テント泊訓練
滑り終えたら、暗くなる前にヘッドライトを持って五色温泉へ入りに行った。ゆっくりお湯に浸かった後で休憩室へ行くと、もうみんな集まっていた。ビデオを見たりして休んでから、いよいよ夕食を作りにテントへ戻る。建物を出てからヘッドライトを付けようと取り出すと、それはヘッドライトではなくて電池だった。月明かりが明るくて助かった。
テントに入ってコンロの準備をする。凍っていたうどんはもう解けていたので、カレーに突っ込んで温めて食べた。楽に作れた割に結構美味かった。
クッカーを片付けて、今度は寝る準備。テントに3人川の字で寝るのをエンサヤさんが羨ましがっていた。何となく自分は入口側で、えすきくんを挟んでH多さんが反対側。厳冬期用シュラフに入ったけれど、自分にはこれでちょうどいいくらい。全然暑くなかった。寒くはないけれど、風が結構強くてテントがバタバタとうるさい。慣れてないので気になってなかなか眠れなかった。シュラフで上手く寝返りが打てないのも理由かもしれない。何度も目が覚めて眠りが浅かった。
極めつけは夜中の雨。当たりの様子が変わった気配で目が覚めると、テントを雨粒が叩く音がしていた。えすきくんも起きていたようだ。雨は予想していなかった。テントはゴアテックスで、一応は濡れないはずだけど、やっぱり心配。不安になってシュラフを確かめたら、何だか湿っている。どうやら、床の方が濡れているようだ。シュラフカバーはしていた方がよさそう。
横になっていても、雨は降ったり止んだりですっきりしない。7時を過ぎて雨が止んだので、とりあえず外に出て朝ご飯の仕度を始める。とはいえ、自分は外が寒かったので、テントの中で一人ご飯炊き。ところが、持って来たはずの釜飯の素が見つからない!カレーと一緒に袋に入っていると思っていたけど、なぜか家に忘れて来たようだ。H多さんが缶詰を買ってくれてよかった。とりあえず、仕方がないので普通に焚く。自分のクッカーはスペック的にはご飯炊きには対応していなかったけれど、食べたエンサヤさんによると奇跡的に絶妙な具合で炊きあがっていたようだ。えすきくんたちが作ったじゃがいものみそ汁も美味くて体が温まった。腹が膨れた頃、隣のテントから缶詰の余りがやって来た。食べ切れないなら開けるなよ〜。
もうお腹いっぱいだけど、雨が降り始めたら嫌なので急いで撤収。山はガスガスなので、予定通り2日目は滑らずに札幌へ帰ることになった。
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