09/5/2 アンヌプリ-イワオヌプリ
春にアンヌプリの北斜面をいつも滑っているので、滑らないとなんだか気が済まない。加えて、今回は2年前と同じく、滑り終えた後で焼肉。さらには、旭岳テント泊に備えて五色温泉でテント泊と、いろいろ内容盛りだくさん。
H多さんたちは6時に出発するので、自宅で準備をしながらみんなを待つ。30分くらいして到着したので、荷物を少し移してからいよいよ出発。まずは近くのセイコーマートで朝食を調達した。それから中山峠を通って南回りでニセコヒラフへ車2台で向う。道路はGWのためか、朝早くてもいつもよりそこそこ混んでいるように感じた。
中山峠を越えると、ぼんやりとはしているけれど、羊蹄山がどーんと目の前に現れる。まだ、春に滑りに行っていないので、今日も羊蹄山へ行くべきだったかと思ってしまった。もう今シーズンは行けないだろうか。
ヒラフに着いたら滑る準備をして、五色温泉に車を回してくれるエンサヤさんと別れた。滑れないエンサヤさんには申し訳ないけど。チケットは5ポイント購入して1,500円。センターフォー、キングトリプル、第4を乗り継いで一番上へ。アンヌプリは快晴なんだけど、振り返ると羊蹄山がぼんやり霞んでいる。埃っぽいのか、今日は展望が悪くて残念。
春のゲレンデではいつもと格好がちがうせいか、帽子を忘れる失敗をしてしまった。でも、これはH多さんに渡したビデオカメラ保護用の帽子で間に合った。今回はH多さんとカメラチェンジしているので、久々に40Dでスティル撮影。歩いて登って10時には山頂に着いた。しばらくのんびりしてから、滑降の打ち合わせをする。我がままを聞いてもらい、2年前同様、自分が山頂に残って撮影することになった。
北斜面の上まで移動したみんなに合図を送り、滑降開始。ファインダーの中でえすきくんがクラックをジャンプして飛び越えたので、慌ててシャッターを切った。
悠らりさんはクラックを避けて無事通過。間違ったら、悠らりさんはハマってたかも。
ビデオ撮影を終えて、H多さんが続いた。
いよいよ自分の番が回って来たので、斜面上部まで移動した。けれども、もちろん上からクラックは見えない。クラックの左を回って行こうと思っていたので、当たりを付けて滑り始めた。でも、やっぱり斜度が結構ある。ビビりながら降りて行くと、突然目の前にクラックが!慌ててジャンプしてやり過ごした。予想とちがったので、これで一気にテンションが下がる。もうすっかり攻められなくなった。
ビデオカメラを構えているえすきくんとH多さんの位置を確認しながら滑り、次の撮影ポイントで止まった。今度は悠らりさんが滑るはずなのだけど、滑り始めた上からは、自分の次に北斜面を滑り始めたテレマーカーが滑って来た。彼は悠らりさんとニアミスして、そのまま下まで降りて行った。事故がなくて何より。カメラマン泣かせの予測不能な動きをする悠らりさんだけに、衝突しなくてホッとした。
次に滑ったえすきくんは、相変わらずカッコいい。ついついシャッターボタンを押しすぎて、肝心なところでバッファーがいっぱいになってしまった。
みんながイワオバックを狙って左へ左へ悠らりさんから離れて行くので、寂しくなったのか悠らりさんもトラバース。イワオバックの話をすると、テンションを上げてえすきくんのカメラの前を滑って通り過ぎた。
H多さんも相変わらずで力強い滑り。自分もポテンシャルを上げないとダメだな。
尾根を左に巻いて、最後の滑りを楽しむ。いつもより早めにトラバースを始めたので、滑る距離は犠牲になったけど、帰りはスキーを履いたままゲートまで行けたので楽だった。
ゲートまで行くと、エンサヤさんがもう待っていてくれた。道具を片付けて、H多さんと一緒に車を取りにヒラフへ向う。ヒラフから五色温泉への道ではしばらくH多さんに着いていっていたけど、ビールを求めるH多さんの走りは速すぎて、あっという間に見えなくなってしまった。
五色に戻って焼肉の準備を開始。雪を掘って椅子をつくりながら、炭に火をおこす。でも、なかなか火がおきなくて、14時になってようやく食べ始めることができた。ジンギスカン1 kgに加えて買ってしまった肉もあるので、食べきれるか心配だった。野菜はほとんど食べたけど、結局肉が少し余ってしまった。
こんなにギョウジャニンニクを食べたのは初めてだ。採って来てくれたエンサヤさんに感謝!美味かった。その焼肉はいつまでも続いたけど、陽が落ちて来る頃にはみんな箸が止まって来たので、夕焼けショットを目指してイワオヌプリへ登ることにした。コンロを片付けてテントを立てて滑る準備。五色温泉に入りに行くエンサヤさんと悠らりさんと別れて、とりあえず手っ取り早く夕焼けショットが狙えそうな斜面を登った。上へ着くと、先に登って待っていたえすきくんのテンションが低い。確かに、夕焼けもなければ、滑って楽しそうな斜面もない。仕方がないので、夕焼けショットはあきらめて、東側の斜面を滑った。
滑り終わってテントまで戻ったけど、まだ明るかったので、近くの起伏をポコジャンにして遊んだ。場所が悪く物足りなかったみたいで、えすきくんはキッカーを作り始めた。キッカーは飛ぶごとに崩れるので、雪を積むごとに巨大化して行く。最後に撮影してみて終了。
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