木のいいなかま
白金温泉から下って行く道路は、十勝岳温泉へ行く道路よりも真っすぐで走りやすかった。ところが、途中で左折して上富良野へ行くつもりが、道路を見逃して美瑛のすぐ側まで走ってしまった。富良野でお好み焼きを食べようという話をしていたけれど、仕方がないので美瑛で食べることにした。
そんなとき、車の窓からちらっと見えたのが「木のいいなかま」だった。悠らりさんが何回か来たことのある店ということで、注文してから30分待つと言われたけど、富良野に行くのも面倒なのでそのまま店に入った。
店の玄関にアヒルだかガチョウだかがいるのには驚いたけれど、店は人気があるらしく、日曜日の夜だというのに結構たくさん客が来ていた。しかも、自分たちの後、数組が来た後は対応できないということで閉店してしまった。丘の町美瑛恐るべし。
風呂から上がってからハラが減ったと五月蝿いエンサヤさんに、まずかぼちゃがやって来た。写真を撮らせてもらえばよかったのだけど、カボチャをくり抜いた中にいろいろな野菜のシチューが入っていた。サラダも野菜がたくさん。
みんなで頼んだポテトのピザは、自分のを待っている間に食べたけど、生地がイモでできているのか、変わったピザだった。
最後にようやく運ばれて来た自分の野菜カレーは、名前の通り美瑛の野菜がごっそり入っていた。丸ごと入っていた玉ねぎがやわらかくて甘くて美味しい。イモが2個も入っていたので、ボリュームは想像以上にあって、山の後で肉を食べたかった気持ちが吹き飛んだ。
たっぷり食べて腹も膨れたので、店を出て札幌まで帰ることにする。ここでもH多さんが気を遣ってノンアルコールビールにしくれたので、この際ずっと運転をお願いすることにした。家に早く着けそうだし。
最初こそ少し手こずっていたけれど、慣れてからは軽快に走って、予想通り早く札幌へ帰ることができた。運転してもらって楽だったけど、助手席で眠たいのを堪えるのは辛かった。やっぱり助手席より後部座席がいいかな。3人ともかなり気持ちよく眠っていた。
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