iDVDで一層化!?
山スキー。最近風に言うとバックカントリースキー。春の平山から始めて、何度か冬山にも行ってビデオが貯まった。当時、自称スキーツアーマスターのN良さんが、一緒に山へ行ったときのビデオを編集してくれていた。けれども、残念ながら今では一緒に行くこともなくなったし、自分でも編集してみようかと思ったのが4年前。その頃はビバノンの納会で上映することを目標にしていたので、1山行1作品のペースで結構な量だった。基本的に身内向けの作品。親ばかの運動会ビデオのようなもの。06-07シーズンからは、できるだけいい映像だけ選んで1本作るようにしたけれど、結局、今回これまでの作品を全部合わせると120分を超えてしまった。
前置きが長くなった。iDVDは圧縮率を上げて1枚に収めることもできるけど、どうやら画質が相当落ちるようだ。エンコーダーの「処理能力を優先」を選んで作成しないと、ブロックノイズが入ってとても見づらい。原因の一つに、音声がDVD標準のac3ではなくてL-PCMであるため、無駄にオーディオで容量を食って、その分ビデオの容量が減っているということがあるらしい。
とはいえ、このままだと1枚には収まらないので、ドライブもDVD±R DLに対応していることだし、二層を試してみようかとも思った。ところが調べてみると、一般のプレーヤーとの互換性が低いようだ。書き込みに失敗してゴミを増やすのも嫌だし、イメージファイルを配布できないのも不便なので、iDVDよりもきれいに1枚に収めることはできないか、方法を探してみた。
そこで見つけたのがDVD2OneX。名前の通り、片面二層のDVDを圧縮して片面一層にしてくれるアプリケーションだ。iDVDよりも圧縮の性能がいいらしく、映像もきれいなそうだ。
というわけで、早速iDVDで「処理能力を優先」で二層形式でプロジェクトを作成。このイメージを書き出すと、一般のプレーヤーとの互換性についてアラートが出るけれど、気にせず書き出した。書き出したイメージを一旦マウントして、DVD2OneXでVIDEO_TSフォルダを選択して処理を開始。しばらく待つと、DVD片面一層に収まる容量のイメージが作られる。
このイメージをマウントしてDVD プレーヤーで再生すると、確かにiDVDで1枚に圧縮したときよりもきれいだった。今後もiDVDで片面一層に収まらないときは、この方法で圧縮するのがよさそうだ。
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