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イマイカツミ水彩画展 大地のうた富良野

たまたま紀伊国屋へ買い物に行ったら「イマイカツミ水彩画展 大地のうた富良野」という美術展をやってたので、せっかくだから観て来た。芸術の秋だ。

先週、富良野へ行って来たばかりで、自分の目で見た景色、写真に収めた景色が水彩の柔らかいタッチで表現されていて、とても新鮮だった。水彩画独特の柔らかさが何ともいえずいい。写真を撮るときにはついついキレやコントラストを意識してしまっていたけれど、こういう表現を意識して撮るのも面白そうだ。

「我々は、この大地のように美しくいられるだろうか」という問いかけで始まる展示は、富良野の街や畑や丘の普通で自然な風景なのだけれど、絵の魅力もさることながら、富良野自体の魅力が心を引きつける。展示は、「富良野のどこがそんなにいいのだろう?」という問いかけで終わる。

イマイカツミさんは、農作業ヘルパーとして働きながら、絵を描いているそうだ。彼が描く農村の風景を眺めていると、ふとミレーを思い浮かべた。農村の風景にきっと何かを感じるからこそ、たくさんの観光客が富良野を目指して訪れるにちがいない。

Book大地のうた富良野 (イマイカツミ探訪画集 2)

著者:イマイ カツミ
販売元:寿郎社
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Postcardが8枚付いている。

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