09/6/28 シャクナゲ岳
えすきくんもエンサヤさんも療養中なので、神仙沼からシャクナゲ岳までゆるく歩いて来た。
朝、5時に自宅を出発してえすき邸の後にエンサヤ邸へ着いてからしばらく経って、二日酔いで死にそうなエンサヤさんが現れた。赤井川国道のワインディングにやられて吐きそうになってたので、運転していてもヒヤヒヤ。山の中なのでトイレなんてない。倶知安まで急いでコンビニへ寄った。
ひとまず落ち着いたエンサヤさんは、神仙沼へ着くとかなり回復していた。ゆっくり目に歩いて神仙沼まで行くと、残念ながらチングルマは散り始めていた。一足遅かったか。
沼の中に白い花が咲いていた。神仙沼へは何度か来たことがあるけれど、この花が咲いているのを見るのは初めてかもしれない。
神仙沼も咲いているのはミツガシワくらいだった。
神仙沼から長沼までは、ほとんどは林道歩きだった。実際、作業の車が入っていた。ここで休憩していると、たくさんの子どもを連れたおばちゃんグループがやって来た。小樽の打々っ鼓という太鼓の集まりで来ているそうだった。お菓子をもらってしまった。
神仙沼までは普通の観光客が多かったけれど、ここら辺からはタケノコ採りが多かった。登山道のそばにも捨てられたタケノコやうんこがたくさん転がっていた。
長沼に沿った道はブヨが多くて大変だった。立ち止まると群がって来る。でも、体内からアルコールを発しているエンサヤさんに集まって行くので、おかげで食われずに済んだ。
長沼をすぎると緩い登りがずっと続いた。日陰にシラネアオイを見つける。
シャクナゲ岳とチセヌプリとの分岐からは、シャクナゲ岳が三峰に見える。
見晴台のようなところでは、昆布岳の向こうに薄らと山陰が見えた。
シャクナゲ岳と白樺山との分岐で休憩して、それからシャクナゲ岳の山頂を目指した。えすきくんの脚は心配だったけれど、ゆっくりなら大丈夫だろうかと思って、ちょっと強引に誘ってしまった。
山頂付近からは、おそらく目国内岳と思われる残雪の山が望めた。
昼くらいには登頂した。そこでのんびり休んだ。でも、この日は陽射しも強くて、風が吹いていないと暑かった。
ここから眺めると、チセヌプリ、アンヌプリ、羊蹄山がほとんど同じ高さに並んで見える。
えすきくんが先頭でゆっくり下山開始。
チセヌプリ分岐から長沼へ至る途中、えすきくんがじいちゃんに呼び止められていた。影を作って欲しいそうだ。カメラマンらしい。何とかっていうランだと聞いた。名前は忘れてしまった。
面倒くさかったけど、成り行きで話を聞くことになってしまった。仕舞いにはこっちのカメラを見て、写真は道具じゃなくて腕だと宣った。あんたに言われなくても分かってるよ。
神仙沼入口にはほぼ予定通り14時には帰って来た。エンサヤさんがブヨに食われた以外はみんな無事でよかった。
今回の温泉は五色温泉ではなく山の家へ。前回と男湯と女湯が入れ替わっていて、露天風呂からの景色がいまいちだった。やっぱり温泉は五色かな。
昼食はNACの上のJoJo's cafe & barでハンバーガーを食べた。1個920円は高いと思ったけど、大きさがちがった。オージーサイズ。エンサヤさん以外は腹一杯。
NACを少しブラブラしてから、赤井川国道を通って帰る。途中、山中牧場でソフトクリームを買うのに待っていたら蚊に食われた。後はいつもの帰り道。エンサヤさんを降ろしてえすき邸へ。すると、エンサヤさんの忘れ物を発見。一度引き返してから帰宅した。すると、今度はえすきくんの忘れ物を発見。荷物を片付けていると、エンサヤさんからカメラを返してもらっていないことに気付く。面倒なので、今日のところは忘れることにした。
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