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平岡公園詣で

今年はグランマが平岡公園の近くの病院へ入院したせいか、平岡公園へ行く機会が多くなった。最初は、4/20にミズバショウを観に行った。平岡公園は梅園で有名だけど、そのときはまだ梅の花はまだまだ蕾の状態だった。

その10日後に行ってみると、エゾノリュウキンカが咲き始めていた。梅の花はほとんど蕾のまま。気の早いのが少しだけ咲いていた。

エゾノリュウキンカ
エゾノリュウキンカ。


開花時期は個体差が大きいみたいだ。

H多さんに誘われた5/7には、夜の梅園へ行ってみた。ライトアップされた梅の花には上手く露出を合わせられなかったので、RAW現像で誤摩化すしかなかった。これをその場でできるようにしたい。むしろ、もう少し明るい時間に行くべきだけど。

夜梅

翌朝は、H多さんと7時に駐車場で待ち合わせて、まだ人で溢れかえっていない静かな公園で梅の花を楽しんだ。平日の朝だけに、デジイチを持った人が多かった。

はじめは薄曇りだったけれど、だんだんと青空が出て来て日も差すようになった。

約1,200本あるという梅にもいくつか種類があるようだけど、ちがいは分かるけど名前やどういう梅なのかは分からない。

フェイントなのか、桜が混じっているようだ。

桜
桜でいいのかな?

ヒヨドリが梅園を飛び回っていた。

梅園を飛んでいる小鳥はみんなスズメだと思っていたけど、よく見るとちがうようだ。後から調べなきゃ何の鳥なのか分からなかった。

シジュウカラ
シジュウカラ。


ヤマガラ。

上の方まで登って後ろを振り返ると、桜の間から藻岩山が見えた。

藻岩山

上を見上げると、平岡公園でよく見かけるサギが飛んでいた。


アオサギっぽい。

平岡公園の大きな問題は、真上を送電線が走り、大きな鉄塔がそびえ立っていることだ。梅の花と青空を一緒に撮ろうとすると、普通に送電線や鉄塔が入ってしまう。

送電線

ずいぶん梅の花を撮ったので、お土産の売店をのぞいてみた。梅園限定商品がたくさんあった。といっても、原料の梅はどうせ中国産にちがいない。とりあえず、梅シューを買って帰った。

駐車場まで戻る途中、通路をよく見ると何かがモゾモゾ動いている。ワラジ虫にしては大きかった。H多さんが突ついてみると、見事に丸まった。ダンゴムシのようだ。

H多さんと別れて平岡公園から家へ向けて帰る途中、家には前日退院したばかりのグランマがいるのを思い出した。電話すると平岡公園を見てみたいと言うので、家に帰って急いで準備させて、もう一度平岡公園まで出直して来た。

今度は駐車場の入口に車の行列ができるほど混んでいた。園内にもたくさんの幼稚園児にいろんな施設の年寄りなど、車いすもチラチラ。平日でこの混雑なのだから、土日はえらいことになってそうだ。

今度はグランマと一緒なので、だいたい100 m歩くごとにベンチで休憩。それでも、病院で姿勢がよくなったので、歩く時の足への負担は軽減したみたいだ。自分もゆっくり歩きながら、40Dから持ち替えたE-420で撮影した。ファインダーだといまいちピントが合ってるかどうかよく分からない。慣れの問題だろうか。

昼すぎまでゆっくり回って小腹が空いて来たので帰ることにした。かなり歩いたので、グランマは限界寸前。太股をさすりながら、休み休みなんとか駐車場手前の階段までたどり着いた。階段は大変そうなので、迂回用のスロープを歩かせたのだけど、なんとさっきの階段を、グランマよりもずっと腰が曲がっていて杖を持っている老婆が、手すりにもつかまらず杖もつかずにスイスイと登って行った。あの杖はカムフラージュか?つい驚いて、グランマと一緒に彼女をじっと見つめてしまった。

そして昨日、再び夜の平岡公園を訪れると、さすがに梅の花は大分散って、花よりも枝がライトアップされて目立ち、まるでホワイトイルミネーションのようだった。病院へ行くことも減るので、平岡公園へ行くのはもう最後かな。

参考文献:

北海道野鳥図鑑 (Alice field library)Book北海道野鳥図鑑 (Alice field library)


著者:河井大輔・川崎康弘・島田明英

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