09/9/26 富良野岳
去年見た凌雲閣からの紅葉がきれいだったので、あれを山から見下ろしたらさらにきれいなはずだと思い、富良野岳へ登って来た。
エンサヤさんの友達のまゆっちさんが今回登山デビューするらしいので、行き先はいろいろ考えた。でも、宿の場所とか紅葉の進み具合とかの都合で、結局、予定通り富良野岳へ登ることに決まる。それでも、疲れ具合で肩の分岐で引き返すことも考えていた。
急遽、参加することになったKキさんを5時前に拾ってから、エンサヤ邸でみんな合流。H多さんと3人が同じ車で、エンサヤカーにまゆっちさんと2人が乗って、車2台で下道を通って十勝岳温泉を目指す。
エンサヤカーに遠慮して、少しだけゆっくり目に走り、三笠からの山道では、鶏を山積みしたトラックの後をのんびり走り、十勝岳温泉には8時すぎに到着した。意外にも駐車場は空いていて、この時期はそれほど登山客が多くないようだ。
8:30に登山口を出発するときには、完全に雲の中。紅葉なんて全然見えなかった。
ところが、安政火口へ向けて歩いているとき、青空が少し広がった。陽射しを受けた紅葉が燃え上がる。青空はこれが最後かもしれないので、慌ててシャッターを切った。
トラバースしているときに下界の方を振り返ると、時おり雲間から日が差していた。
出発から2時間ほど登って休憩していると、奇跡が起こった。あまり期待していなかったけれど、予報通りに晴れて来る気配がした。青空が広がって、凌雲閣から続く紅葉が見えて来た。
登山デビューのまゆっちさんはさすがに疲れているようなので、ゆっくり目に休憩をとった。けれども、風が強いのでじっとしていると結構寒い。みんな青空を見てテンションが上がったので、肩の分岐では折り返さず、そのまま富良野岳のピークを目指して登って行った。
稜線の向こうが見えるようになると、目の前に原始ヶ原のきれいな景色が広がった。黄葉のパッチワークがきれいだ。
11:30くらいに無事登頂したけど、予想通り今回もピークは雲の中。展望ゼロ。風も強く吹き付けて寒い。しばらく行動食をとりながら晴れるのを待っていたけど、さっぱり晴れる気配がないのであきらめて下山を始めた。
分岐まで戻ると、登りのときより天気が悪くなってしまっていた。もう、下界も見えない。がっかりして黙々と歩いていると、ようやく雲の下に出た。すると、下界は晴れ。どうやら曇っているのは山の上だけ。
しばらく歩き続けていたので、開けていたところで休憩をとった。すると、だんだんと晴れて来て、温かくなる。エンサヤさんが超天然というまゆっちさんは、弱音を吐かない分、逆にがんばりすぎて疲れていても分からない。「お腹減ったー」とエンサヤさんくらいに分かりやすい方が、休憩のタイミングがつかみやすい。
休憩していると、ホシガラスが飛んで来た。カメラを意識しているのか、しばらく辺りをウロウロしていた。
上ホロカメットク山や上富良野岳の山頂には、登山客の姿も確認できた。
再び歩き出す。
15時に無事登山口へ帰って来た。すると、凌雲閣のところには次から次へと観光客が訪れているのが見える。ここは「かみふらの八景」になっているようだ。確かにきれいだけど、曇り空で山が見えないのが残念だ。
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コメント
まゆっちが画像を見て、隣で
「きれ~!!」
「写真で見るときれいだね!」
とか言っているよ。
完全に生で見てもきれいだったんだけど・・・。
登っている時は見る余裕がなかったんだね。(笑)
いろいろお世話になりました~!
投稿: エンサヤ | 2009年9月29日 (火) 22時49分
追伸
まゆっちが、
「この壁紙・・・」
「こういう系!?」
って言っています。
投稿: エンサヤ | 2009年9月29日 (火) 22時52分
>エンサヤさん
画像はそれなりにいじってるから
ものによっては実際よりきれいかも。
登山デビューにはハードすぎたみたいで反省してます。
なんとか引退宣言を撤回できたらいいけど。
壁紙ってココロちゃんのこと?
実際のところ
残念ながらそっち系のネタないんだよね。
どうせしばらくしたらスキーネタ一色になるし。
ブログも見かけによらない?
投稿: H本 | 2009年9月29日 (火) 23時01分
ココロちゃんです!
そっち系ってどっち系!?
ブログは見かけによります!
投稿: エンサヤ | 2009年9月29日 (火) 23時27分
>エンサヤさん
ココロちゃんもそこまで嫌われるとは……
狙い通り!
投稿: H本 | 2009年9月30日 (水) 08時28分