アルパインバックパッカーズでお好み焼き
温泉からあがって観光中の悠らりさんに連絡してから、上富良野へ向った。待ち合わせのエーコープのそばには小さなスキー場があったけど、白金スキー場とは別物だった。駐車場にレガシィを見つけて、中へ入って悠らりさんを探すと、オタフクソースとマヨネーズを持ってやって来た。ここでいろいろと買出し。ニセコでの失敗を反省して、今回はソフトドリンクもちゃんと買ってもらった。
エーコープを出て、肉屋の山崎へ肉を買いに行った。いつもの味付け豚サガリ300 gと、豚バラ200 g。ニセコの豚バラ800 g超えから比べると、炭水化物が多いせいか控えめ。
宿のアルパインバックパッカーズは、北の峰のメインストリートに沿った分かりやすい場所にあった。ツルツルの階段で転びそうになりながら荷物を運び上げると、部屋はドミトリー形式で狭いけれど、五色温泉よりは遥かに温かい。面白いことに、客がほとんど外人だった。今回はエンサヤさんと悠らりさんが手際よく準備を進めてくれたので、会場設営などに回って楽させてもらった。でかい鍋にはお好み焼きの生地に大量の具が詰め込まれている。一階のカフェのスペースを借りてお好み焼きを始めた。ちなみに、ここって実は、以前から来てみたいと思っていた「soto cafe」だった。はじめはsotoが何か新しい商売でも始めたのかと思ったけど、全然関係なかった。
焼き上がるまでは撮影したビデオの上映会。そして、ホットプレートには分厚いお好み焼きができあがった。
実は、家でお好み焼きをしたことがなかったので、こんなにあっさりできてしまって驚いた。味は結局はソースとマヨネーズだけど、ニセコで食べたより美味かった。試しに入れてみた豚サガリは、ホットプレートで焼き直したせいか黒こげになってしまった。しかも、一階には豚サガリとお好み焼きの臭いが充満してすごいことになっている。他の客の迷惑も考えずに、宴は続いた。皆川賢太郎のドキュメンタリーを観たり、H多さんによるカシミール3Dのデモがあったりで盛り上がった。
もう腹が一杯で食えないという頃、エンサヤさんがH多さんのベイクドチーズケーキが食べたいと言うので、エンサヤさん以外は半分こで食べた。山スキー部並のブラックホールを腹に抱えているようだ。ケーキの前のクッキーもさくさくで美味しかった。
デザートを食べ終わると、片付けて部屋へ移動。そこで「銀色のシーズン」をストーリー無視の早送りで観た。イントロの白馬の景色はいいし、中盤のハーフパイプやクロスのシーンはいいとは思うけど、変な設定にこだわったのか、余計なところでつまらなくしているように感じた。最後のモーグルも、知らなきゃ気にならないけど、ホントはビンディングリリースしたらもうダメだし。エンサヤさんが「私をスキーに連れてって」も持って来ていたので、そっちを観たかったけれど却下されてしまった。
銀色のシーズン スタンダード・エディション [DVD]
販売元:ポニーキャニオン |
私をスキーに連れてって [DVD]
販売元:ポニーキャニオン |
その後、悠らりさんとH多さんの写真対決を見てるうちに、エンサヤさんは眠くなってダウン。歯を磨いたら自分もつられてダウンして、そのまま朝まで熟睡。エンサヤさんがその後起きて、みんなでニコ動で盛り上がっていたのは、後から聞いた。裸でベースに悠らりさんがハマってしまったとか。
そして、次の朝、目覚ましが鳴る前に少し肌寒くて目を覚ますと、窓の外は吹雪だった。目を擦ってから起き上がって窓の方へ近寄って外を見ても、やっぱり吹雪だった。予想外に天気が崩れて驚いたと同時に、昨日山へ行っていてよかったとホッとした。
7時くらいに起きて準備をしているうちに、みんなも起きだした。しばらくして昨日残したお好み焼きをレンジで温めに行くと、キッチンにいた外人とH多さんが話始めた。とりあえず、雰囲気だけ分かったので、合わせておいた。1年以上英語で話してないと、全然言葉が出て来なかった。とりあえず、部屋に戻って焼そばと餅とチーズを無理矢理詰め込んだお好み焼きをみんなで食べた。朝からお好み焼きもキツかったけど、量も多かった。しかも、美味しいとはいえ、チーズケーキも食べたので、かなり満腹。
片付けと荷物の準備をしてから車へ行くと、宿の人が車の雪を払って車の周りの雪かきもしてくれてたのには助かった。いろいろと親切でいい宿だった。何たって安いし。
| 固定リンク | 0
コメント