「藻岩山」の日
悠らりさんに教えてもらったのだけど、5/31は「藻岩山の日」らしい。藻岩山というのは、隣の円山のモイワという名前をシャモ(倭人)が勝手に移し替えた名前で、本来はインカルシペという名前だということは前にも書いた。山頂展望台では「藻岩山歴史紹介」というパネル展示をするらしいが、果たしてこの歴史にも触れるのだろうか。
千葉へ行ったとき、アイヌの宇梶静江さんは、もともとアイヌは倭人のことをシサム(隣人)と親しみを持って呼んでいたと話していた。そのシサムがアイヌを裏切って虐げたことは、萱野茂の著作を読めばよく分かる。アメリカ人が向こうでやったのと同じことをやったということだ。
去年、アイヌを先住民族と認めることを政府に求めた国会決議が採択されたにもかかわらず、目立った進展がないように思える。高橋はるみは今年もサミットに浮かれているようだ。
札幌の山々が、本来の名前を取り戻すのはいつになることだろうか。ということで、5/31はインカルシペの日だ。せめて、名前だけでも覚えておいてあげよう。
| アイヌの碑 (朝日文庫)
著者:萱野 茂 |
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