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08/12/28 羊蹄山

はじめは登りが楽なチセヌプリやニトヌプリへ行こうと思っていたけれど、天気が悪そうなので、次の日に行こうと思っていた羊蹄山へ先に行って、樹林内を滑ることにした。

メンバーが4人なので、H本カーで拾って行くことになった。6時前に自宅を出発して、順番に拾って行って6時半頃悠らり邸を出発して羊蹄山を目指した。

札幌市内は全然降っていなかったのに、藤野を過ぎる辺りから雪が舞い始めた。羊蹄山に近づくごとに雪の振り方が激しくなり、定山渓では吹雪。前を走るトラックが巻き上げる路吹雪で視界も悪い。トラックにくっついて中山峠へ登って行くと、途中で渋滞に捕まる。天気が悪いので仕方がないけど、喜茂別までダラダラと走ったので、ずいぶん時間を無駄にした。去年、羊蹄山へ行き着けずに敗退した日を思い出す。

9時前には墓地へ到着した。悪天候にも関わらず、駐車スペースには5台くらい停まっていた。えすきくんはエンサヤさんがH多さんから借りた板を吹雪の中で調整しなければいけなくて気の毒だった。とりあえず、自分は自分の準備をする。4人とも準備ができたら、9時すぎに出発した。

先行のトレースをずっとたどって行く。何度も来ているルートなので、淡々と登って行った。樹林内はさすがに動くと暑い。体温調整に手こずりながら登っていたけれど、エンサヤさんが疲れて来たところで休憩した。出発から大体1時間。林道の終点当たりまで来ていた。

休憩後に少し歩くと砂防ダムが見つかると思っていたけれど、なかなか見つからない。どうやら、ちがうルートだったようだ。全然気付かないまま来てしまった。とりあえず、現在地は分かったので、また先行者のトレースをたどる。

ラッセルしてない分楽だけど、羊蹄山はさすがに疲れる。途中に短い休みを入れながらも、エンサヤさんと悠らりさんは辛そうだ。1,000 m付近のクリスマスツリーの陰で風を避けながら二人を待つ。遅れてやって来た二人と相談して、その開けた斜面の上まで登って、そこから滑ることに決めた。えすきくんとラッセルを交代して、目標の地点まで樹林内を風をできるだけ避けながら登ると、12時すぎには着いた。

滑る用意をして軽く行動食をとり、一応、練習も兼ねて弱層テストを行った。いつものハンドテストだと、顕著な弱層はなくて、30 cmくらいに肩で折れる。70 cmくらいにも同じような強さの弱層があった。こっちは比較的はっきりしているけれど、結合が強いのか、雪はずれにくかった。

12:30に下山開始。吹雪なのでカメラは使わず、視界不良の中ビデオ撮影しながら滑った。滑り出しは視界が悪すぎて、地形と木に手こずった。悠らりさんは深雪で激しく後傾。エンサヤさんは転びすぎ。二人の滑りで時間がかかるので、えすきくんも寒くて仕方なかったようだ。ビデオカメラを構える手も冷たくて辛かった。

車へ戻ったときには、他の車はもう一台も残っていなかった。寒かったので、急いで一番近くの真狩温泉に体を温めに行った。

羊蹄山といえば味の三喜。温泉の後で喜茂別へ中華を食べに行った。ハラが減りまくりで、チャーメンが運ばれて来てすぐ口にかき込んだら、あまりの熱さに火傷した。

札幌への帰りの道も吹雪。中山峠を越えるまでは視界不良で、札幌市内へ戻ると、峠の向こうの吹雪が嘘のように、積雪がなくて驚いた。翌日も同じ墓地の沢コース。30分出発を早めるので、寝坊しないかどうか心配しながらも、9時前にはもう熟睡していた。

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