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09/4/25 キロロリゾート

えすきくんが足を痛めて今週末はお休みらしく、H多さんも十勝岳で痛めたところがまだよくないらしいので、残念ながら山へは行けなくなってしまった。H多さんは調子が悪くて山菜採りに行きたいみたいだけど、悠らりさんはキロロで練習したいそうだし、日曜日のコブマラソンも延期(中止?)になってしまったので、この際長峰完走を目指して、H多さんにはキロロへ付き合ってもらうことにした。

滑った後で山菜採りへ行く予定だったので、簡単に準備をしてから車でH多邸へ向った。いつものように車チェンジしようと荷物を積み替えているときに、財布と携帯電話を忘れたことに気付いた。ちょうどそのとき、悠らりさんから「今起きた」とメールが届いた。さすがのH多さんも、かなり気分を害したようだ。そのせいか、いつもなら曲がる交差点も直進してしまい、ちがうルートでキロロへ向った。寝坊の悠らりさんは、遅れて自分の車で来るそうだ。

キロロへ行く途中、窓の外のフキノトウがずっと気になっていた。フキノトウは苦いと聞いたことがあって、今までは食わず嫌いだったけど、H多さんが食べたことがあるので、今回の狙いはフキノトウだった。

スキー場へ着くと、なぜか急にテンションが下がって来て、スキーを履いてさらに下がって、コブのインスペクションをしたら、完全に下がってしまった。というのも、なまったコブに薄らと積もった新雪はスキーが引っかかりやすい。さらに、コブの溝にはピョコピョコと枝が顔を出している。細い枝ならまだいいけど、松の先端が飛び出ているのを見たときに、もうコブを滑る気がなくなった。長峰完走を放棄しようと思って滑り降りると、リフト乗り場で悠らりさんがちょうどH多さんに合流したところだった。

それからは整地を滑る。先週よりもバーンが柔らかくて適度にエッジが噛んで滑りやすい。けれど、圧雪の間に硬い雪の固まりがごろごろ転がっていて、油断していると板が跳ねられて手強い。安全滑りでズラして滑っていても上達しないので、思い切って板に乗って行ったら、見事に足下をすくわれて足場を失ってスライディング。両足解放で怪我こそないけど痛かった。これでますますテンションが下がった。

H多さんも足が痛むようなので、残りは悠らりさんのレッスンへ移行した。悠らりさんは先週えすきくんから習ったことを練習したかったようだけど、せっかくえすきくんがいないので、ダブルH式Mレッスンを行った。2級受かっても1級受かっても深雪やコブが滑れるようにはならないけど、深雪やコブが滑れるようになれば、2級くらいは受かるだろうということで、セオリー無視で悠らりさんにはあれこれやってもらった。ピョンピョンしてターンする練習もしたので、きっと来シーズンは深雪でもピョンピョンできるだろう。

滑り足りない悠らりさんを一人残して先にセンターハウスへ戻った。昼前にはスキー場を出て、赤井川方面へ食べごろのフキノトウを探しに行った。適当なところで脇道に入って車を止めて、辺りを散策して若芽のフキノトウを探した。花が咲いたものは分かりやすいけれど、若芽となるとなかなかそうはいかない。とりあえず、適当に採るだけ採ってH多さんに選んでもらうつもりで続けた。

ビニール袋が少し膨らむくらい採れたので車へ戻ると、二人もそろそろ戻って来るところだった。何だかその場で今晩はフキノトウで飲み会に決まってしまう。その前に、腹が減ったので余市へ昼飯を食べに行くことになった。

余市の柿崎商店が悠らりさんのおすすめらしいので行ってみると、前に来たことがある店だった。実は悠らりさんも財布を忘れていたので、二人でH多さんにおこづかいをもらって丼を食べた。帰りは高速を通って15時前にはH多邸に到着。でも、財布に家の鍵が入っているので、閉め出されたことに気付いた。

H多さんと別れた後、ママンのいるコンベンションセンターまで行って、1時間ほど昼寝をしてから無事合流。家に帰るのが面倒なので、そのまま病院へグランマの見舞いに行った。行く度にいろいろと用事ができるのが面倒だ。結局、次の日も来なきゃいけなくなってしまった。それでも、高圧酸素治療とリハビリの効果があったようで、指が動くようになったのはよかった。それ以上に、リハビリをやる気になったのがよかった。今までは「年だから仕方ない」とあきらめていたけれど、ようやく「やればできる」と分かったようだ。これで、要介護認定も「いい」判定が出れば言うことないんだけど。

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