09/2/17 ばんけい
札幌市内の積雪が少なかったので、あまり期待せずにばんけいへ行った。
1時間以上もかけて作った夕食を15分くらいで食べてしまうのが、何だかとても悔しい。積雪が少ない割に道路がよくなくて、ばんけいに着いたのは19時ちょっと前。車からPontoonを担いでロッヂの方へ登って行くと、ちょうどH多さんとえすきくんが滑り始めるところだった。ばんけいにはどう考えても場違いな板を見て、二人とも苦笑いというか、呆れていた。
準備をしてから二人に少し遅れてオレンジで上まで登った。準備体操が終わった頃、二人と合流して滑り始めた。二人に続いて大回りをしてみたけど、全然エッヂが使えない。足から遠すぎる。スキーに乗ってる気がしなかった。H多さんが言うように、本当にただの板同然だった。整地はとにかく修行。普段使っていない筋肉を使っている気分だった。
スラバンの脇に残ったパウダーを食いに行くと、こっちは本領発揮。というより、修行から解放された気分でかっ飛んだ。実際、トップが雪の下になることがないので、全くつんのめらない。Seth Pistolを極悪にした感じだ。エッジを効かせづらいだけに、油断すると暴走してしまう。
三壁の一番下に残ったパウダーを滑ってみると、ちがいがはっきり。Gotamaでもこの緩い斜度ではほとんど失速して雪に潜ってしまうのに、Pontoonの名前の通り、どんなところでも浮いてくれる。でも、パウダーから出た途端、修行モード。これまではできるだけ何かに特化した板は選ばないようにしていたけれど、こればっかりはパウダーオンリーの板のようだ。
1時間ほど滑ってMスキーに飽きたので、基礎板にチェンジした。飛び板も持って来ていたけど、残念ながらパークはクローズだったので。このとき気付いたけど、実は、H多さんはコブ板で滑ってた。練習になる点はあるだろうけど、滑りは気持ちよくなさそうだ。一方、基礎板にチェンジした自分はというと、乗り味のあまりのちがいに振り回された。今まで曲がらない板に乗っていたものだから、身体がターンについて行かない。ガリガリアイスバーンを飛び板で滑った後に、基礎板に履き替えたときのようだった。その後も調子が狂ったまま。
H多さんたちの話では、ノーマルスキーの頃のズラしテクが外足だけできてるらしいので、これからは内足もそろえてズラせるようにがんばろう。とはいえ、内足を使うのは難しい。
最後にコブを滑ったら楽しかった。今度はコブ板持って来よう。
チケット残り19時間。
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コメント
あーコレのことだったのね。
こういうのって本当に楽しい?「浮く=楽しい」じゃない気がするけどなあ。
投稿: soto | 2009年2月19日 (木) 01時38分
やっぱりマニアです・・・
投稿: エンサヤ | 2009年2月19日 (木) 06時53分
>soto
「楽しい?」って聞かれても、まだばんけいナイターで1回しか乗ってないからね。それでもコメントするなら、記事にも書いた通り、「沈む=止まる=つまらない」という状況を避けられるのは、いいと思わない?緩い斜面に積もった浅い新雪でも、ボーダーは気持ちよさそうに滑ってるでしょ。「浮く」こと自体が楽しいのではなくて、そこから何を得られるかで「楽しい」かどうかが決まるんだと思うよ。
投稿: H本 | 2009年2月19日 (木) 07時25分
>エンサヤさん
今晩はコブ板持って行くよ。
果たしてポンの活躍の機会はやって来るのだろうか?土曜日は天気が悪そうだ。もう、エンサヤさんには何も言い返せないよ。
投稿: H本 | 2009年2月19日 (木) 08時00分