森山大道写真展「北海道 - 序章」
PARCOで開催中の森山大道写真展「北海道 - 序章」を観に行って来た。
宮の森美術館まで行くのはちょっと遠いなぁと思っていたら、PARCOでも開催しているらしいので、ちょっと観に行ってみた。実は、各会場で展示内容が違うらしく、スタンプラリーもやっているそうだ。PARCO展では、とくに都市の雑踏やそこに蠢く人々がテーマになっている
らしい。
札幌の雑踏といっても、自分が生まれる前の札幌には、懐かしさを感じることもなかった。写真はすべてモノクロで、写っている人たちの姿も時代の大きなギャップを感じる。まるで、外国のようにさえ感じた。
ところで、美術展とかへ行ってもそうなのだけど、芸術的素養や知識がないので、スナップのどこがどういいのかがよく分からない。風景写真は自分できれいだと思う写真がいい写真なんだと思えばいいけど、スナップだとそもそもよく分からない。勉強が必要かな。
むしろ、目を引いたのは、写っていた「従業員募集 日給5,000円」という看板。時給にすると600円ちょっと。当時に比べて物価はかなり上がっているはずなのに、時給はほとんど上がっていない。恐るべし、小泉・竹中構造改革。
![]() | ![]() | 森山大道 NORTHERN
著者:森山 大道 |
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コメント
わたくしもスナップの街「東京」にいながらいまだによくわかりません。
写っているちょっとしたローカルな何かが共感を呼ぶんですかね。
「あっ、これ見たことある!!」みたいな・・。
で、写真家はそこから2,3歩外れてありそうでない、独特な視点の写真を撮って、かつプリントに独特な味を加えてハイ出来上がり~。みたいな・・・。
投稿: やっち | 2009年9月29日 (火) 23時12分
>やっちくん
やっちくんでもそう思ってるなら仕方ないなぁ。
独特な視点……
とりあえず、スナップ撮るときは
頭で考えずに撮ってみようと思ったよ。
投稿: H本 | 2009年9月30日 (水) 08時08分