たんでぃが たんでぃ
宮古島旅行最後の朝、7時に起きると外は晴れていた。2日間もマンガを読んで過ごしたこともあって、何となく名残惜しい。とりあえず、海の方まで散歩に行った。
佐和田の浜のそばを歩いていると、後からモンちゃんが近づいて来るのに気付いた。散歩しそうな人の気配を感じると、こうやって着いて来るのだそうだ。
モンちゃんは散歩のコースが決まっているのか、堤防の上を歩くのが楽しそうだ。
朝食を食べた後、まーちゃんの宮古民謡を聴いていた。優しい感じで、「びらふやー」を吹き抜けていくそよ風と合わせて心地よかった。もう少し聴いていたかったけれど、宮古島で買い物をしなくてはいけないので、途中、郵便局に寄ってもらってから佐良浜の港まで車で送ってもらった。宮古でもう少しのんびりしたかった。
帰りは高速船で、デッキに出て景色を眺めた。だんだんと伊良部島が遠ざかっていくのを見ていると、何となく切ない気持ちになる。平良港に着くと、タクシーでワイドー市場へ連れて行ってもらった。タクシーの運ちゃんにいろいろ説明してもらいながら、お土産を買い込んだ。泡盛を買い忘れていたので、マックスバリュにも寄ってもらう。
空港までの道のりでは、宮古方言のことをいろいろ聴いた。とにかく、地域によって方言があって、同じものでも呼び方がちがったりするので、言葉でどこの出身か分かるのだそうだ。有名な話では、農家の家に行って父親がどこへ行ったか子どもにたずねると、子どもは「パリへ行った」と答えるのだそうだ。もちろん、パリというのはフランスのパリではなくて、畑の方言。
空港には出発の3時間前には着いた。けれども、さすがに疲れてどこへ行く気もしなかったので、空港でのんびり出発を待った。宮古空港を飛行機が出発する頃、またスコールが降って来ていた。窓からの景色も海は見えるけれど雲が多い。
那覇へ着くと、搭乗口付近には修学旅行生がわんさかいた。小腹が空いたので、今度も沖縄そばを食べたけど、行きに食べたJALの方が美味かった。羽田までの飛行機は、修学旅行生が乗っていたので、機内アナウンスがよく流れる。「電波を発する機器は電源を入れるな」というアナウンスだ。もちろん、携帯電話に依存した高校生のことだから、電源を切ってじっとしていることはできないのだろう。恐ろしい。
荷物を預けてしまったからいいものの、2度も乗り継ぎがあると結構ダルい。しかも、羽田での乗り継ぎは余裕があまりないので、別ルートで搭乗口まで案内された。途中、係員に別の階へ案内されるというハプニングがあったけれど、無事に搭乗口まで到着した。むしろ、飛行機の出発が遅れていて、あまり急ぐ必要もなかったのは皮肉だけど。
羽田から千歳まではこれまで何度も乗ったルート。あとは安心。千歳に着くと、さすがに寒い。バスに急いで乗り込み、そのまま地下鉄福住駅まで。ママンが迎えに来てくれたけど、車までの道には雪が積もっている。やっぱり季節がちがう。というより、ちがう国なんじゃないかと思う。台湾付近からロシア付近へ移動した。どっちも日本じゃなくていいじゃないか。
というわけで、宮古島旅行が終了。お土産の黒糖はシャトラーへ、泡盛となまり節はえすき邸へ。
まとめ
11/6
宮古島へ
宮古島で秋刀魚とか
11/7
長間浜
うえのドイツ文化村
東平安名崎
池間島
伊良部島へ
11/8
屋上で迎えた朝陽
下地島一周
土曜日はもやいの日
11/9
マンガの日
11/10
読書の日2日目
ヤギ汁と児ポ法
11/11
バギーで伊良部島・下地島ツーリング
たこ焼きパーティー
ちなみに、一度も「たんでぃが たんでぃ」って聞いたことがないんだけど、本島にみゃーくつくなんだろうか?
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