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北海道の僻地から帰還

僻地といっても、道路はちゃんとつながっているし、携帯電話の電波も来てるけど、地デジの電波は来てないのは言うまでもなく、何より、ネット環境がISDNのダイアルアップというのが辛かった。4日間だけだったのに不安だった。明らかに依存症だ。ヤバい。

写真がいっぱいのブログは、読み込みだけで時間がえらいかかってしまった(写真はきれいだったし、文句言ってる訳じゃないよ!)。通話料金のことを考えると、接続時間を少しでも短く済ませたい。こんなことを考えたのは、大学で初めてインターネットを利用するようになった後に、自宅でダイアルアップで接続し始めた頃以来だ。あれから10年経って、札幌では「ブロードバンド」が当たり前になったというものの、地方へ行けば10年前とほとんど変わらない。

インターネットが地域格差を無くすなんてのは嘘っぱちで、「デジタルデバイド」という新たな情報格差を広げただけだった。一部にインターネットを利用した産直とかで成功している人もいるだろうけれど、みんなが使えるはずがない。それでも結局は自己責任。使えないのが悪い。勉強しないのが悪い。頭が悪いから悪い。新自由主義の蔓延で貧富の格差、不平等が広がったのと構造的に同じだと思った。

アナログ放送ですら、共同アンテナを利用しなければ受信できない家には、巨大な画面の50インチほどの薄型テレビが置いてあった。おそらくエコポイントだなんだと口車に乗せられたのだろう。もちろん、そのテレビには、地上アナログ放送は映らない。

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コメント

無ければ無いでなんとかなります。
実際なんとかなりました。

投稿: やっち | 2009年8月12日 (水) 17時55分

>やっちくん

おつかれ!

オレも南米まで行ってたらそうかも。
中途半端がよくない。
あと、連絡を待っている状態もよくなかった。
行く時はすべてを断って
片道切符で出かけようかな。

投稿: H本 | 2009年8月12日 (水) 21時57分

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