恩師との再会
病弱だった子どもの頃には主治医として、高校、大学受験の頃には貴重な助言をくれる大人として、自分の人生に大きな影響を与えたN医師。そのN先生が学会へ参加するために札幌へ来るので、先週、10年ぶりに恩師と会うことになった。
休みをとった母とともに車で札幌コンベンションセンターへ11時に迎えに行った。そこからピカンティへ。N先生は大のスープカレー好き。自分にスープカレーを紹介したのもN先生。まだ、マジックスパイスが南郷18丁目の近くにあった頃、これまでに経験したことのない食べ物に驚いた。もちろん辛さにも。それから、高校の帰りに友だちと寄ったりした。移転して味が落ちてからは、当時住んでいた月寒から比較的近いポレポレへ行くようになったけれど。
買い物で中央市場へ寄ったあと、トミー館へ珈琲を飲みに行った。10年ぶりのN先生の来訪に、マスターも奥さんも驚いていた。いつもながら、マスターの話にはいろいろと学ばされる。ゆっくり珈琲を飲んで話をしたいところだったけど、祖母を脳外科へ連れて行かなければならないので、一人急いで一杯飲んで帰った。
夕方、出直して、おでん 一平で合流した。大将が言う通り、美味い酒は話が盛り上がる。残念ながら、今は魚があまり美味くない時期らしいので、とっておきのは出て来なかった。最後に茶飯を食べようと注文したのに、酔っぱらってお椀をひっくりがえしてしまった。ごめんなさい。足の火傷は軽くて済んだ。
おでんを腹一杯食べた後、久しぶりにスローボートへ行った。N先生は意外にも初めて。札幌にいた時はまだなかったか、できてすぐだったとか。良さんのソロの日だったけれど、満足してくれたようだ。結局、あまり話すことはできなかったのは残念だけれど、10年以上昔に戻った錯覚を覚えた。会って早々に「老けた」と言われたけれど。欲をかかなければ、札幌はいい街だ。そうN先生は言っていた。きっとそうなのだろう。
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