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地震防災マップ

先日、回覧板に地震防災マップが挟まっていた。これが地震のいわゆる「ハザードマップ」なのだろう。

以前から、札幌にも断層があって地震が起きたらヤバいという話は聞いていたけど、その断層というのは地震マップの説明からすると、どうやら野幌丘陵断層帯、月寒背斜に関連する断層、西札幌背斜に関連する断層の3つらしい。マップでは、これらによる地震の震度を重ね合わせた結果が載っているそうだ。この結果が、最悪のシナリオのようだ。

当然、最初に自宅の場所を確認してみると、最大で震度6強。一番ひどい震度7の次だった。実は、最大震度6弱の中心部よりも揺れる予想だったので意外。

液状化危険度図も載っていたけれど、さすがにこっちは発生の危険性は極めて低いようだ。建物全壊率図に関しては、そもそも築40年は軽いので、心配するだけ無駄かもしれない。

噴火だったら火砕流とか、地震だったら津波とか、そういう場合なら避難したりする時間があるけれど、地震そのものだとどうしようもない気がする。結局、避難経路を確認したり、非常用の装備を用意しておくくらいしかできない。国がちゃんと耐震工事を補助してくれたら、まだ違うかもしれないけど。

阪神淡路大震災で亡くなったのは、ほとんどが若者と老人だったのは、きっとみんな知っているんじゃないだろうか。以前、隈本邦彦さんが講演で話していた。貧乏な若者と老人が住んでいたボロい家が崩れて下敷きになって死んだ人が多いという。社会的弱者は同時に災害弱者でもあることを物語っている。

【7/10 追記】
こんなのやってるそうだけど、リフォームさせたいんだろうか。経済対策として。

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