虫歯1本目
実は、もう2、3ヶ月前から虫歯で歯の間に物が挟まるようになって気になっていた。けれども、2年前に通っていたアイビー歯科クリニックは、新しくてきれいで、個室にもなっていて雰囲気はいいんだけど、なかなか思ったように治療が進まなくて、あまりいい印象を持たなかった。今回の虫歯も、そのときに治療してもらったところなので、余計行きたくない。
そこで、友だちに歯医者を紹介してもらった。なぜか、南平岸にはやたらと歯医者が集まっている。その中でオススメだったのが、マックスバリュ2階の南平岸駅前歯科だった。でも、薦める理由が面白い。待合室で映画を観れるからだった。まあ、映画を楽しめる余裕があるということは、きっといい歯医者にちがいない。というわけで、早速、電話で予約して行って来た。
初診なので、受付で書類にいろいろ記入して、いくつか質問にも答える。「どうしてここへ来たの?」みたいなことを質問されたときは、「虫歯になったからじゃなくて?」っとつい聞き返してしまった。アンケートにも知人の紹介と書いていたのに何でかと思ったら、以前通っていた歯科を止めた理由を聞きたかったようだ。やっぱり競争率が高いせいだろうか。
肝心?の映画はというと、大きな薄型テレビで字幕吹き替え版が上映されているけれど、音が小さくて台詞を聞き取るのが難しい。しかも、途中からなのでよく分からない。テレビの画面を真剣に眺めていると、診察室へ案内された。
はじめに問診を受けて、歯茎のチェックを終えて、レントゲンを撮った。最近はどこもIT化されていて、椅子に取り付けられたモニターに撮影した写真が表示されるようになっている。個室じゃないけど、パーティションがあるので隣はほとんど気にならない。時代が変わったな〜
歯科衛生士から歯科医師に交代して、虫歯のチェックを受けた。気になっていた歯は、案の定C2の虫歯。ショックなことに、他に4ヶ所も虫歯が見つかった。これは長丁場になりそうだ。まずは、気になっていたところから治療が始まる。麻酔の注射を打って、ゴリゴリ削られた。でも、削った時間は短くて楽だった。その後も歯科衛生士が手際よく型を取って蓋をしてくれたので、1時間かからずに終わってしまった。これは期待以上の好感度。
最後に歯茎の状態についてコメントをもらって、またショックを受けた。歯周病の危険が高いらしく、虫歯の治療が終わってから治してもらわなきゃいけないらしい。自分では結構丁寧に歯磨きしているつもりなのに、意外とできてないようだ。
待合室に戻ると、まだ映画の続きがやっていた。30分以上間が空いてしまったので、ますます分からない。どんな映画なのか余計に気になる。間もなく会計で呼ばれて、エンディングを観ないまま帰るしかなかった。虫歯の治療が目的だから、まあ、いいか。
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