« 北海道の僻地から帰還 | トップページ | バーベキューガーデン メーメー »

CROSS GENERATION FESTIVAL

土曜日、朝は薄曇りだった札幌の空も、昼すぎには強い陽射しが照りつけて、夏らしくなって来た。開場の時間にのんびりと出発して、Sapporo City Jazzのファイナルを飾るNorth Jam Sessionの1日目、Cross Generation Festival Ezo Groove 2009へ行って来た。

PMF ピクニックコンサートのときのような入口の渋滞はごめんなので、裏道を通って行った。途中、ロードレーサーを轢きそうになって焦りながらも、なんとか芸術の森へたどり着いた。拍子抜けするほど空いていた。人気がないのだろうか。

おかげで、車は野外ステージから遠くない第4駐車場に停められてよかった。ところが、会場入口からは入場待ちの長蛇の列ができあがっていて、到着したときにちょうど入場が始まった。入口で待っていてもいつになったら入れるのか分からないので、仕方なく列とは反対向きに歩いて、最後尾を目指した。悲しいことに、下の駐車場まで続いていた。

こんなときには、久しぶりの陽射しもあまりうれしくない。じりじりする陽射しを我慢して、開演前ギリギリに会場へ入ることができた。会場で客は二つに別れていた。少しでもステージに近いところに陣取る人たちと、日陰に陣取る人たち。自分はもちろん後者で、しばらく待てば日陰になるだろう場所に陣取った。

会場に着いた時から、スピーカーから大きな音が響いている。開演時間から少し遅れてイベントがスタートした。司会の話によると、このCross Generation Festivalには椅子指定席というのがないらしい。代わりに、その場所が空けられていて、即席フロアになっている。踊りたい人は出て来て踊れということらしい。クラブジャズイベントらしい趣向だ。フロア脇にはドリンクコーナーもある。そもそも、Cross Generationというもの自体この日知ったくらいだけど。

イベントの最初を飾ったのはJABBERLOOPだった。基本的にCDのジャケットも最近はあまり見ないので、どんなメンバーかはほとんど知らなかった。演奏される曲は知っているものがほとんどなので聴きやすい。フロアにいる客が最初は少なかったけれど、だんだん数も増えて演奏も乗って来たようだった。とはいえ、陽射しがもろに当たっていて暑い。こんな真昼の外で直射日光を受けながら踊っているのって、札幌芸術の森だからこそできることだろう。倒れた人もいないようだ。

MusicOOPARTS

アーティスト:JABBERLOOP
販売元:インディーズ・メーカー
発売日:2009/08/05
Amazon.co.jpで詳細を確認する

ニューアルバムを出したらしい。

イベントではライブアーティストの間をDJが繋ぐ構成で、DJ KENJIが登場して会場にはひっきりなしに音楽が流れていた。ただ、客も疲れたのか、フロアに残る人はほとんどいない。

しばらくして、次のindigo jum unitが現れた。ステージにドラムスが2組用意されていたので、予想通りだった。演奏はJABBERLOOPとは打って変わって渋い。踊りたければ勝ってに踊れと言わんばかりの勢いだった。トランペットもサックスもないせいか派手さはないけれど、男臭さを感じさせる演奏だと思った。客に媚びない選曲もよかった。確かにJazzだった。

REALismMusicREALism

アーティスト:indigo jam unit
販売元:インディーズ・メーカー
発売日:2007/12/05
Amazon.co.jpで詳細を確認する

CDを買ったらサインしてくれることになってたけど、サインのために2枚目を買う気にはならない。

今度のDJは、DJ FAT MASA。相変わらず、フロアで踊っている人は数えるくらい。DJが何となくかわいそうだ。

次に登場したのは、日本初講演というFoggというオーストラリアのバンドだった。でも、悪いけど好みじゃない。読書のBGMになってもらった。日本で入手するのが難しいというCDも会場で販売されていたらしいけれど、やっぱり興味なし。

FoggMusicFogg

アーティスト:Fogg
販売元:Jazzhead
発売日:2008/07/01
Amazon.co.jpで詳細を確認する

ちょっとまったりしていると、今度のDJはShohei Matsushita (M-Swift/24-Carat)だった。DJとして登場すると思っていなかったのでびっくり。DJなので、やっぱりフロアに人は少ない。さっきよりは多かった気がするけど、それでもそう多くはなかった。時間が長かったので次第に人も増えてはいたけれど。Jazzよりは普通にHouseをMix?して、最後に自分の曲をかけて終わった。

BLUE IN BLACKMusicBLUE IN BLACK

アーティスト:M-Swift presents 24-Carat
販売元:コロムビアミュージックエンタテインメント
発売日:2009/03/04
Amazon.co.jpで詳細を確認する

CAFE BAHIAだった気がする。

続いてステージに現れたのは、Jazztronikだった。ファンがそれなりに結構いるらしく、フロアにも客が集まる。二人の女性ヴォーカルもいて、フロアは結構賑わっていた。でも、ちょっと同じような曲が多くて少し退屈した。

Jazztronik Early Years Best2003-2006~Pathway Through The DecadeMusicJazztronik Early Years Best2003-2006~Pathway Through The Decade

アーティスト:JAZZTRONIK,今井美樹,フローラ・プリム,fucco
販売元:Tokuma Japan Communications CO.,LTD(TK)(M)
発売日:2009/01/28
Amazon.co.jpで詳細を確認する

今度のDJもなぜかShohei Matsushita (M-Swift/24-Carat)だった。薄暗くなって来た2回目では、自分好みの選曲でいい感じ。曲名が分からないのが残念。

そして、今度登場したのも北海道初公演というTortured soulだった。好みではないけど、DrumsでVocalだったので驚いた。疲れそう。知ってる人は知ってるのかな。

最後を飾ったのはPE'Zだった。さすがにファンが多い。フロアは満員。ビックリしたのは、ラストの「ハナフブキ」の演奏が始まった途端、ステージのすぐそばにいた人たちが扇子を広げて踊り始めたことだ。ファンなのね。PE'Zの曲をこんなに聴いたのは初めてだったけど、思ったよりよかった。何となく毛嫌いしていたけど、ジャズっぽいのは結構よかった。

起きて寝る -FUNNY DAY & HARD NIGHT- (通常盤)Music起きて寝る -FUNNY DAY & HARD NIGHT- (通常盤)

アーティスト:PE’Z
販売元:ロードランナー・ジャパン
発売日:2007/03/28
Amazon.co.jpで詳細を確認する

アフターパーティーがACID ROOMであったけど、もちろん行かず、そのまま帰宅した。13時から8時間もずっとだったので疲れた。まあ、踊っちゃいないけど。

| |

« 北海道の僻地から帰還 | トップページ | バーベキューガーデン メーメー »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 北海道の僻地から帰還 | トップページ | バーベキューガーデン メーメー »