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サービス担当者会議

つい先日、自宅にてサービス担当者会議が執り行われた。狭い家に4人も一斉に来客があったので、椅子が足りなかった。訪問看護を受けることになったので、ステーションから2名、地域包括支援センターから2名、自分たちと合わせて6人の会議になった。

4人から一挙手一投足を注目されるグランマは緊張したのかいつもよりよくしゃべる。でも、こんな感じで取り囲まれて質問攻めにされるのは嫌だな。スキャンダラスな政治家みたいだ。たまにトンチンカンなことを言うので、その度にみんな固まるのが面白い。介護関係の職員の人たちは、決して利用者にツッコミを入れない。偉い。

7月の頭からサービスを受けるには、担当医の指示書が必要なので、まずはこれを早く書いてもらわないといけない。訪問看護の方も契約書を作成したので、ケアプランもそろそろ完成するようだ。

おそらく、こんなにたくさんの人が集まるサービス担当者会議は例外なんだろうけど、ちょっと利用者本には負担のような気がする。特に、普段閉じこもりがちで他人とコミュニケーションをとっていない高齢者の場合は。滑稽に見えてしまった。

サービス担当者会議のようなものがあると、一見、利用者を大事にした制度のようだけど、肝心の中身は不十分で、結局、点数が足りない分は10割自己負担になった。うちはまだ実際の介護度が低い方なのでマシな方だろう。けれども、こんなんで本当に介護予防になるとは思えない。要介護を増やしたくないなら、認定基準の改定なんてセコいことをしないで、もっと介護予防に力を入れるべきだと思う。

後日、神経内科を受診すると、老年性振戦だからリハビリやっても改善しないと言われた。歳とったから仕方ないそうだ。つまり、手遅れ。リハビリやらなくていいと言われたと勘違いしたグランマは喜んでいた。老年性振戦は治らなくても、リハビリは運動機能や言語能力の維持に必要なんだと説明しても、不満そうに聞いている。診察した神経内科の医師にも、「もうこのまま逝かせて欲しいと」ぼやいていた。死にたいわけじゃなくて、リハビリとかの努力をしたくないだけなのが見え見え。まあ、おかげで年金パラサイトだけど。

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