予想ダニしない事態
旧道登山口を出発してから、途中、北の峰のセブンイレブンに寄って、ハイランドふらのへ温泉に入りに行った。(今考えれば、朝は北の峰のセブンイレブンに寄ればよかった。)
さっさと脱衣所で着替えて浴室に入り、腰掛けて身体を洗おうと思ったら、脇腹にゴミが付いているので手でほろった。なんか肌にこびりついているようで、取れなかったので引っ張ってみたけどなかなか取れない。「ん!こいつはダニなんじゃないのか!?」このとき血の気が引いて行くのを感じた。
ダニの恐ろしさはH多さんから山に行く度に聞かされていた。タマ袋に食いつかれて手術した?人の話や、恐るべきその生命力など、無理に引っ張って取ろうとしようものなら、頭だけ体内に残って大変なことになるとか。
けれども、この時まず自分がやったことは、後先全く考えずにダニを引っ張ってむしり取ることだった。引っ張った後でダニの頭のことを思い出して脇腹を確認すると、幸い、それらしいものは残っていないように見える。引っ張って取ったダニの方も五体満足で元気そうだった。大きさは3-4 mm。
きっと旧道の薮漕ぎのときにダニに食われたにちがいない。すると、食われているのは脇腹だけとは限らない。身体を洗っている最中のえすきくんのところへ急いで駆け寄って、事情を話してダニチェックをしてもらった。こちらも幸いなことに、他にはどこも食われていなかった。ただ、えすきくんは何となく信じられなそうにしているので、自分のいたところに置いてあったダニを取りに行って、えすきくんに見せた。残念ながら二人ともダニを見たことがないので、これがあの「ダニ」なのかは分からない。
とりあえず、風呂から上がって車に戻ったら、急いで荷物をほろってダニがいないかどうか確認したのは言うまでもない。脇腹も無事なようなので、すっかり安心して夕食を食べに富良野市内へ戻った。ハイランドふらのでもらったガイドで見つけたカレー屋の「ふらのや」へ行った。
看板を見ると、「コーヒー、デザート、マンガ」と書いてあった。マンガ喫茶かと訝しがりながらドアを開けると、マンガが置いてあるカレーの店だった。ハラが減っていたのでスープカレーではなくルーカレーにした。オリジナル赤鶏フランクカレーは、フランクがちょっと硬くてイマイチだった。
夕食を済ませてホッとしたので、眠くなる前に札幌への帰路についた。サクサク走って21時半にえすき邸着。自分の家には22時に着いて、ダニのことも忘れて布団に倒れ込んだ。
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