プロジェクトJAPANに期待
かつて「映像の世紀」という優れた特集を制作したNHKが、この不況下、下手をするとさらなる右傾化と軍国主義、帝国主義への道を再び辿ろうという時期に、日本の近現代史を客観的、冷静に捉える特集を始めたようだ。実際、音楽を担当しているのも加古隆のようだ。タイトルこそ「プロジェクトJAPAN」というもので、一見するとプロジェクトXの刷り直しかとも思ったけれど、中身はなかなか立派なものだった。
今日放送の第1回「アジアの“一等国”」は、台湾を中心に扱っている。日本人に吐き気がする内容だ。自分が日本人として認識されてしまうことが恥ずかしくて仕方がない。個人的には、北海道の人間であって、日本に支配されているとしか思っていないのだけど。そんな日本人でも、日本国憲法だけがせめてもの救いだ。非暴力を正文法で体現した唯一の国だ。成り立ちはともかく、これしかないのが日本だ。これがなくなったら、いよいよ日本人をやめる時だろう。
今日は一日中、飛翔帯
がどうのこうのやっていた。子どもが気を惹きたいから悪戯をするようなものだ。そういう視点で見てやれば、もう少し対応の仕方もあるだろう。ぜひ、子どもの扱いに慣れている人間に外交を担当させて欲しい。
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