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10/1/30 ルスツリゾート

ルスツで前回滑り損ねたパウダーを滑るべく、Pontoon持って行って来た。

応援に行けなかったせいでえすきくんは敢えなく道予選を通過することができず、幸か不幸か、一緒にパウダーを滑れることになった。現地からの情報ではあまり新雪が積もってないから、カービング天国になるだろうという予報が出ていた。けれども、ファットを履かずに後悔するよりは、ファットを履いて後悔した方がいい。というわけで、他のみんなが基礎板にしたのには一切構わず、一人Pontoonでパウダーを狙うことにした。

7時くらいにH多さんに迎えに来てもらい、出発した直後にえすきくんからの速報が届く。新雪が10 cm積もったらしい。車内にガッカリな空気が広がる。セイコーマートのHot Chefでおにぎりを2個買って食い、スキー場を目指して車に乗っていると、藤野の辺りから雪が降り始めた。雪の勢いは、定山渓を通り過ぎる頃にはさらに強くなり、地吹雪と降雪で前の車が時々隠れるほどになった。ますますガッカリな空気。中山峠を過ぎて、喜茂別に差し掛かる頃には雪は小振りになったけれど、意外と雪はいいかもしれない。

East Mt.に着くとすぐにえすきくんのShiftを発見。合流してからゴンドラに乗り、いきなりスーパーイーストのウエストへ。かなり荒れているけれど、パウダーが残っているところでターンをすれば、それなりに楽しめる。新雪の下はかなり雪が締まっていて硬いけれど、まあ、仕方ない。

Mt. Isoraへ移動してからも、ひたすらパウダーを滑る。風向きのせいか、斜面を選ぶといい雪が積もっていて、ノートラックも探せばまだ残っていた。気持ちいいので、何本も繰り返し滑った。でも、この日は外人のツアーが入っているのか、20人くらいの団体ですごい勢いで食われてた。ボーダーもやけに多いし。

基礎スキー班が整地を滑ってからレストランに行くときに別れて、えすきくんと探検に行った。けれども、目を付けていたところは行きやすい場所なので、すでにギタギタ。仕方ないので別の場所へ行ってみる。こっちは期待通りのノートラック。まずまずの急斜面で気持ちよく滑ろうと思ったら、ギャップに足を取られて右のビンディングが開放。勢い余って前方にダイブして、そのまま転がって背中から立木にぶつかった。勢いがそれほどでもなかったので怪我はなかったけれど、さすがにヒヤッとした。

気を取り直してカメラを構えて、えすきくんの自棄スキーを撮影した。ちょっと斜度が緩くてまったりな滑りになってしまったけど。そこからさらに滑り降りてトラバースするけれど、なかなかゴンドラが近づいて来ない。GPSを見ると、どうやら逆に離れて行っているようだった。慌てて方向を変えてトラバースを続け、30分近く歩いてようやく復帰した。中国人の二の舞にならなくて済んでよかった。

行方不明の外国人スキー客無事 留寿都 (01/26 18:31、01/27 07:06 更新)
 【留寿都】後志管内留寿都村のルスツリゾートスキー場で25日に行方不明になっていた中国国籍で香港在住のリン・パク・タットさん(32)は26日午後1時55分ごろ、同スキー場南側の川近くで、捜索隊によって無事発見された。倶知安署によると、リンさんはコースから外れて迷ったため、山を下り、雪を掘ってビバークしていたという。

競争率が高くてゆっくり撮影したのはこれだけ。

さすがに疲れてお腹が減ったので、レストランでビーフカレーを食べた。朝食をいつもより食べたので、二人とも腹が減ってちょうどよかった。レストランにも外人が多く、ルスツもニセコのようになって来たように感じた。

パウダーはもう満足だったけど、コースのレイアウトを知るために、イゾラの奥まで滑りに行った。時間も時間なので荒れていたけれど、上手く滑ればそこそこ楽しめた。15時にEast Mt.で待ち合わせだったので、時間に間に合うように急いで移動した。10分前に到着したけど、なぜかエンサヤさんが迷子になっていた。まあ、中で休んでいるときに無事に帰って来たのでよかったのだけど。

今日、Pontoonで滑ってみていくつか発見があった。この板は小回りよりもスピードを出して大回りした方が楽しい。ズラすのは大変だけど、カービング(っぽいの)をすることはできる。整地は全然だめでもないようだ。

それにしても、ルスツの状況。ニセコほど雪崩地形がないのかもしれないけれど、事故がないのが不思議なほどだ。実はあったりして。

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