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世界びっくり人間映画祭 プログラムB

バンフ映画祭プログラムAとBとの間は2時間弱空いているので、みんなで食事に行った。特にどこと決めていなかったので、近くのイタリア料理の店へ行った。道新ホールから出ると、外は寒かった。店の中へ入るとホッとする。

お腹の調子がまだ良くないので、あまり食欲がない。すぐにお腹いっぱいになってしまった。多かったのでみんなに食べてもらう。マグロの話をみんなにすると、やっぱり不思議なようだ。自分でも不思議だ。マグロで食あたりなんて。しかも、親戚はみんな何ともないんだから。実は当たっていたけど、お互いに遠慮して黙っていたんだろうか?

プログラムBの開場の時間が過ぎたので、道新ホールへ戻った。早めに戻った割に会場は混んでいて、今度は反対側の席にみんなで並んで座った。お腹の調子が悪いのに食べ物を押し込んだせいか、腹にガスが貯まってすごい。プログラムBの間、こっそりすかしっぺをずっと続けていた。異臭に気付いてただろうか。特に、隣のえすきくん。

肝心の作品の方は、今度もスキーからスタート。スピード感があってテンポもよくて、どうせ観るならやっぱりスキーがいいと思った。この作品は自然を「Respect」するというタイトルで、雪山の危険、特に、雪崩の映像が多かった。その割に、Respectしているように感じなかったのは自分だけだろうか。作品と意図はともかく、雪崩の映像を見ると気が引き締まる。幸い、自分や仲間が雪崩に巻き込まれる事態に遭遇したことは今まで一度もない。巻き込まれてないだけで、誘発はしてたけど。

次のクライミングの作品は、クライマーの写真を撮るカメラマンのドキュメンタリーで退屈だった。クライミングはやっぱり自分に合わないのかな。

カヤックの作品はスピード感があってなかなか面白かった。オフシーズンにやるスポーツとしては、カヤックがいいかも。ただ、泳げないという問題があるので、何とかここをクリアしなければ、海も川も自分にとって墓場にしかならない。

期待していたスピードフライングは、下降がメインのパラグライダーだった。スキーを履いて離着陸するスポーツらしく、スキーシーズンと被るのでがっかり。ちょっとやってみたかったけど、山に登って、滑らずに飛んで降りるのはもったいない。それにしても、メーカーが禁止しているスキーを履かないスピードフライングを雲の中でやるのは、これまたびっくり人間だ。「太陽を目指して飛べ」って理屈は分かるけど、キチガイとしか思えない。

プログラムBも、最後の作品が50分という長編だった。クライミングの作品で、「アーチ」を登るまでのクライマーのドキュメントだった。クリス・シャルマって有名らしいけど全然知らない。でも、何よりあんなに落ちまくる映像を見たのは初めてだ。何度挑戦してもダメだったアーチに、最後に挑戦して登り切るところはさすがにすごかった。最後も登れなくて終わるのかと思っていただけに。クライミングの作品はつまらないんじゃないかと思っていたけれど、この作品はとても面白かった。ドラマがあった。

改めてプログラムBを振り返ると、プログラムAのようなメッセージ性はなかった。純粋にアウトドアスポーツを扱った作品を集めていたように感じた。そういう意味では、Aに比べて物足りなさを感じたけれど、映画祭に来たのは今回が初めてなので、どっちが本来の姿なのかはよく分からない。とりあえず、来年も観に来たいとは思ったけれど、シーズンイン間近にテンションをあげるには、むしろスキービデオを観た方がいいと思った。

ちなみに、パンフレットの表紙に載っていたすごい岩を登っている映像がなかったので、ちょっとがっかりした。もしかして寝てた?でも、みんな観てないって言ってたし。

終わって時計を見たら、もう20時を過ぎてる。みんな急いでエンサヤ邸へ移動して、テンションを上げるべく観楓会で上映会だ。

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コメント

・・・

投稿: えすき | 2008年10月27日 (月) 21時23分

>えすきくん
いやぁ〜、ごめんごめん。まあ、オナラを吸い込んでも、食あたりが感染るわけじゃないし。

投稿: H本 | 2008年10月28日 (火) 16時58分

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