お食事会
先週の金曜日、えすき邸にてお食事会が開催された。謝肉祭のときと同じく、今度は有志がおかず持ち寄りで飲む予定だったけれど、今回はエースのH多さんがいないので大変だ。果たして、晩ご飯のおかずはちゃんとそろうだろうか……
レバーの料理は、エンサヤさんのヘモグロビンを増やして北海道から追い出してばんけいパウダーを先に食べられないようにするために前から作りたいと思っていた。そして、このレバー料理は、小さい頃、よくグランマが作ってくれた得意料理だ。でも、もちろん自分で作ったことはないので、作り方を教えてもらう。ところが、認知症一歩手前のグランマに料理を教わるのは一苦労だ。聞くたびに変わるレシピには手を焼いた。本人も調味料の割合は忘れてしまっているらしいのだけど忘れたとは言いたくなくてとぼけるから余計分かりづらく、自分の舌で確認する他なかった。そんなわけで、結局最後はグランマが自分で作って見せてくれたのだけど、熱い油を床にこぼすので焦った。幸い、油を全部こぼして大火傷するのを止められてよかった。
レバーの他のもう一品は、悠らりさんとかぶってしまったけれど、おかずではなく、デザートとして黒糖シフォンケーキを作ることにした。黒糖米粉ロールケーキで黒糖の甘さが気に入ったので、普通のシフォンケーキのレシピのグラニュー糖を黒糖に換えて作ってみた。でも、黒糖はグラニュー糖と比べて甘さが弱いみたいで、同じ重さを計って使っても黒糖らしいコクのある甘さが出せなかった。今度はもう少し量を多くしよう。
レバーの料理は自宅で下ごしらえをして、えすき邸でコンロとかを借りて揚げることにしていた。どっちにしても、自宅の晩ご飯のおかずは作らなきゃいけないので、ついでに余った分の麻婆豆腐をえすき邸へ一緒に持って行くことにした。買ってからしばらく経っていた木綿豆腐(賞味期限内)で麻婆豆腐を作り、家の分の半分を残して容器に入れた。あとは、酒のつまみに江良でもらったさきイカと時子も持つ。
開会の10分前にえすき邸へ着くと、えすきくんは何やら煮物と、ナスの味噌炒めの準備をしていた。これはなかなか豪勢な食事会になりそうな予感だ。メンバーがなかなか揃わないので、先にビールを飲んで待つ。しばらくしてやって来た悠らりさんは、得意の抹茶シフォンケーキを作って来てくれた。悠らりさんに頼まれて作って来たホイップは、かき混ぜすぎて硬くなって失敗したけれど我慢してもらおう。最後にやって来たエンサヤさんは、サンマの刺身とかを買って来てくれた。
全員そろったので、下ごしらえしていたレバーを揚げる。油の温度が上がりすぎてて、油がバチバチ跳ねて恐かった。フライパンで味付けしたけど、油の量がすごい。レバー自体は身体によくても、油はよくないかも。初めて作ったので心配だったけど、案外好評だった。えすきくんが作ったナスの味噌炒めも美味しかった。今度作ってみよう。煮物は大根になかなか火が通らなかったけれど、できあがって食べると丁度いい柔らかさで美味しかった。自分が持って来た料理は油が多いので、えすきくんの料理でようやく栄養のバランスがとれたような気がする。えすきくんはみんなから妻候補に指名された。
大根と豚肉の煮物は、大根がいい感じに味がしみていて美味しかった。
チャイムが鳴ってOさんが登場。みんなに何も言わずに勝手にOさんを招いたので、一瞬みんな混乱したけれど、とりあえず、ケーキでお茶を濁す。黒糖シフォンはそこそこ好評。悠らりさんの抹茶シフォンも美味しかった。普段抹茶味は食べないので、苦みが新鮮。硬いホイップもシフォンと一緒に食べると案外なんともなかった。果たして、次回、本当にシフォン勝負が実現するのだろうか。
Oさんもいたので、自己紹介も含めていろいろな話題になったけど、やっぱり必ずスキーのネタになる。沖縄で楽しんで来たエンサヤさんが、「やっぱり冬山がいい」と言うので理由を訊くと、「海にはスリルがない」そうな。アグレッシブな発言に一瞬固まってしまった。とても、先シーズンぶちぎれたばかりの人の発言とは思えなかった。大転倒で死ぬ思いをしてビビりまくりの自分とは、どうやら頭の構造がちがうようだ。
えすき邸ではなぜかいつも飲み会で筋トレをすることになる。みんな枝豆焼酎を飲みながら、この日も筋トレ。エンサヤさんは筋力不足を嘆いていたけれど、Oさんがいると普通に感じた。やっぱり悠らりさんがすごいのかな。えすきくんにピアノを習わせようとしているうちに、気が付いたら終電の時間になっていた。結局、えすき非難小屋に泊まることになってしまった。毎度毎度申し訳ない。そう思っていたら、なんとえすきくんのベッドで寝ていたエンサヤさんもそのまま泊まることに。えすきくんも大変だ。
リッジレストとタオルケットを用意してもらって、1時すぎには寝ただろうか。翌朝、6時にこっそりえすき邸を出て、地下鉄に乗って帰った。
ちなみに、今後のためにレバーの料理の作り方をメモしておくと
「レバーの唐揚げの甘辛和え?」
材料:
牛レバー 200 g
牛乳 200 ml
片栗粉 適量
A
しょうゆ 大さじ2
みりん 大さじ2
砂糖 大さじ2
- レバーをボールに入れ、そこへひたひたになるくらいに牛乳を入れ、30分以上おく。
- レバーをザルに取り出し、牛乳の水分を切る。
- レバーに片栗粉をつける。
- レバーを油で揚げて、器に移す。
- 全部のレバーを揚げ終わったら、油を移して鍋を空にする。そこへ揚げ終わったレバーを戻して、Aをかけて中火?で炒める。(油を移せないなら、別に用意したフライパンで炒める。)
きっと、こんな感じ。
【09/9/8 訂正】
腹筋していたのはエンサヤさんだと抗議があったので訂正。悠らりさんはとても淑やかな女の子です。たまたま、エンサヤさんより力持ちだっただけです。
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