09/1/11 ニセコモイワ
先週末に急遽計画したニセコスキー合宿へ行って来た。メンバーはえすきくん、H多さん、エンサヤさん、悠らりさんと自分の5人。五色温泉で自炊して、ニセコの深雪を滑るプラン。
車1台にまとめた方が楽そうだったので、朝6時過ぎにH多さんに迎えに来てもらうことになっていた。ところが、前日にエンサヤさんが山板を購入して、板の幅の合計がかなりアップ。もしかしたら、板5本キャリアに載らないかもしれないという電話が直前にあった。スキーケースを探せという指令を受けたので、まだ寝ていたママンを無理矢理起こして探させる。見つかったものの、自分の板は太すぎて入らない。スキーケースと格闘しているうちに、H多カーが到着してしまったので、とりあえずGotamaを持って行くと、何とかキャリアに載せることができた。慌てて準備をして、またストックを忘れそうになりながら、席取りじゃんけんをしてから順に車に乗り込んだ。真ん中だった。
右からトップ幅がGotama 130 + Shift 130 + Mynx 124 + Teneighty Gun 130 + Sugar Daddy 126 = 640 mmでキャリアがギリギリ閉まった。
昨夜らかの深雪が10 cm以上積もっていた札幌から定山渓へ行く道は、朝早いにも関わらずたくさんの車が走っていた。ところが、ほとんどの車は続々と札幌国際の方へ右折して行った。どうやら、札幌国際の通勤ラッシュのようだ。
ニセコモイワには8:30くらいまでには着いただろうか。駐車場にはもうかなり車が停まっている。ロッヂの前にはセンター幅が100 mmくらいのスキーがたくさん立てかけられている。スキー場のスキーヤーは、レーサーかザックを背負ったスキーヤーしかいない異様な光景だった。
もともとゲートから外へ出て滑るつもりだったので、ゲレンデ1本滑っただけで、すぐにゲートへ出た。ゲレンデといっても滑ったのはコース脇で、雪は重いけれどかなりの深さ。期待が膨らむ。ゲートからはすでにトレースが付いていて、もう結構の人が見返坂の向こうへ入っているようだった。開けた斜面にはたくさん滑った後がある。
滑りやすそうな斜面を探してから、撮影しながらみんなで滑り降りた。3本目に悠らりさんを置いて4人で滑りに行ったあと、ロッヂで昼食。さすがに、山で行動食で済ませるのと違って、温かい建物の中で出来立ての食事ができるとホッとする。レストランは混んでいて、席を探すのも大変で狭かったけれど。
食事のときに、ニセコモイワから五色温泉まで、遠藤さんと二人で歩いて行こうということになった。「初めてのおつかい」だそうだ。遠藤さんが地図とコンパスでちゃんと五色温泉までたどり着けるか掛ける?のかな。
昼食を食べてからも、みんなで滑り続けた。15時前まで滑って、なんだか面倒になったので、結局「初めてのおつかい」は中止。
みんなで車に乗って、五色温泉へ行った。まずは、チェックインして荷物を部屋へ運んだ。部屋を探してずいぶん彷徨ってようやく見つけると、本当に一番端だった。時間がかかったので、エンサヤさんたちが待ちきれずにやって来て、部屋へ案内した。みんな部屋のボロさに少し驚いている様子。
荷物を干して、まずはみんな温泉。温泉は奥のからまつの湯の方へ行くと、以前の様子から変わっていた。立て替えたようで、ずいぶんきれいになっていた。脱衣所も浴室もひなびた雰囲気から一変していた。シャワーからお湯がちゃんと出るようになったのはいいけど、温泉っぽさが減って残念だ。身体が冷えていたので、内湯がぬるいのでショック。露天風呂もぬるめだった。その分ゆっくり温まってから部屋へ戻った。
予想はしていたけど、部屋にはH多さんしかいないので、さっさと炊事場へ行って夕食のキムチ鍋をみんなで作った。できたころにエンサヤさんと悠らりさんがやって来て、部屋へ運んですぐに食べ始めた。みんな米より酒がいいらしいので、付き合って鍋とビールで夕食。コップが空になると、酒豪のエンサヤさんが注いでくれる。
みんな腹が膨れて来たので、持って行ったMacBookで「The Fine Line」の上映会。雪崩の勉強会の始まり。
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前半のパウダーライディングや雪崩の映像が終わる頃には、エンサヤさんと悠らりさんは半分寝ている状態。その後、肝心の雪崩地形やビーコン捜索の映像が流れているときには、二人とも爆睡。ある程度予想はしていたけれど、案の定、雪崩の勉強どころじゃなかった。飲む前にやらないとダメだと思ってたんだけど、仕方ない。これで翌日、ホントにビーコンの練習できるんだか。
DVDを観たあとで、撮影したビデオを見た。一通り観て盛り上がると、そろそろ布団を敷いて横になることにした。すると、さっきまで爆睡していたエンサヤさんは目が冴えたそうで、歯磨きが終わって部屋に戻ると、トランプが配られていた。最初、訳の分からない「鼻つまみゲーム」という小学生向きのくだらない遊びにみんなで付き合ったあと、大貧民(大富豪)で盛り上がった。何がすごいって、普段クールなえすきくんが異様にテンションが高い。いつもより酒を飲んでいたせいなのか、こんなえすきくんを見ることができて面白かった。一方、自分は飲み過ぎで頭が痛い。頭を抱えながら、貧民と大貧民から搾取し続けた。いい加減辛くなったので、先に抜けて横になると、4人も1ゲームで終了してすぐに寝た。でも、すでに時間は1時半。明日チセヌプリスキー場で朝イチのリフトに乗る予定は大丈夫なのか?
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