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謝肉祭

肉が食いたいというエンサヤさんの誕生日を祝って、みんなで肉料理を作って持って行くことになった。H多さんは早々と角煮を作ると宣言していたし、なぜか悠らりさんはケーキを作ると言っていた。とりあえず、鶏肉を使うとは言ってあったけど、えすきくんはビーフストロガノフを作ることに決めたらしい。はじめは鶏肉を煮ようかと思ってたけれど、全部煮物ではバランスが悪いので、オーブンで鶏肉を焼くことにした。

料理の名前は知らないけれど、10年くらい前にママンから教えてもらって何度か作った料理だ。もう10年は作ってなかったので、ほとんど忘れている。簡単におさらいをしてから、鶏のもも肉を買って来た。肉の余分な脂を包丁で取り除き、にんにくを押し付けて汁を擦り込む。塩こしょうをしてしばらく放置。その間に、玉ねぎとにんじんを薄切りに。エリンギが少し余っていたので、これも薄切りにした。

溶いた卵に肉を浸してから、パン粉を付ける。アルミホイルの上に薄切りの野菜を敷いて、その上にパン粉を付けた鶏肉を乗せる。あとは、これをオーブンで焼くだけだ。角煮やビーフストロガノフに比べて簡単すぎたかもしれない。

オーブンはH多さんの家のを使わせてもらうことになっていたので、アルミホイルで包んだ肉を皿に入れて袋に入れた。地下鉄で行こうかと思っていたけど、にんにくの匂いが気になるし、終電も気になるし、天気もいいので自転車で行くことにした。

肉の入った紙袋を下げて40分走るとH多さんの家に予定通りの時間に到着。早速オーブンを借りて焼いてみた。家のオーブンではいつも角皿を使って焼いているけど、今回は丸皿だったので焼加減が心配だった。そこで、H多さんのアドバイスで、表面に焦げ目が付いてからも肉を取り出さずに余熱で温めた。にんにくを擦り込んでいるだけあっていい香り。

時間になったので部屋から出ようとしたときに、エンサヤさんが車で迎えに来た。料理と酒を持ってエンサヤ邸へ行く。すぐに買い物へ出かけたエンサヤさんと入れ替わりに、えすきくんがビーフストロガノフを持ってやって来た。自転車で転んでこぼさずに持って来れたようでよかった。3人でビールを飲む。

しばらくしてからエンサヤさんが帰って来て、ようやく開始。乾杯して早速食べ始める。角煮が柔らかくて美味い。一緒に煮た里芋と卵も美味しい。一緒に作った塩豚もいい塩加減で美味かった。自分の鶏肉の料理も心配したほどひどくなかった。肉にも野菜にもちゃんと火が通っているし、待っていて少し冷めていたけれど、十分美味しく食べられた。H多さんがエンサヤさんのリクエストを受けて作ったしっとりクッキーも美味しかった。

クッキー、肉、肉、肉

えすきくんが編集して来てくれた「秘密映像DVD」を楽しんだ後、いよいよえすきくんのビーフストロガノフを食べることになった。バターライスにかけて食べると、えすきくんが心配するほど変じゃない。酸味があるというほどでもなくて、普通に美味しかった。ビーフストロガノフを食べるのはこれが初めてだけど、これなら自分で作ってみてもいいかも。

ビーフストロガノフ
白いビーフストロガノフ。

とはいえ、さすがに肉ばっかりでお腹いっぱいになった。酒を飲みながら盛り上がっている時、悠らりさんが遅れてやって来た。そして、取り出したのは得意のロールケーキ。悠らりさんが笑いながらケーキの包みを開くと、中から現れたのはきれいな三角の抹茶ケーキ。ロールケーキというよりは、おむすびケーキだった。でも、切ったらそれなりにきれい。問題はケーキだった。ちょっと硬くてパサパサしている。がんばって作った悠らりさんを気遣って黙っていたら、エンサヤさんがあっさり「硬いね」と言ったので、笑ってしまった。でも、和三盆を使っているので、クリームは上品な甘さ。

抹茶おむすびケーキ
硬くて三角の抹茶ロールケーキ。

悠らりさんは先に帰ったけれど、何だかんだでそのまま酒を飲みながらエンドレスに話していた。途中、危険な話題になってしまったけど、無事に切り抜ける。最後には、エンサヤさんの仕事を手伝って図工の時間。両面テープを切って張って、写真を貼付けて。以前もこんなことがあったらしい。

結局、4時くらいまで飲んでいて、みんなで一緒に帰った。途中で、腕時計を忘れたことに気付くけど、面倒なので今度取りに行くことにした。

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