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2009年4月

09/4/29 札幌国際

この日ほどエンサヤにそばにいて欲しかったと思ったことはなかった。

ビールが飲めるようにH本かーでH多さんを迎えに行くと、どうやらこの日は二人だけらしい。何となく南回りで札幌国際へ行くと、営業前なのに結構車が多い。レーサーをよく見かける。インフォメーションへ行って、ドキドキしながらポイントを調べてもらうと、計算通り8ポイント溜まっていることが分かった。ゼビオ10%OFF券と、ワンコインランチ無料券と、1日券引換券を受け取ってからゴンドラに乗った。スプリング券だとお得感がない。結局、今シーズンのくるトクは全然得じゃなかった気がする。

H多さんはまだ足が不調らしいので、パークに付き合ってもらった。ビギナーのキッカーは、相変わらずランディングが急で短い。最初、二人ともほぼフラット落ち。距離を飛ばせないセッティング。驚いたことに、痛かった膝がキッカーを飛んで治ったらしい。ヘルニアといい、H多さんは心も体もMのようだ。

チャレンジはビギナーとは比較にならないほどデカかった。公称16 m。数字ではピンと来ないけど、横から見るとすごくデカく感じる。珍しくキッカーはライナー系。パトロールのボーダーがテストで飛んでたけど、かなりビビってるのが分かった。これは手強そう。

チャレンジを飛ぶつもりでSeth Pistolに乗って来たけど、久しぶりにビギナーで回ってみると、重くて全然回せない。リップも折れ曲がっていて、イマイチちゃんと踏み切れない。ローテーション不足気味で怪しいランディング。やっぱりストレートからちゃんと順番通りやらないとダメだね。やる気ないと練習にもならない。

問題のチャレンジキッカー。1本目、ショート。2本目もショート。ゲレンデの雪が腐ってストップ雪になった3本目は、さらにショートでテーブル落ち。あまりの衝撃に吹っ飛ばされて、体勢を崩して転倒し片方板開放。慌てて板を拾ってランディングから出てスタートから見えるところまで滑って抜けた。テンションがた落ち。

最後と思って飛んだビギナーもボロボロ。そして、チャレンジ。飛ばないつもりだったけど、最後なので行ってみることにした。ボーダーがパーク入口からスタートして飛んで行くのを見ていると、だんだんビビって来た。直前のボーダーはアールで突然停止。スピードが足りなかったらしい。嫌な予感はしつつも、思い切ってスタートした。イマイチスピードに乗らない。そして、アール直前にストップ雪に板をつかまれて前のめりになったと思ったら、硫安で硬く締まったアールで板が走る。踏み切らないことには届かなそうなので、とにかく体勢を戻してがんばって踏み切った。それでも足りなそうなので必死に泳いだら、なんとかテーブル落ちは避けられた。


ただの言い訳。

何もいいところなしで、今シーズン最後の札幌国際を滑り終えて、11時すぎにジンギスカンを食べに行った。すると、まさかの予約受付。12時すぎまで予約で埋まっていた。仕方ないので、ビデオを見たりして時間を潰す。時間が来てジンギスカンを食べ始めたけれど、二人だと食べるスピードが速い。30分過ぎて全部食べ終わったので、肉と野菜とご飯を追加。何も考えていなかったけど、なかなか減らない肉を見て、どうやら最初の皿より肉が倍ほどだったことに気付いた。ヤバい。食べ放題で残すのはマナー違反だとは思いつつも、もう全然箸が進まない。結局、肉も野菜も少し残してしまった。こっそり出て行ったつもりが、ビデオカメラを忘れたので取りに戻って余計に申し訳なかった。

今度、帰りは北回りで札幌へ。GW初日だったけれど、昼すぎだとまだそれほど混んでいなくて、早く帰ることができた。肉を食い過ぎたので、前を激しく走る車の「焼肉王国」の文字を見ただけで気持ち悪かった。五色温泉の焼肉にあまり魅力を感じなくなってしまった。でも、山菜があるから大丈夫かな。

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散財ツアー

火曜日はちょっと遅れて秀岳荘セール散財ツアーに合流。まずは、白石店で物色。

1. イスカ ウルトラライト コンプレッションバッグ LL
厳冬期用シュラフがかさばるので、これで少しでもスペースを節約。シュラフ以外にも、普通の旅行の荷物にも使えるらしい。これであの娘の脂肪もコンプレッション。

H多さんと連絡を取ってから、札幌本店へ移動。えすきくんも一緒に来るらしい。待ち合わせより早く着いたので、先にあれこれ物色。

2. パナソニック チウム電池 CR123A
ヘッドライトはザックに常備しているけれど、なぜかたまにスイッチが入りっぱなしになっていることがあり、電池の消耗が心配。予備をしっかり持っておく。でも、ヨドバシとかで買った方が安かったかも。あまり考えないようにしよう。

3. 秀岳荘オリジナルGPSケース
今まではカメラバッグに入れたり、ポケットに入れたりしていたけど、ボタンがぶつかって誤動作することが多かったので、ザックのショルダーベルトに取り付ける予定。

1階で買い物を終えて、2階へ。

4. TOKO Easy WAX Liquid エクスプレスマキシ
今シーズンはこれまでの最多滑走日数を更新しただけあって、ワックスの減りも激しかった。シールが汚れるのが嫌だから、山板にはいつもこれ。

5. KIWI WET PRUF
今さらだけど、登山靴のメンテナンス。さすがに買い換える気はないので、今頃になって大事に使おうと思い直した。インソールを入れるかどうか悩みどころ。

続いて3階へ登ってから二人に連絡すると、実はもう秀岳荘に来ていたようだ。3階にH多さんがやってきたので、合流して2階へ降りてシュラフを見て回った。H多さんは綿密に調査したようで、シュラフのスペック比較表を作成していた。展示品を実際に触ってみて、スペックとのちがいや実際の使用感が結局よく分からないと思った。とりあえず、寒がりで冷え性の自分の場合、他の人より体感温度が10度から15度は低いと思うので、きっとアドバイスは参考にならないだろう。というわけで、自分の買い物をしに3階へ戻った。

6. ホブロフス バリアージャケット
防寒着は高校のときに買ったウールのセーターをずっと来ていたけれど、重さや取り回しの面で不便なので、思い切って購入。モンベルよりも暖かそうなので、こっちを選んだ。佐々木大輔に騙されたかもしれないけど。

2階へ降りると、スペック比較表をもとにH多さんは的を絞ったようだった。1階へ降りると、えすきくんがザックを選んでいるところだった。夏山で泊まったことがないので、大したアドバイスはできない。冬山で90Lのザックを背負って滑るのはもう懲り懲りというのが正直な気持ち。えすきくんは最終的にオスプレイのザックに決めたので、腰当てを熱成形。温めるのにも時間がかかって、その後で腰に締め付けて10分待たなきゃいけないので、結構面倒。

家で食べなきゃ行けなかったので、二人と別れて帰った。

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09/4/27 キロロリゾート

フキノトウを食べ損ね散財ツアーにも行きそびれた不幸なおじさんに、天からの贈り物。

朝起きてから出発直前まで、札幌国際にするかキロロにするか散々迷った末、結局キロロへ行くことに決めた。どちらも新雪が積もっているのは間違いないけれど、最悪リフトが動かない可能性もある。札幌国際はくるトクカードのポイントが貯まっていて無料。キロロも春シーズン券がある。でも、怪我人が多くて山へは当分行けないかもしれないので、ジンギスカン用にくるトクポイントは残しておいて、キロロの春シーズン券のもとを取ることにした。シーズン券なら途中でリフトが停まってもショックは小さい。

出発が遅かったせいで朝のラッシュに捕まり、キロロへ着いたのは9時すぎ。いつものように2階で準備していると、長峰第2エクスプレス運行開始のアナウンスが入る。てっきり平日は長峰がオープンしてないと思っていたので、嬉しくなって急いでリフトに乗って長峰へ向った。

長峰第2は中間から上がガスガスで視界が悪い。けれども、下の方にはノートラックの斜面が続いているように見える。リフトに乗っているとき、上から何人か滑って来るのが見えたけど、あまり気持ちよさそうじゃない。上へ着くとあたりは真っ白。地面との境界が分からない。平衡感覚がおかしくなりながらも滑って行くと、板があまり走らないけど、ターンで踏めばちゃんと返って来る重いパウダーが10cmほど。Seth Pistolでぴょんぴょんターンしながら下まで降りた。

整地斜面へは基礎スキーヤーがぞろぞろ行くので、長峰第2B (N2B)の奥を狙ってみると、ノートラックパウダーが広がっていた。ここを何本もノンストップで流した。斜度が緩いので、Pontoonを持ってくればよかったと後悔した。2時間半、20本くらい全く休まずN2Bをヘビーローテーションし続けた。最後に深雪に埋もれたエア台で飛んで遊んでみた。でも、すでに乳酸が溜まっていて力が入らない。360回って着地でへなへなと座り込んでしまった。いつも見かけるキロロローカルモーグラーのみなさんが必死に深雪からコブを掘り出していたので、ちょっとだけラインへ入ってみた。案の定、暴走して終わり。

まあ、何はともあれ、これが間違いなく今シーズンのラストパウダーだろう。気になるのは、本当にコブマラソンがこのまま中止になってしまうのかということ。チームベルガーとチームおさわりのメンバーはひよったらしく、結局、今年も開催したとしても出場選手はいつものメンバーだけ。しかも、「暫定」クラウンで今回の最有力選手であるえすきくんが療養中。第1回大会優勝のH多さんも怪我で不調。言い出しっぺのばか親さんも嫁が不調。やっぱり、こうなったら一人でも長峰完走を目指すしかないか!?

乞うご期待!

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09/4/25 キロロリゾート

えすきくんが足を痛めて今週末はお休みらしく、H多さんも十勝岳で痛めたところがまだよくないらしいので、残念ながら山へは行けなくなってしまった。H多さんは調子が悪くて山菜採りに行きたいみたいだけど、悠らりさんはキロロで練習したいそうだし、日曜日のコブマラソンも延期(中止?)になってしまったので、この際長峰完走を目指して、H多さんにはキロロへ付き合ってもらうことにした。

滑った後で山菜採りへ行く予定だったので、簡単に準備をしてから車でH多邸へ向った。いつものように車チェンジしようと荷物を積み替えているときに、財布と携帯電話を忘れたことに気付いた。ちょうどそのとき、悠らりさんから「今起きた」とメールが届いた。さすがのH多さんも、かなり気分を害したようだ。そのせいか、いつもなら曲がる交差点も直進してしまい、ちがうルートでキロロへ向った。寝坊の悠らりさんは、遅れて自分の車で来るそうだ。

キロロへ行く途中、窓の外のフキノトウがずっと気になっていた。フキノトウは苦いと聞いたことがあって、今までは食わず嫌いだったけど、H多さんが食べたことがあるので、今回の狙いはフキノトウだった。

スキー場へ着くと、なぜか急にテンションが下がって来て、スキーを履いてさらに下がって、コブのインスペクションをしたら、完全に下がってしまった。というのも、なまったコブに薄らと積もった新雪はスキーが引っかかりやすい。さらに、コブの溝にはピョコピョコと枝が顔を出している。細い枝ならまだいいけど、松の先端が飛び出ているのを見たときに、もうコブを滑る気がなくなった。長峰完走を放棄しようと思って滑り降りると、リフト乗り場で悠らりさんがちょうどH多さんに合流したところだった。

それからは整地を滑る。先週よりもバーンが柔らかくて適度にエッジが噛んで滑りやすい。けれど、圧雪の間に硬い雪の固まりがごろごろ転がっていて、油断していると板が跳ねられて手強い。安全滑りでズラして滑っていても上達しないので、思い切って板に乗って行ったら、見事に足下をすくわれて足場を失ってスライディング。両足解放で怪我こそないけど痛かった。これでますますテンションが下がった。

H多さんも足が痛むようなので、残りは悠らりさんのレッスンへ移行した。悠らりさんは先週えすきくんから習ったことを練習したかったようだけど、せっかくえすきくんがいないので、ダブルH式Mレッスンを行った。2級受かっても1級受かっても深雪やコブが滑れるようにはならないけど、深雪やコブが滑れるようになれば、2級くらいは受かるだろうということで、セオリー無視で悠らりさんにはあれこれやってもらった。ピョンピョンしてターンする練習もしたので、きっと来シーズンは深雪でもピョンピョンできるだろう。

滑り足りない悠らりさんを一人残して先にセンターハウスへ戻った。昼前にはスキー場を出て、赤井川方面へ食べごろのフキノトウを探しに行った。適当なところで脇道に入って車を止めて、辺りを散策して若芽のフキノトウを探した。花が咲いたものは分かりやすいけれど、若芽となるとなかなかそうはいかない。とりあえず、適当に採るだけ採ってH多さんに選んでもらうつもりで続けた。

ビニール袋が少し膨らむくらい採れたので車へ戻ると、二人もそろそろ戻って来るところだった。何だかその場で今晩はフキノトウで飲み会に決まってしまう。その前に、腹が減ったので余市へ昼飯を食べに行くことになった。

余市の柿崎商店が悠らりさんのおすすめらしいので行ってみると、前に来たことがある店だった。実は悠らりさんも財布を忘れていたので、二人でH多さんにおこづかいをもらって丼を食べた。帰りは高速を通って15時前にはH多邸に到着。でも、財布に家の鍵が入っているので、閉め出されたことに気付いた。

H多さんと別れた後、ママンのいるコンベンションセンターまで行って、1時間ほど昼寝をしてから無事合流。家に帰るのが面倒なので、そのまま病院へグランマの見舞いに行った。行く度にいろいろと用事ができるのが面倒だ。結局、次の日も来なきゃいけなくなってしまった。それでも、高圧酸素治療とリハビリの効果があったようで、指が動くようになったのはよかった。それ以上に、リハビリをやる気になったのがよかった。今までは「年だから仕方ない」とあきらめていたけれど、ようやく「やればできる」と分かったようだ。これで、要介護認定も「いい」判定が出れば言うことないんだけど。

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突哨山

カタクリを観に突哨山の男山自然公園2年ぶりに行って来た。

公園まであと10分くらいのところにあったコンビニで昼食を買ったとき、空には雲が多くて、もう陽射しはあきらめた。天気ばかりは思い通りにならないので、さっと歩いて早めに帰ろうと思った。駐車場には10時半くらいに着いた。さすがに、平日の朝だけあって空いている。

カメラの準備を終えて公園の入口へ行くと、カタクリがすぐに出迎えてくれる。けれども、どのカタクリも花が閉じていて、元気がなさそうだ。まだ寒いからなのか、やっぱり来る時期が早すぎたと思った。カメラマンらしい人も、「まだ早かった」と舌打ちしながら入口ですぐに引き返して帰って行った。

まだ寝ぼけているカタクリ

わざわざ札幌から来ているので、デジイチを下げたおばちゃんおじちゃんに混ざってカタクリの写真を撮った。アングルファインダーや三脚をうらやみながら、せっせとスクワットをしながら手持ちで撮影。下が濡れているので、膝を付くと冷たい。分かっている人は、膝を付くためのシートをちゃんと持って来ているようだった。

カタクリは開いていないとはいえ、一面に咲き乱れていてすごかった。植えたわけでもなく自然にある群落だというのだから驚く。遊歩道の脇を延々とカタクリの絨毯が続いていた。カタクリに混じって水色のエゾエンゴサクやキクザキイチゲも咲いていた。カタクリの赤紫であたりがいっぱいなので、キクザキイチゲの白が逆に際立ってきれいに見えた。他にも、ところどころに咲いているフクジュソウの黄色が鮮やかだ。時折雲間から日が射すと、白や黄色がひときわ輝く。ナニワズも咲いていた。

この男山自然公園がある突哨山に、実は、かつてゴルフ場開発の計画があったというのは、伯父が持っていた「突哨山と身近な自然を考える会」の会報を目にして初めて知った。10年に及ぶ保護運動の結果、旭川市と比布町が買い取って、突哨山のカタクリの群生地を含む自然が守られることになったそうだ。一面に広がるカタクリの絨毯を見ることができるのは、市民運動のおかげだった。感謝。

鳥の鳴き声が近くから聞こえるので目をやると、すぐそばにヒヨドリがとまっていた。小鳥の鳴き声はよく聞くけれど、なかなかすぐそばで見る機会が少ないので、花の名前はともかく小鳥はいまだに全然覚えられない。


トリミングなしでこの大きさは初めてかも。


この時期はまだフクジュソウも咲いていた。

だいたい1時間かけて一回りすると、しだいに日が射す時間が長くなって暖かくなって来た。気付けば、カタクリもだんだんと元気が出て来たのか、花が開いて来たように見える。花も太陽が出てくるとテンションが上がるようだ。そんなカタクリを見て、一緒にテンションを上げてもう一周。

起き始めたカタクリ
目が覚めて背伸びをするように、カタクリが1枚ずつ花びらを開き始める。

2周目では、前回見つけた木の根っこの窓を探していると、ちょっと様子がちがうけれど、同じような場所を見つけた。気を挟んで前とは反対側にエゾエンゴサクが咲いていたので、窓の裏側から覗いてみた。すると、エゾエンゴサク以外にも、キクザキイチゲの白い花が見えるのに気付いた。ついついチラリズムにハマってしまった。むっつりスケベの本領発揮。


エゾエンゴサク。


キクザキイチゲ。


カタクリ。

上の方まで登って来ると、遠くに薄らと雪化粧の山並みが見えた。よく見ると、山頂が結構鋭く突き立った真っ白な山も見える。その山をカタクリ越しに見ていると、ファインダーの中をトンビか何かがグルグル舞い始めた。

あんまりたくさんカタクリが咲いているので、ただボーッと撮っていてもつまらなくなって来た。少しは頭を使って撮らないとダメかと思って、試行錯誤してみる。

入口からちょうど反対側には、白樺の林が広がっている。青空と白樺とカタクリの色合いがきれいだった。

持っては来たけど使っていなかったE-420を取り出して撮影しようとしたら、レンズがバッグから落ちた。慌てて右足を出して地面への直撃は避けたものの、リフティング技術が低いので、レンズは足に当たった後、地面へ落ちてコロコロと坂を転がり落ちる。途中でレンズキャップも外れて冷や汗ものだったけれど、レンズは木の根元で回転を止めた。取り上げてみると、枯葉や土などがくっ付いているものの、幸い前玉には傷が付いていない。ホッとした。

とりあえず、ボディに付けていたパンケーキレンズでそのまま撮影。35mm換算で50mmの焦点距離で花を大きく撮るには、結構寄らなきゃいけないので大変だということに気付いた。あと、どうも40Dに比べてAFの精度が悪い気がする。

独り舞台

2周目はゆっくり回って13時近くになったので、売店で甘酒かりんとうを買って帰ることにした。売店のおじさんに聞くと、ピークはあと2、3日で、1週間もすればカタクリは終わって、ニリンソウが咲き始めるということだ。この日まではずっと天気が悪くて、遠くからやって来た人も、昨日はカタクリが開くところを見れなかったらしい。天気予報をにらんで今日来たのは正解だったようだ。

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雪焼けはいいことだ

この間おでん一平の大将に、「運動している証拠だ」と雪焼けを褒められた。十勝岳での雪焼けがひどくて、鼻の周りを中心に顔の皮が剥けてボロボロだったけど、雪焼けも悪くないもんだ。肌には悪いけど。

そんな一平へ行ったのも、前に行ってからもう半年以上経ってしまった。混んでいて入れないと困るので、18時前に着いてみると、なんと店へは一番乗りだった。景気が悪いことや年度始めの移動の時期で、お客が少ないらしい。

今回は今が旬の山菜のおでんをいただいた。うど、あずき菜、ハマボウフウ。普段は苦手なうども、おでんで美味しく食べれた。ハマボウフウはうどと同じセリ科で、うどよりも癖は強かったけれど、歯ごたえがシャキシャキしていてとても美味しい。あずき菜は見たのも食べたのも初めてだった。見た目にはギョウジャニンニクに似てるけど、味は癖がなくあっさりと甘くて美味しい。ちなみに、あずき菜というのは通称で、後で調べると正式な名前はユキザサと言うようだ。

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もちろん、山菜の他にもおでんを食べた。久しぶりに食べたたちかまは絶品。たちかまを作っている方がもう高齢ということで、いつまでもこの味を楽しめるわけではないそうで残念。たちかまを食べたせいか、うっかりはんぺんを食べ損ねた。だいこんとえのきだけはしっかり食べたのだけど。

お酒はビールの後で、札幌では一平でしか飲めないという黒松白鹿という長野のお酒をぬる燗でいただく。この酒を飲んで二日酔いにはならないと大将が言うだけあって、確かに美味しい酒だった。やっぱり焼酎よりは日本酒が自分には合うようだ。

日本酒を飲んでいると、刺身が食べたくなったので、今日もとっておきのを出してもらってみんなで頂く。ホタテ以外は刺身で食べたのが初めてだった。白身魚の王様と呼ばれるというクエ、あるいはアラに、釣りキン。キンキの煮付けは食べたことがあるけど、刺身は初めてだ。お酒と一緒に食べるとなんとも美味しくたまらない。

大将が子どもの頃から札幌のこの辺りへ住んでいたということで、みんなは昔話に花が咲いていた。先代がおでんの店を出す前は、医大の食堂で働いていたそうだ。もちろん、一人だけ当時の思い出話には着いて行けなかったけれど。

札幌へ来たら一平で食べるのが楽しみになったようで、すっかり満足して別れた。自分が紹介したお店を気に入ってくれるのはうれしい。ついでにご馳走になれるのでもっとうれしい。接待してもらえる人には、ぜひ一度行ってもらいたい店だ。もちろん、接待してくれるならいつでもご案内しますよ。

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入院

グランマを月曜日に病院へ連れて行ったら、なんとそのまま入院することになってしまった。平岡公園にいるときに、そのことをママンからのメールで知ってびっくり。

パーキンソン症候群がひどくなったので、薬の調整のために検査とリハビリを行う目的で2、3週間の入院が決まった。慌てて入院の準備をして、自宅と病院を往復。

予想はしていなかったけれど、どこか急に悪くなったわけじゃないので、ショートステイのつもりでこっちは少し気分が楽になった。これでしばらく家が静かになって落ち着く。でも、この日は朝から夕方までずっと入院の準備で振り回されたので、さすがに疲れた。

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平岡公園

月曜日にグランマとママンが診察を受けている間に、平岡公園のミズバショウを観に行って来た。平岡公園へは梅を観に来たことはあったけれど、湿地の木道を歩くのは今回が初めてだ。

駐車場から橋を渡ってすぐ、左手に湿地への道が現れる。少し歩くとミズバショウの白い花が咲いているのが分かった。豊羽の手前より、ずっときれいに咲いていた。さすが公園。花の数も圧倒的に多い。

少しだけ黄色い花が咲いているのを見つけた。エゾノリュウキンカのようだった。つまり、ヤチブキ。山菜だから食べれるはずだけど、公園だから採るのは論外だね。

ミズバショウに紛れてザゼンソウもチラチラ咲いていた。ザゼンソウを見てフェムトを想像するのは自分だけだろうか?

ミズバショウはやっぱり水が流れているところに咲いている方がきれいに見える。

ほとんどの木々の枝は、まだ、葉も開いていないけれど、春を感じているようだった。

梅園の方まで歩いて行ったけれど、さすがに花はまだ咲いていなかった。咲くのは来週かな。

今回もカメラとレンズの使い勝手を調べるべく、ちょっと我慢して荷物を持って来た。木道を歩いてミズバショウを中心に撮ってみたけど、やっぱり望遠ズームが便利だと思った。高倍率ズームも持って来ていたけど、雨竜沼湿原のように遠景を撮りたいとは思わなかったので、望遠ズームで十分だった。E-420も持って行ったけど、焦点距離が35mm換算で82mmしかないと短く感じた。標準ズームしか持ってないと、きっと望遠ズームも欲しくなるだろうな。安易かもしれないけど、質を求めなければ、高倍率ズーム同様、ダブルズームキットも無難な選択肢かも。

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09/4/19 十勝岳

H多さんたちと一緒に、十勝岳へ調査に行って来た。

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09/4/18 キロロリゾート

余市岳でのクラッシュから2週間ぶりに、スキーを滑りにキロロへ行ってきた。南回りはやっぱり遠いので、素直にえすきくん、H多さん、悠らりさんを拾って7:30に札幌を出発。札幌市内はすっかり雪が融けて、もうシーズンが終わってしまったようだったけど、毛無峠はスキーバカの車で賑わっていた。

今日はコブ板だけ。予定通り長峰第2へ。最初はAコースを滑る。圧雪してあって気温も低いので、かなり硬いバーンで、コブ板では滑るのが恐かった。しかも、余市岳でのクラッシュで、スピード恐怖症になってしまった。5本くらい滑って、ようやくスピードに慣れてきた。

悠らりさんは、課題のローテーションを直すために、いろいろとレッスンを受けるけれど、なかなか先へ進めない。何かやると、その前にできてたことができなくなる一進一退?の状況。ここしばらくはパラレルをやっていた悠らりさんが、中盤にボーゲンで滑る練習をしてみたら、どっちも同じに見えたんだけど、それを悠らりさんに言ったら怒られた。でも、パラレルなのにパラレルじゃなかったからね。

12時前にセンターハウス?に戻って、高級レストランで中華丼を食べた。春シーズン券で10%OFFなのは嬉しかったけれど、コップの水を中華丼にぶちまけたのはショックだった。

12時半に再び長峰第2へ向った。今度はえすきくんもH多さんもコブ板で、いよいよBコースのコブを滑る。1本目モーグル滑りをがんばって続けたら、食後すぐで気持ち悪くなった。エア台があったので、一応ツイスターだけやってみた。附田雄剛のレッスンみたいのをやっていたみたいで、相変わらずのすごい滑りを生で見た。2本目はコブマラソンを想定して、バンク滑りっぽい膝を曲げない滑りで、行けるところまで滑ってみた。でも、半分くらいしか滑れなかった。完走はとても無理。滑り終えて、もう上がろうかと思ったけど、悠らりさんに整地を滑ろうと誘われたので、もう一度リフトに乗った。リフトに乗っている間に少し回復したので、予定を変更してもう一度コブへ。今度は附田雄剛の滑りを真似して滑ってみた。上体を起こしたのでストックを突きやすくなったけど、同じ滑りを春の長峰以外でできる気がしない。

滑り終えたらもう限界。一人先に戻って、ソファーに座ってぐったりしていた。居眠しているところにみんなが帰ってきたので、今日は温泉にも入らずにすぐ帰った。途中、餃子を買って札幌へ。家に早く着いたので、明日の準備が楽だ。

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1本で何でも

喉の痛みも消えて風邪もほとんど治ったので、カメラを持って少し出かけてきた。最近、H多さんにデジイチの講釈を偉そうにたれていたのだけど、だんだん自信がなくなってきたというのも、デジイチの購入を検討しているH多さんに、最初に高倍率ズームを薦めてみたものの、その画質が心配になったからだ。

自分が使っている高倍率ズームはTamronのAF18-200mm。200mmの開放F値が6.3と暗く、18mmの樽型の歪曲収差も評判が良くない。けれども、画質はともかく1本のレンズでいろんな場面で撮影できるのは、最初の1本としてはいいと思って薦めた。高倍率ズームに不満が出たときに、次の1本を選べばいいんじゃないかと思っていた。

そもそも画質と言うけれど、実はちゃんと比較したことはなく、今までは写真をパッと見た感じで判断していただけだった。そんなわけで、三脚こそ使わなかったけれど、大体同じような条件で撮影して比較してみた。すると、歪曲収差はどうにも目立つけど、70mmでの写りは、自分の腕なのかカメラの設定なのか、EF 70-200mm F4L USMとほとんど見分けがつかない。ついでに持って行ったE-420でも撮影してみたけど、ZUIKO DIGITAL ED 14-42mm F3.5-5.6の42mmの方が、Tamronの70mmよりパッとしなかった。200mmになると、明らかに解像度が低いのが分かるんだけど。

定山渓天狗岳

やっぱり高倍率ズームは無理矢理作ったレンズなのか、両端ではそれだけボロが出るのだろう。でも、特徴を知っていれば撮り方もあるのだろうし、そもそもコンデジに比べたらきれいに写る。とはいえ、レンズキットのレンズに比べると高倍率ズームの方が高価だ。でも、Nikonの高倍率ズームは人気高いそうだし、Canonも最近出したみたいだし、純正ならいいのかな。EOS 50Dには高倍率ズームのレンズキットがあって驚いた。手ぶれ補正といい高倍率ズームといい、裾野が広がった分だけコストが下がるのはありがたい。

レンズのことを書いていて、ふと思ったけれど、1本で何でもというスタイルは、スキーと一緒じゃないだろうか。1本でコブ、整地、飛びにパウダーと。きっと、何かを楽しむというのは、そういうことなんだろう。滑りを楽しむように、撮影も楽しもう。まあ、スキーは2本だけどね。

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SAJ会員証

完全に忘れた頃に、SAJから会員証が届いた。登録から2ヶ月。

以前聞いた通り、会員証には、確かに、あいおい損保の広告がのっていた。ついでに、チーム・マイナス6%の広告ものってた。SAJはチーム会員らしい。だったら今の政府の経済対策に反対しろよ。スキー場に雪がなくなるより、不景気でスキー客が来なくなる方が心配なのか?

せっかく自分のところにSAJ会員証が届いたけれど、テレビでは桜前線の通過がいつになるか気にしてる頃で、すでにシーズンオフしたスキーヤーも多いんじゃないだろうか。ところが、会員の期間は、なんと7/31までだ。こうなったら夏まで滑るしかないか?

ちなみに、過去5年間の滑り納めの日付を調べてみると。

2008年5月4日 中山峠スキー場
2007年5月20日 芦別岳
2006年6月18日 富良野岳
2005年6月4日 暑寒別岳
2004年5月30日 平山

異常な雪不足と早い雪解けだった去年が、それ以前に比べて明らかに早く滑り納めになってしまっている。逆に、去年以外は思った以上にねばって滑ってたみたいだ。今シーズンはいつまで滑れるだろうか。

夏は初ウォータージャンプというのもいいけど、その前に泳げるようにならないと、正真正銘のワンメイクジャンプになってしまう。エンサヤレッスンは恐いけど、えすきくんに付き合ってスイミングもありかな。いつか宮古の海を潜ってみたいし。

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北海道山菜図鑑

今年こそは山菜を採ろうと思い、ついに買ってしまった。

北海道山菜図鑑 (Alice field library)Book北海道山菜図鑑 (Alice field library)

著者:小林 隆正,久保 秀樹,佐藤 孝夫
販売元:亜璃西社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

山菜といっても酒飲みじゃないので、あまり灰汁の強いのは苦手。ウドですら好きじゃない。普通に食べるのは、フキ、タケノコ(ネマガリダケ)、ワラビ、ギョウジャニンニク、タラの芽くらいかな。

この本を読んで驚くのは、夏山に登って写真に撮っていたきれいな花も、春には山菜として食べれるものが意外に多いということ。とはいえ、あんなにきれいな花を咲かすものを、食べるために摘み取ってしまう気にはならない。オオウバユリはアイヌもよく食べたって言っていたっけ。

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SafariのRSSリーダーとAperture

以前から、Apertureがハングしてるとき、SafariのRSSリーダーが使えないことがあった。今回、Apertureのプレビューを構築し直してみて、この作業を行っているときにRSSリーダーがダメになることが分かった。つまり、Apertureでプレビューを構築しているときに、RSSリーダーが下のようなエラーメッセージを出して、正しく表示されなくなる。

The error is: “Operation could not be completed. (Mach error 268451843 - (ipc/rcv) timed out)” (NSMachErrorDomain:268451843)

1日中プレビューを構築しているので、RSSリーダーがずっと使えないのだけど、RSSのアップデートはちゃんとチェックしてくれているので、未読記事がどんどん増えていくのだけは分かる。読めないだけだ。もちろん、読めなきゃダメなんだけど。URLをMailに登録しておけば、RSSはこっちで読めるので、Safariとは全く別のようだ。

今日はApertureのアップデートもあったけど、結局状況は変わらなかった。そもそも、プレビューを構築し直すことになったのは、最近Apertureが予期せず終了することが多くなったからなので、そっちの問題が改善されることに期待する。

ところで、フラッシュを使ったかどうかのEXIF情報を表示させたくても、適当なものが見つからない。数字が当てられているようだけど、カメラごとに数字がちがうので、判別の役に立たない。プレビューではちゃんと表示されるから、どこかにあるんだろうけど。

SoftwareAperture 2

販売元:アップルコンピュータ
発売日:2008/08/26
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運転免許証更新連絡書

忘れていた頃に、免許更新の案内が届いた。てっきり手稲へ行くものだとばかり思っていたけど、意外にも中央警察署でよかった。これも去年の10月から大人しくしてたおかげか。

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要介護を目指して

昨日、月曜日の午後、ついに要介護認定の面談を受けた。もちろん、受けたのは自分ではなくて、グランマの面談に立ち会った。

洗髪を含めた入浴介助や簡単なリハビリをデイサービスの形で近くの施設で受けたかったのだが、生憎、要支援の枠は空いておらず、要介護にならなければ希望の施設でサービスを受けることはできない。そこで、何とかグランマの演技力で要介護っぷりをアピールして欲しかった(うそ)のだけど、要介護の壁はなかなか厚かった。

午後、家を訪れたのは区役所保健福祉課の中年男性で、話し振りからしても保健師などの専門家ではなく、単なる事務員のようだった。面談マニュアルのようなチェックシートを取り出した男性の進行で、面談が進んだ。

最初にグランマは尋ねられたのは、名前と住所だった。もちろん、この質問は本人確認だけではなく、認知症の確認も兼ねている。すると、早速グランマは住所を間違えてくれた。いいぞ!心の中で呆れつつも応援する。けれども、さすがに住所を間違えたのが恥ずかしかったのか、ぼそぼそと弁解がましいことを言ったかと思ったら、「お風呂とか入れて欲しいんです」などと先走ったことを言い始めた。そのために、まず介護認定を受けているんだけど、イマイチよく分かっていない。テレビで介護保険の特集を毎日のように見ていたはずなのに、右から左へと抜けていっているところは立派な老人なんだが、要介護の最低基準はかなり厳しい。

基本的に、我家ではできることはしてもらうという方針なので、たとえ着替えに1時間近くかかったり、食事に1時間以上かかってぼろぼろと床にこぼそうとも、そう簡単には手伝わない。こちらが待っているのが面倒だといって手伝ってしまえば、ますます自分でできなくなるからだ。けれども、これが要介護認定では不利に働いてしまう。できるということは、要介護でも要支援でもなく自立になってしまう。そんなわけで、日常生活に関しては、トイレや入浴、歯磨きなどといった本人の身の回りのことから家事まで、満足にはできないけれども自分でやっているということで、介助はいらないと判断されてしまった。

脳梗塞による後遺症と老化のために、最近では手の震えが激しくなり、自分で食事をするのがだんだん困難になってきた。一緒に外食するのは恥ずかしいほどに食べ方も汚くなった。この点はある程度評価されたけれど、とにかく、基準が厳しすぎた。

買い物については金銭の管理能力について問われるのだけど、ここしばらくは腰痛のために買い物にすら連れて行っていない。以前は運動のために連れて行くだけはしていたのだけど、お金の計算ができなくなってからは、レジで時間がかかりすぎるために、カートを押して歩かせるだけになっていた。ちなみに、かなり前傾がかかっている老人一般にとって、カートを押すとバランスがとれるのでいいようだ。そんなわけで、買い物をしていないので金銭の管理ができないということでいいかと思えば、年金を引き落として、その額の範囲で生活費をやりくりしていれば、どうやら管理能力があると判断されてしまうようだ。

続いての質問は認知症に関わるものだったので、本人にではなく家族が尋ねられるものだった。ところが、その認知症というのも、被害妄想や徘徊など、もうとても一人では放っておけないというような老人を対象としているようで、さすがのグランマも該当する項目がなかった。最後に自分の意思を家族へ伝えられるかという項目があったところで、グランマは「意思」のことを「医師」と勘違いしてトンチンカンなことをしゃべっていたけれど、あっさりスルーされてしまった。

結局、日常生活で介助は必要なく、認知症もないことから、要介護となることはまずないと言われた。とはいえ、要介護の基準となる高齢者というものが、能力的にあまりに低い水準だったので、仕方がないと言うしかない。逆に言えば、日本の介護保険制度で高齢者に最低限保障しようと考えている生活水準や生活の質といったものが、いかにひどいものかということが分かった。一人で日常生活ができなくなるまで、できるかぎり金をかけずに放置しておこうという意図が読み取れる。「お国のために働き、お国のために早く死になさい」と。

結果は一週間後だっけな。

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九州祭り♪

昨日の夜は、悠らりさんの家で九州祭り♪だった。悠らりさんの九州土産をみんなでご馳走になる。

そもそも、風邪さえひいていなければ、土日はキロロへ行くつもりだった。体調が悪いから九州祭り♪もどうしようか迷ったけど、前に餃子パーティーへも腰痛で参加できなかったので、今回はちょっと無理してでも出かけた。ご馳走になるだけでは悪いので、お土産も急いで準備して。

悠らりさんから19時開始のメールが来る前に出発してしまったので、サンクスでウコンの力とかを買って時間を潰した。19時をすぎて玄関まで行くと、H多さんからの電話を受けていると、ちょうどえすきくんもやって来た。初めて中に入ると、新築だけあってどこもきれい。

玄関のドアを開けてすぐに目に入るのが、壁に立てかけてあるスキー板の数々。悠らりさんも一人前のスキーヤーになったものだ。

H多さんのジョニー・モズレービデオを観ながら薩摩揚げを突ついているうちに、悠らりさんとえすきくんが長崎チャンポンを作ってくれたので早速ご馳走になった。もちろん、珍しい芋焼酎も一緒に頂く。初めて飲んだ芋焼酎がすごく臭くて、それ以来毛嫌いして飲まなかったけれど、悠らりさんが持って来てくれた芋焼酎はずっと飲みやすかった。でも、やっぱり日本酒の方が好きかな。

21時を過ぎて、エンサヤさんも遅れて登場。酔いも回っているので時系列で遡るのも不可能だけど、持って来たSki BASE-Jumpや悠らりさんたちのビデオを上映したり、某クラブの映像やコブ王などなど、今日もスキー馬鹿な話で盛り上がって、エンサヤさんに怒られた。

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そして、気付けば終電の時間どころか、1時を軽く過ぎていた。自転車じゃないし、歩いて帰るわけにもいかないし、エンサヤさんと一緒に悠らり亭へ泊めてもらうことになった。悠らりさんが小さい頃から愛用していたという思い出の毛布をかけてもらい、ソファで横になっているエンサヤさんの隣で床に横になった。エンサヤさんから悠らりさんと二人の肉布団を薦められたけど、さり気なく拒否。幸い、エンサヤさんの寝言で起こされることもなく、トイレに起きる以外は目覚ましが鳴るまでほぼ熟睡できた。ただ、ぼんやりと覚えているのは、エンサヤさんが涎をすするような音が何度が聞こえたこと。何か美味しいものを食べてる夢でも見てたのだろうか。

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スポーチュ大陸

不死鳥のごとく
~アルペンスキー 皆川賢太郎~
を見ながらふと思いついた。皮肉にもエンサヤ自身も彼女の皆賢と同じく右膝靭帯断裂という怪我に見舞われてしまった。

番組は皆賢が復活をかける姿を追うドキュメンタリーだった。そう。思いついたというのは、エンサヤが怪我から復活して、見事にテクニカル合格を果たすまでのドキュメンタリーを作り上げるという企画だ。

NHKのスタッフは皆賢に同行して、彼ののワールドカップで戦う様子やトレーニングを撮影していた。一方、自分がエンサヤのトレーニングに同行するとなると、間違いなく肝臓を悪くしそうだ。でも、いい企画だと思うんだけど。

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PC55無事帰還

火曜日にソニーサービスステーション札幌へ修理に出したPC55が、昨日電話がかかって来て、修理が終わって戻って来たと分かった。体調が悪いので、どうせ引き取りに行くなら日曜日がよかったけれど、向こうが休みなので仕方なく今日取りに行って来た。

電話で簡単に修理内容について聞いていた。一番問題だったヘッドは、走行系の清掃だけでヘッドの交換はなかった。かなりの回数ヘッドクリーニングをかけていたので、摩耗によるヘッドの消耗が心配だったけれど、今回交換は見送られた模様だ。

一方、ついでに頼んだ液晶ファインダーのヒンジの修理は、部品を交換してもらった。今までは手で支えなければ水平に保てなかったけれど、これからは誰が撮っても水平がおかしくなることはないはず。

最後に、予想外の修理は、液晶のタッチパネルの不調についてのものだった。確かに、液晶に表示されている本来のボタンとはちがう部分がそのボタンの動作に対応しているように感じていた。慣れればそれほど気にならなかったのだけど、この問題を液晶ユニットの交換で対応してくれた。同じPC55にひびを入れてしまったsotoは、修理の見積もりが3万円以上もしていたので、2万円弱で液晶の交換と走行系の清掃をやってもらえたと考えると、ちょっと得した気分だ。ソニーサービスステーションへ修理に出す場合は、できるだけいろんな個所をぶっ壊して、新品同様にあちこち交換してもらうのがいいのかも。

とはいえ、自分の身体が壊れてしまっては、撮影どころじゃない。腰も首も治ったけど、ママンからうつされた風邪がまだ治らない。グランマまで今朝から咳が止まらず、うつされてしまったようだ。ビデオカメラを引き取りに行くだけでも結構疲れてしまった。こんなんじゃ、春スキーどころじゃないかも。

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SCM2009

受付締切を2日も過ぎた今日になって、第2回サッポロチャレンジモーグル2009の案内が送られて来た。よっぽど参加者が集まっていないのだろうか。案内にも受付締切4/5と書かれたままだし、観戦の案内なのだろうか。

とはいえ、チームおすわりで参加できるのはえすきくんと自分の二人だけだけど、どちらもGHMC参加で満足してしまっているので、結局今年も不参加。今週末は余市岳リベンジを目指す。

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ソニーサービスステーション札幌

ヘッドが消耗して寿命が近づいていたDCR-PC55。デッキとしての利用も考えるとこのまま成仏してもらうのは惜しいので、今さらながら、ソニーサービスステーション札幌へ持って行った。

受付嬢にカメラの故障の症状について説明した後、料金についての説明を聞いた。すると、なぜか、修理費用は定額で18,900円だと言われた。つまり、何がどう壊れていても料金は一緒ということのようだ。ヘッドの消耗以外に液晶ファインダーの付け根が緩くなっていることも伝えておいてよかった。コンパクトなminiDVカメラとしては重宝していたから、新品同様になって帰ってくるなら、修理費用は安くないけど悪くない。でも、どうせ定額なら、もっと壊れてから修理に出せばよかったかな。

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プロジェクトJAPANに期待

かつて「映像の世紀」という優れた特集を制作したNHKが、この不況下、下手をするとさらなる右傾化と軍国主義、帝国主義への道を再び辿ろうという時期に、日本の近現代史を客観的、冷静に捉える特集を始めたようだ。実際、音楽を担当しているのも加古隆のようだ。タイトルこそ「プロジェクトJAPAN」というもので、一見するとプロジェクトXの刷り直しかとも思ったけれど、中身はなかなか立派なものだった。

今日放送の第1回「アジアの“一等国”」は、台湾を中心に扱っている。日本人に吐き気がする内容だ。自分が日本人として認識されてしまうことが恥ずかしくて仕方がない。個人的には、北海道の人間であって、日本に支配されているとしか思っていないのだけど。そんな日本人でも、日本国憲法だけがせめてもの救いだ。非暴力を正文法で体現した唯一の国だ。成り立ちはともかく、これしかないのが日本だ。これがなくなったら、いよいよ日本人をやめる時だろう。

今日は一日中、飛翔帯がどうのこうのやっていた。子どもが気を惹きたいから悪戯をするようなものだ。そういう視点で見てやれば、もう少し対応の仕方もあるだろう。ぜひ、子どもの扱いに慣れている人間に外交を担当させて欲しい。

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トラックバック受付中止

しばらくまともなトラックバックがないので、受付を中止することにした。差し当たっては全く問題ないでしょう。

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初めての山岡屋

キロロからの帰りは、南回りで。途中、小金湯温泉へ行って、疲れを癒す。とはいえ、キロロからの道のりは長く、H多さんも大変そうだった。素直に朝里川温泉にしておけばよかった。

山に登って疲れたからということで、ついに山岡屋へ行くことになった。初めての山岡屋。悪名高き山岡屋。とにかく、身体に悪いイメージを散々植え付けられている。そして、ドキドキしながら券をおばちゃんに渡した。注文したのはH多さんと同じ辛味噌ネギチャーシュー。辛さは大辛と伝えると、面の堅さとかを尋ねられた。でも、どうしたらいいか分からない。頼みのH多さんもトイレへ行ってしまったっぽい。山岡屋先輩のえすきくんに聞いてもよく分からなそうだ。仕方ないので全部普通で注文した。

しばらく経って、はじめに辛味噌ネギチャーシューが運ばれて来た。ところが、脂少なめのはずのH多さんの注文が無視され、普通のが二つ運ばれて来た。そして、えすきくんにもしょうゆか何かが運ばれて来た。いよいよ食べてみる。見た目には美味そうに見えるけど、スープの表面に出ている麺の太さがちがう。うどんのように太い。

スープの味がものすごく濃い。あまりにしょっぱいので、喉が渇いて仕方ない。これはご飯を一緒に食べたくなるのも無理はない。ラーメンがご飯のおかずになる。しかも、普通なら薄味でスープとからめると美味しいはずのチャーシューが、これまたしょっぱい。スープの味の濃さを和らげる要素がどこにもない。こんなに逃げ場のないラーメンは初めてだ。先に食べ終わった二人には悪かったけれど、完全にやられ気味でゆっくりと食べた。もったいないからスープも少し飲んだけど、のどの渇きが加速するだけだった。結局、水を飲むことになる。でも、何とか完食。あとは、禁断症状がいつ出るかに興味が残る。

家に着いてから、喉に渇きを覚えて炭酸飲料を買いに行った。こんなラーメンは初めてだ。

翌日の朝、おしっこをすると、何だか色が以上に濃い。やっぱり山岡屋のせいか?こんなラーメンは初めてだ。何だか身体が拒絶しているように感じる。腹こそ壊さなかったけれど、これはちょっとしばらく食べなくていい気分だ。むしろ、タンタンの担々麺が食べたくなった。

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Gold Clearは快適くっきり

昨日の余市岳には前日入手したGold Clearのスペアレンズに交換して行った。交換は慣れない作業で少し時間がかかったけど、問題なく終えることができた。レンズを見る限りでは、Goldといっても激しいミラーではなくて、うっすらと反射するかどうか。これで春の強い陽射しを遮ることができるかどうか、少し不安だった。

昨日は薄曇りで陽射しはそれほど強くはなかったけれど、サングラスなしには辛い天気。サングラスは反対からは目が見えないくらいの色のものを使っている。滑る準備をするまでは、ずっとそのサングラスをしたままで、いよいよというときに、ゴーグルに交換した。

すると、ゴーグルは視界がすごく明るくなったように感じた。けれども、眩しさは全然感じない。Persimmonでは交換した後、しばらくは目が慣れるまで辛かったけれど、Gold Clearでは全く問題なかった。しかも、色が自然なので気持ち悪くない。変に視界が黄色っぽくならない。少なくとも、この日のような天気では、とても快適だった。

こんなことなら、さっさと割れたレンズを交換しておけばよかった。ゴーグル買うよりはレンズだけの方が安上がりだし、ちょっと得した気分だ。あとは、ガスったときやナイターでどれだけ視界が悪くなるかが心配なだけだ。

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最多滑走日数更新

いつの間にか、去年の滑走日数56日を超えてしまっていた。今シーズンはついに60日に到達しそうだ。それでもえすきくんやH多さんには遠く及ばない。あとは、山の雪がいつまでもってくれるかにかかっている。他にも、怪我をしないというのも大事だな。これからはもっと大人っぽく安全に滑ろう。

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09/4/4 余市岳

車が使えないので、今回はH多さんに迎えに来てもらった。7時前に出発して、北回りでキロロへ行くことになった。南回りと比べて時間的にも果たしてどちらが近いか?

環状通(昔は山の中を通ってた気がするけど、今は山の中の道路は藻岩山麓通に変わったっぽい)を通って、北1条宮の沢通を左折。途中、コンビニで朝食と行動食を買いつつ、国道5号線まで抜ける。ここで左折して、あとは、いつものルートでキロロまで。何とかゴンドラ営業前の8:15にキロロへ到着した。

朝早いにも関わらず、キロロの駐車場は激混み。それもそのはず、たまたまキロロカップの開催日だった。先シーズンも確かこんな日があったような。マウンテンセンター内にも、レーサーが溢れていた。まず、チケット売場で春シーズン券を購入してから、急いで山へ行く準備をしてゴンドラへ向った。ゴンドラからは真っ白な余市岳が見えてテンションが上がる。快晴とは言えないまでも、薄い雲がかかっているだけで風も弱く天気は良好だ。

ゴンドラ降り場で入山届に記入した。入っているのは2名。ところが、降り場には5、6人のボード、テレ混成パーティーが仕度をしていた。ちんらたやっているので、さっさと出発した。モービルのトレースをたどるのもバカバカしいので、地形を見ながら一人でショートカットしながら余市岳へ向った。

目指すは余市岳

交錯

コルまではダラダラしているので休みなく進む。

路は続く

日暈

コルへ下る

コルからの急登はなかなかキツい。先行の2名のボーダーを追い越してドロップポイントまで着いたので、一足先に休んで遅れている二人を待った。雪庇の様子を確認して引き返して来る頃、えすきくんと合流。続いてH多さんも到着した。体調不良のせいか、かなり体力的に辛そうだった。

石狩湾を背に急登

白井岳と定山渓天狗岳

先行の2名のボーダーが先に休んでいたので、こちらも休憩しながら二人が滑り降りるのを待った。その間に、混成パーティーがやって来て休憩し始める。今度は自分たちが滑ろうと思って、ルートを確認してからカメラを構える位置まで雪庇を避けて移動した。すると、そばで休んでいた混成パーティーから「オレがここを滑るから邪魔だ」と言われる。遅れてノコノコやって来た割に態度がデカい。お手軽な山域はマナーが悪い人が多いので困る。

合図を送って、えすきくんに先に滑ってもらった。残念ながら、途中で稜線の向こうに消える。H多さんには手前へ滑り降りてもらった。やっぱり構図的に稜線が入って横から撮ると、スピード感があっていい映像が撮れる。ホントなら、コルの脇からもっと望遠で撮れるといいんだけど。

自分の番になって滑り始めると、いきなりエッジが引っかかった。うっかりすると板を取られやすいコンディションだ。あまり加重しすぎないように両足に乗ることを意識して滑ったら、逆に加重が弱かったみたいで、左ターンで外足が取られてあっさり板が開放。このスピードとこの斜度で片足で堪えるのは不可能だったので、あきらめて転ぶと、予想に反して身体は滑り落ちずに激しく回転。いつの間にか身体は宙に浮いて、縦に回転を始めた。もう、どっちが上になっているか分からない。いつになったら止まるだろうかと思っていると、ようやく回転が止まった。幸い動けたので斜面を見上げると、大分上の方に板が突き刺さっている。ストックも片方はスキーのそばに落ちていた。

七転び八起き

どうしようもないので、スキーとストックを拾いながら上まで登った。ゴーグルに入った雪を落とし、気を取り直して滑り始める。登りに体力を使って足にほとんど力が入らない。首も痛い。途中、バランスを崩しながらもなんとかカメラを構えている二人のところまで滑り降りた。

首は折れてなさそうなので、シールを付け直してコルまで登り返した。えすきくんがピークへ向けて登って行くので、その後に着いて行く。そのまま北斜面を目指して登っていると、後から例のパーティーが着いて来た。帰りのコースにと考えていた斜面の上に到着したので、休憩をしてピットチェックなどをしていると、すぐそばにまた例のパーティーがやって来た。ここまで着いて来られると、いい加減うざい。

下から構えるように頼まれたので、とりあえず、コンディションを確認しながら慎重に滑り降りた。上部は場所によってクラスとしていたけれど、基本的には吹き溜まりが腐っていて板が取られやすい。ちゃんとターンすると足が疲れる。下まで一気に行けずに、途中で何度か止まって二人が見える位置を探しながら滑り降りた。結果としてカメラを構えたのはアバランチパスのど真ん中で、しかも、後に沢という地形の罠が控えている。テラスの沢では、望遠の手持ちは手ぶれがひどくて使えない映像になってしまったので、今回はちゃんとしゃがんで構えて撮ることにした。

ところが、これだといつものしゃがんで立つ合図が使えない。この合図だと立って撮ることが前提になっているので、hcon的にはNGになってしまう。とりあえず、大きな声で合図を送った。ところが、二人は全然スタートしない。まあ、しばらくしゃがんでいれば滑り降りてくるかと待っていたけど、なかなか降りて来ない。

すると、上で二人が近づいて何かした後で、ようやくH多さんが滑り降りて来たようだ。ところが、数ターンしたところで転倒。足を取られたようだ。登り返しで疲れているのだろう。斜度が緩くなったところでもまた転んでしまった。確かに、この雪だと辛いだろう。自分のところまで滑って来たH多さんに、実は、自分が立ち上がらないから倒れているのかと思ったらしく、ビデオカメラをえすきくんから預かったそうだった。メンバーを心配しながらも、自分を撮ってもらうことを忘れないえすきくんはかなりのナルシストだと見える。そのえすきくんも、北斜面の雪にはかなり手こずっていた。

結局、苦労して登り返した割には、雪もいまいちで滑りもいまいちになってしまった。おまけにビデオも真っ正面からの技選DVDのような退屈な映像になってしまったし、いい所全くなしの1本だった。心身ともに疲れ果てた。

HDで再編集。

少し休んでから、ゲレンデへ向けてトラバース開始。まずは夏道まで戻り、そこから沢の様子をうかがいながらゲレンデへ復帰するルートを探した。幸い、まだ雪が多くて簡単に復帰することができた。全く登り返しなし。疲れていたのでありがたかった。リフト1本乗ってゴンドラ降り場の入山届に下山の記入をして、クールダウンのためにグランドラインを滑り降りた。疲れていたはずの二人はカービングでどんどん先に行ってしまった。首も足もヘロヘロの自分は、のんびり滑り降りた。

チケット売場で春シーズン券を受け取ってから後片付け。その後、えすきくんの希望でキロロのショップでウィンドウショッピング。Armadaのつちのこ板は魅力的だけど高そうだった。

【追記】2011/1/21

HD動画。

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09/4/3 ばんけいスキー場

悠らりさんから受け取った24時間券は残り5時間。悠らりさんに使ってもらった自分のチケットは4時間分。だから、少なくとも4時間は滑らないと、自分でチケットを完走したことにならない。というわけで、昼前からばんけいへ出向いてこそ練開始。

もちろん、今回も定点撮影セットを持ってパークへ向った。前回は撮影時間が短かったので、今回はビデオカメラ2台を持って行った。ザックには行動食も準備。そして、まずは2時間切って滑り始めた。

パークにはいつものボーダーはいたけど、前日ほどスキーヤーはいなかった。しかも、ボーダーもスキーヤーも、どうやらばんけい関係者っぽい。この時期の平日昼間はこんな感じなのだろう。前日同様、小さい方のキッカーで練習しようと飛んでみたけど、板が走らないのかイマイチ気持ちよくない。そこで、大きい方を飛んでみると、こっちはこっちで感じが違うので、調子を合わせるのにずいぶん時間がかかった。のんびりやっているうちに、今度は向かい風も強くなって来て、アプローチが難しくなってしまった。ストレートジャンプもまともにできないまま、ビデオテープが終わりそうなので前半終了。

でも、チケットが少し残っていたので、2本だけオレンジで滑った。せっかくなので、モーグルコースへ行ってみると土も出てなくてザラメの急斜面コブが滑走可能だった。アイスバーンコブだとコブ板じゃないと相手にならなかったけど、飛び板でもザラメならモーグルできることを発見。けれど、天気がよくて気温も高いので、コブを滑ったら暑くて仕方ない。それでも、N田くんにもらったウェアにはベンチレーションがあって、あるとないとでは大違い。

昼ご飯は移動が面倒だったので、三脚を立てた場所で座って食べた。家にあった角食に、これまた大量に残っていたホットケーキ付属のメープルシロップをかけて食べる。油断している隙に、メープルシロップがスキーの滑走面にこぼれてしまった。これで板が走るようになる?

後半も2時間切った。さすがに、3時間切って16時までフルに滑る気合いがなかった。でも、これで一応、完走。パークにはヤングモーグラーの男女が来たので、スキーヤー率が少し上昇。女の子でもコザックとか上手いのはさすが。男の子はトラックドライバーとかやってた。

自分の方はというと、今日もスパインで回り損ねて左足の股関節を痛めて、すでにテンションが低い。コブを滑った時も若干傷んでいた。そんなわけで、風にも負けて、とにかく2時間をがんばって飛び続けるだけで精一杯。今度こそ、棒360をやらねば。とはいえ、一応は360にグラブを入れられる確率は上がって来ているので、あとはキロロのパークでさかいっくすさんと一緒に練習しよう。


ハムスター風。

チケット残り1時間(自分の分は完走!)。

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09/4/2 ばんけいスキー場

24時間券を使い切るべく、お昼のばんけいへ行って来た。平日の昼にもかかわらず、駐車場には夜より車がたくさん停まっていた。チケットは残り3時間なので、急いで準備して営業終了の16時まで3時間切ってもらった。

もちろん、向ったのはパーク。今日はザックにビデオカメラと三脚を入れて、定点撮影の準備をして来た。しばらくアップする間は、録画可能時間の都合で撮影せずに、アップ終了後の1時間だけ撮ることにした。こういうところは、SDカードなどのフラッシュメモリーに記録するカメラの方が便利だと思う。

ゲレンデはすっかり春スキーモードで、ザラメが程よく滑りやすい。20年前くらいに買ったザラメ用のワックスの効果があるのかどうか分からないけど、板は結構走って気持ちいい。けれども、春の陽射しが強いので、早くニューレンズが欲しいところだ。

パークは珍しくスキーヤーで賑わっていた。この時間だからなのだろうか。ちびっ子もいたので結構騒がしかった。ともかく、春のこの時間帯は、ランディングが柔らかくなっているので転んでも痛くないし、練習するにはもってこいだ。一応、720を目指して練習を始める。

2日前と同じく、小さい方のキッカーで練習した。ちゃんと踏み切らなきゃ高く飛べない小さいキッカーの方が、踏み切る練習にはなる。1時間以上も棒ジャン、ミュートグラブ、棒360と一通り練習してから、いよいよミュート360に挑戦。できるだけ待ってグラブするように心がける。腰が伸びてなくていまいちだけど、ビデオのバッテリーもテープも残り少ないので、次は360以上に挑戦。といっても、540になるか、720になるかは運任せ。すると、案の定、回転が中途半端でビビってギャバるギャバる。スイッチランディングになってしまい、為す術もなく転倒。進行方向をちゃんと見ればいいのかな。

とても、360以上は無理だと思ったので、もう一度ミュート360の練習をしたら2回目で回りすぎた。無理にレギュラーで着地しようとしたので、左足の股関節を少し痛めてテンション急降下。おしっこも我慢していて辛かったので、急いでリフトに乗ってカメラを回収してパークから撤収。

痛めたところはそれほどひどくないけど、3/30に痛めた右腕がまだ痛いので、明日は行かなそうだな。チケットをくれた悠らりさんには悪いけど。とりあえず、悠らりさんの協力(うっかり)で自分のチケットは、今日で完走。今シーズンは2枚目だったので、ずいぶんがんばった。

チケット残り5時間。

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キロロ+モーグルでググる

昨日、悠らりさんから聞いたのでやってみた。すると、なんとばか親さんが一番上に来てるじゃないか!自ら墓穴を掘った悠らりさんも可哀想だけど、インターネットが普及したこの時代、プライバシーなんてあってないようなもんだ。油断していると、すぐにバレてしまう。恐い、恐い。他人事のように。

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Oakley Wisdom Jet Black Gold Clear

Oakley Wisdomは、かれこれ6シーズン目。フィット感がよくて気に入っていたのだけど、年明けくらいに割れてるのに気付いた。

割れ

しばらくはそのまま使っていたけれど、みぞれや雨では水がレンズの間に入り込んで曇りやすいことが判明。しかも、曇るのがレンズの間なので、拭き取ることもできない。ゴーグルが即死亡。干すのを忘れた場合にも曇りやすくなったようなので、さすがに、何とかしなければと思ってた。

もう一つ不満を感じていたのは、Persimmonのレンズは自分には眩しすぎること。目の色が薄いせいなのか、他の人より眩しがりのようだ。晴天だといつも辛かった。特に、陽射しが強くなるこれからのシーズンは、目を守るためにも何とかしたい。

そこで、Wisdomのレンズの種類を調べてみた。オールラウンドで日本で一番人気らしいPink Iridiumは可視光線透過率57%で、スペック的にはPersimmonの62%とほとんど変わらないようだ。若干、明るい状況に強そう。以前、試着してみた時も、色味が自然でいいとは思った。でも、普通の人に丁度いいということは、自分にはきっと眩しく見えるはず。

そこで、Pink Iridiumよりも明るさに強そうなレンズを調べてみた。ゴーグルは一つで済ませたいので、オールラウンドに使えそ可視光線透過率30%以上のものでは透過率が高い順に、VR50 (50%)、Gold Clear (35%)、VR50 Emerald (30%)、G30 (30%)あたり。ナイターでも使うことを考えると、明るい方のVR50かGold Clearに絞られる。VR50はパーシモンに比べて比較的強い太陽光の時にも眩しさを感じずに快適なライディングをサポート。、Gold Clearも比較的強い太陽光線下においても眩しさを軽減し、快適な視界を確保する。とあり、どちらも晴天にはそこそこ強そう。VR50の方がナイターには良さそうだけど、もうばんけいナイターも終わり。眩しがり改善を優先してGold Clearを選ぶことにした。それに、Gold Clearのゴーグルはラインナップに入っているので、入手が簡単そうだ。

ところが、パドルクラブにはWisdomの在庫はすでになく、レンズの在庫もなかった。あちこち店を回るのも面倒なので、Gold Clearのスペアレンズを注文した。今週中には届く予定なので、週末に晴れてもきっと大丈夫なはず。

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09/3/31 ばんけいスキー場

今日も消化試合。今シーズン最後のばんけいナイターだったけれど、H多さんは飲み会で参加できなくなったので、今日は3人だけだった。

16:30からチケットを2時間切って滑り始めた。もちろん、向ったのはパーク。ところが、前日とは打って変わってザラメが滑りやすくて板が走る。しかも、キッカーはビシッと気合いを入れて整備してあるので、びっくりするほど飛びやすくというか、飛ばされてしまうセッティングだった。小さい方でもちゃんと踏み切るとかなり高く上がるので、大きい方は恐くて入ろうという気が起こらなかった。今日もスパインで転んで、今度は顔面をザラメに引っ掻かれて顔がひりひり痛くなった。流血がないだけマシだけど。

18時すぎにえすきくんがやって来たので、ご飯を食べるえすきくんにコーヒー券を渡した。その後、滑り始めてから2時間近くかかってようやくそれっぽくミュート360ができるようになったところで、ロッヂへ引き上げた。日が沈んでからは気温も下がって雪が硬く締まった。もうテンションが続かないので、コーヒーを飲むことにした。

コーヒーを飲み終えてチケットを1時間切って、ご飯を食べ終わったえすきくんと一緒にセンターリフトに乗った。えすきくんに撮影してもらうためだった。まずは、ミュート360を撮ってもらおうと思ったけど、イマイチ上手くいかない。仕方ないので、一か八か720を撮ってもらうことにした。単純に回転を2倍にすればいいとおもったけれど、飛び出してみて回転が足りなそうだったので、慌てて止めようとしても540は回ってしまった。スイッチランディングができないので、そのまま転倒。やっぱりスイッチランディングも練習した方が良さそうだ。

もう、飛ぶ気も失せたのでオレンジへ行ってみたけど、リフトは保安点検で1時間ほど動かないと言われた。仕方がないので、センターリフトへ戻ってまた飛んだ。そうしていると、悠らりさんからメールが届く。なんと、悠らりさんは24時間券がまだ残っていたらし。しかも、7時間も!もう無理。悠らりさんが来たら、交代して帰ろうと思ってたのに、完全に予定が狂ってしまった。とりあえず、チケットに合わせて20時まで滑ることにする。というより、飛んでただけなんだけど。


えすきビデオ (H本 Edit)。

悠らりさんと合流したのは、20時ちょっと前。腹が減って、とても22時までは保ちそうになかったので、レストランに一人食べに行った。ちょうど、オレンジもまた動き始めた。レストランでは餃子カレーを注文。ガッと食べて、すぐに1時間切ってまた滑り始めた。何本かリフトに乗って、ようやく悠らりさんを発見。リフトからでも、滑ってるシルエットですぐ分かった。ザラメに相当やられている感じだった。

課題はローテーションのようだったけど、ところどころザラメが凍ったガリガリのコンディションだと仕方ない。とりあえず、安全に滑り降りて来ているので良しとしよう。ほとんど滑りが元に戻っちゃってるけど。そして、最後に二人の撮影をして終了。

帰り際に、悠らりさんから残り5時間のチケットを譲り受けた。つまり、3 + 5 = 8時間。昨日と今日の苦労は一体どこへ……。とりあえず、自分の3時間だけでも滑ろう。

チケット残り8時間。コーヒー券完走!

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