咲いていた。
遊歩道の脇にはあちこちに黄色い花が咲いていた。
何だかよく分からないけれど、枝に不思議なものが付いていた。
この後、あやめヶ原へ向かった。
新北海道の花
著者:梅沢 俊 |
北海道野鳥図鑑 (Alice field library)
著者:河井大輔・川崎康弘・島田明英 |
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