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すし万

はじめはウナギを食べに行くつもりが、積丹から帰るともう20:30を過ぎていて店を閉めていたので、急遽、すし万へ行くことになった。

ここへ来たのは1年ぶり。サミットのときに伯父や公害地球懇、全労連の人たちに着いて行って以来だ。そのときには地球温暖化防止を訴えるDVD作りと普及の議論があったけれど、今や高速道路のETC割引はどこまで乗っても1,000円となり、二酸化炭素排出量を減らそうという政府の方針は口だけなのがはっきりしている。まして、民主党の公約の通りに無料化が進んだとしたら、高速道路利用による排出量激増は火を見るより明らかだ。サミットが何の成果も残さなかったことが、今の日本の環境行政を象徴しているように感じる。

話がそれたけど、すし万の暖簾をくぐると、カウンター席がいくつか空いていたので正面に座った。じゃんけんに勝ってビールを飲む権利を獲得したので、早速生を頼む。大将は本州からの旅行客だと思っていたようで、北海道の食材をいろいろと出してくれた。あわび、うに、かきなどなど、実は地元であわびやうには江良で死ぬほど食べたばかりだけど、美味いものは美味い。後半はにぎってもらう。いろいろ美味しかったけれど、ときしらずのにぎりが美味かった。やっぱりしゃけとは別物だ。

ケースの中が気になって聞いてみると、ときしらずの卵、いわゆる、ときこだった。この塩漬けで巻物を作ってくれたのがとても美味しかった。これを食べた後で正直に地元だと白状して、また来る約束をしたついでにお土産をもらって帰った。

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