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五稜郭タワー

祭の翌日、従妹たちが函館へ移動する日だったので、送ることも兼ねて、朝、急遽みんなで函館へ出かけることになった。10時に出かけるはずが、いろいろあって結局12時に出発することになってしまった。仕方がないので、それまでは読書で過ごす。

この日も天気が良くて、朝は日の当たらない西側の部屋で、海からそよいで来る涼しい風に吹かれながら、ゆったりと本を読んでいた。前日は慌ただしい一日だったので、こうやって海の側でのんびりしているのもいい。

出発の時間になったので、弁当を持って車に乗り、総勢15人が3台の車を連ねて一路函館目指す。江差経由だったので、また同じ道のり。江差からは山道を走り、函館には2時間以上かかって、五稜郭公園に到着したのは15時だった。

デジカメに電池が入っていないとかで、カメラマンをやることになってしまったので、五稜郭タワーにまた登ることになった。登ったところで、今は桜も咲いていないので、眺めもイマイチ。これが夜なら、少しは夜景できれいなのかな。

夕食の予約時間まで1階で休んでいたときに、山川牧場のミルクシェイクを食べた。これが思いのほか美味かった。

子どもたちが騒いでいたので何かと思ったら、ピンクのモーモータクシーがいるらしかった。1台しかないとかで、せっかくなので撮っておいた。

ピンク モーモータクシー
五稜郭タワーの前で。

函館の街を車でウロウロして、ようやく目的の店へたどり着いた。虎龍(フーロン)という中華料理の店で、親戚がいるらしい。食べ物は量が多くて大変だったけど、石焼おこげが美味しかった。

食べ終わったら、ここで従妹たちとはお別れ。ガソリンを入れてから、来た道を江良まで帰る。函館から江良までは、結構車が多かった。でも、江差からは車がすっかり少なくなった。江差から函館まで通勤している人が多いのだろうか。

江差からまだ1時間もあると思うとぞっとしたけど、また黙々と夜の海岸線を走って帰った。伯父より先に家に着いてみると、鍵がかかっていない。おかげで中に入れたけど、田舎は鍵をかけないものだということを実際に体験してみて、感慨深かった。

しばらくして伯父たちが帰って来て、車の中で寝てしまった従姉の子どもを抱えて2階の布団まで連れて行った。この日は飲まないつもりだったけど、結局またビールを飲むことになった。つまみもイカ。でも、1杯だけ飲んで寝た。

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