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08/8/31 比布岳2

当麻乗越からは、沼ノ平のようなグチョグチョした不快な山道ではなく、いよいよ山頂へ近づいて行くという実感が湧いて来る。尾根を歩いて標高が高くなって来ると、下から見上げていた紅葉が目の前に広がる。

標高mくらいまで登ると、大沼、小沼の姿も見えるようになり、全ての沼を見渡せる。紅葉も上から見下ろすようになると、パッチワークがきれいに見える。

湿原を見下ろす

尾根の比較的急な斜面を登り切ると稜線に出て、右手には裾合平が見下ろせるようになる。手前には大塚、小塚の山肌が色づいているのも見える。稜線上は岩場になっており、北側の斜面にずっと続く岩場からはナキウサギの声が聞こえて来る。

稜線から

ナキウサギ鳴く岩場

ナキウサギのいる北側には行けないので、南側を巻いて進む。南側の当麻岳の斜面は赤や黄、緑と色が様々に変化していてきれいだ。

当麻岳の稜線

裾合平にはピウケナイ沢の流れがキラキラと光って見えた。

裾合平

ピウケナイ沢

紅葉を楽しみながら稜線上を少しずつ高度を上げて行く。

目立った花は咲いておらず、咲いているのはイワギキョウくらいだった。

稜線上の岩は、ちょっとしたオブジェに見えた。

当麻岳の山頂の標識が置いてあったけれど、地形図にははっきりと山頂が示されていないし、GPSの地図にも標識の場所が山頂にはなっていなかった。

小塚大塚

偽?当麻岳山頂で、愛別岳を目指していたじーさんとすれ違った。愛別岳はあまりに険しく、単独で行くのは止めて、沼ノ平経由で下山することに決めたらしい。

当麻岳山頂

偽山頂を通り過ぎて岩場が切れると、北側の斜面も見下ろせるようになる。沼ノ平を歩いているときに、沼の水面に映っていたのがこっちの斜面だ。こっちも紅葉が進んでいる。

本来の当麻岳山頂と思われる場所で再び休憩をとった。もう靴が濡れる心配もないので、靴を脱いで乾かした。もう濡れたジャージは乾いている。

ピウケナイ沢
ピウケナイ沢に向かって紅葉が流れて行っているようだ。

休憩してからは、緩い登りが安足間岳まで続く。安足間岳の山頂には、永山岳から何人か登って行くのが見えた。ここまでくると、はっきりした踏み跡があるだけの稜線歩きになる。

安足間岳への道

安足間岳へ近づいて行って驚いたのは、飛んでいるトンボの多さだった。自分たちとは逆向きにすごい量のトンボが次々と移動して行く。一体どこから飛んで来てどこへ飛んで行くのだろうか。

トンボの道

安足間岳まで登って来ると、御鉢平の向こうまで見えるようになる。向かいにはこの間登った北鎮岳も見えるし、御鉢平の向こうにはまだ登ったことがない白雲岳も見える。

御鉢平を望む


えすきくんによると、旭岳の奥にはトムラウシ山が見えているそうだ。でも、後から調べたらオプタテシケ山っぽい。

ニセイカウシュッペ山
安足間岳から比布岳への稜線の奥には、北大雪はニセイカウシュッペ山の姿も見える。

安足間岳から比布岳へ
トンボの通る道を逆に進み、比布岳へと向かう。

愛別岳へはプラス往復2時間程度で行けるものの、滑りやすそうな急斜面で、さすがに今回はスルーした。ちょうどだんだんガスも上がって来たので、今度永山岳経由の最短コースで来たときに天気が良ければ行ってみよう。

愛別岳

12:15にようやく目的の比布岳山頂へ到着した。登山口から数えて6時間強。なかなか長い登りだった。比布岳の山頂はとても広く、ダラッとしている。それでもとりあえず360度展望を楽しめる。

鋸岳と北鎮岳
ちょうどこの間とは逆向きに、鋸岳の向こうに北鎮岳を眺める。

北大雪の山並み
北の方角を見ると、北大雪の山並みが見える。

北方向を振り返ると、愛別岳から安足間岳までの稜線はカルデラの外輪山のように見える。実は火口なのだろうか。


火口?

安足間岳
安足間岳の山頂直下の岩がどんどん崩壊しているように見える。

山頂で靴を乾かしながらくつろいでいると、風が心地よくて昼寝したい気分だった。うとうとしそうになっていると、鋸岳の方から2人登って来た。黒岳から縦走して来たそうで、車1台を愛山渓温泉に置いて、層雲峡からロープウェイで登って来たそうな。帰りは時間の都合で沼ノ平へは行かず、自分たちと同じく永山岳を通って下山すると聞いた。

その2人と入れ替わるように比布岳山頂を後にして、永山岳を経由の下山をはじめた。

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