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バーデンかみふらの

富良野岳から下山して、道具の始末を終えて、温泉に行こうとエンジンをかけたH多さん。でも、白銀荘や凌雲閣にはいつも行っているので、目の前にあるバーデンかみふらのへ行ってみることにした。目印としか思っていなくて、これまで一度も行ったことがなかった。

日帰り入浴はちゃんとできて、500円。脱衣所も浴室も狭いけれど、温泉自体はいい感じだった。びっくりしたのは、内風呂から露天風呂に出て行く通路。なんと、内風呂と露天風呂の湯船がつながっていて、水面スレスレに取り付けられているドアを開けて出入りする。こんなの初めてだ。

露天風呂の前は、雪崩回避のためなのか、柵が建てられている。さすがに、凌雲閣や白銀荘のようには十勝連峰の景色はながめられない。とはいえ、湯加減もいいし、身体が冷えていたので、ずっとお湯に浸かっていたい気分だった。

先に上がったH多さんをあまり待たせても悪いので風呂から出ると、脱衣所でH多さんの帽子を発見。ロビーの横のソファーに座って、ご飯をどこで食べようか3人で相談した。食べるところの案内がないか探しに受付へ行くと、今日のコンディションを尋ねられた。まだ雪が少なくてブッシュが多かったと伝えると、意外そうだった。ここ最近でまとまった雪が降って、山のコンディションもいいと思っていたそうだ。バーデンで受付をやっている人だから、やっぱり山へ入るのかと思って訊いてみたら、シール登行ではなくて、スノーシューらしい。道具が高くてそろえられないと言っていた。確かに、自分の板だって、買値は板とビンディング、シールを合わせたら10万円以上。H多さんも10万円近くした。えすきくんの道具は、畏れ多くて値段を訊くのも恐い。

受付の人の話していた、山は競ったりすることがなくて自由で楽しいという言葉には賛成するけど、下手でもいいとは思わない。山で楽しく滑るには、ある程度の技術は必要だし、技術が高くなるほど、悪いコンディションでも楽しめるようになるはず。競うわけじゃないけど、楽しく滑るための技術の向上には、手抜きしない方がいいと思う。

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