あわび山荘
昼食の後は、温泉に入ろうとあわび山荘へ向った。ここへは子どもの頃に何度も来た覚えがある。でも、10年以上は来ていないので、久しぶりに行ってみたくなった。
北桧山からしばらく走って大成まで行くと、左手に看板が見えてくる。左折してから少し進むと温泉の建物が現れる。でも、残念ながら記憶にない。
道南へ来ると入浴料にいつも驚く。何たって安い。札幌近郊では平気で7、800円とるところもざら、1,000円とるところもあるというのに、ここは360円。これもやっぱり所得の地域格差の現れだろうか。
入口から近い方の温泉の方になんとなく最初に入ったら、露天風呂がなかった。仕方ないので一度服を来てから、大浴場の方へ行くと、こっちにはサウナも露天風呂も付いていた。とはいえ、お湯が熱くて、そんなにのんびり入ってもらいられなかった。露天風呂にはアブも多くてうるさかったし。
温泉から江良までは2時間で着けばいいかなぁという距離。ひたすら海岸線を走り続ける。江差を通り過ぎてからも結構長い。それでもなんとか18時前には到着して、先に着いていた親戚一同に迎えられた。
子どもから年寄りまで20人も集まると騒々しい。今回は赤ん坊がいないからまだいいものの、マシンガントークのおばちゃんが2人もいるので疲れた。それに、いつも思うのだけど、浜言葉はさっぱり聞き取れない。話す早さも半端じゃない。正直、英語で話されているのと同じか、それ以上に理解できなかった。それでも何となく雰囲気とかでコミュニケーションを取るのは英語と一緒で面白いと思う。ちなみに、とうもろこしのことは「きみ」と呼ぶ。とうもろこし→とうきび→とうきみ→きみ。普通名詞なので分かりやすい方。
宴はもちろん海産物を食べまくり。うに、あわび、いか。根室から届いた花咲がにも。いつもながら食べきれない。でも、驚いたことに、基本的には残った食べ物は翌日には回さずに捨ててしまうのだそうだ。鮮度が落ちるからということ。浜の食卓恐るべし。寝不足で辛かったので、酒はそこそこで日付が変わる前に寝た。でも、天気がよかったので部屋が暑い。せっかく温泉に入ったというのに、布団に横になっていても汗がにじんで来る。でも、お盆を過ぎればこの暑さもあっという間に去ってしまうんだろう。
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